昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (百十一)

2010-12-05 18:53:56 | 小説
壁に掛かってる鏡に映ってるの、
千佳が。
必死の思いで見たのね。
そうしたら、
お兄ちゃんのエッチビデオみたいなことをしてるの、
先輩。

千佳のね、
もうね、体がさ、
勝手にビクつくのよ。
どう言ったらいいかな、
乳首の先からね、
電気が体中に走るって感じかな?

ビクッ!って、
体が動くの。
軽く噛まれたりもしたんだけど、
その時なんか最悪!
体がボン!って
浮いちゃってさ、
危うくソファから
落っこちそうになっちゃった。

千佳の首を
先輩が支えてくれたから、
落っこちずに済んだけどね。

あぁ、
それにしてもお腹が空いた。
もう十時だよ。
何やってんだろう、
お兄ちゃんったら!

仕方ない、
インスタントのラーメンでも
食べよっかな。


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