空から白いものが、チラリホラリと落ちてきた。
「あらっ、雪よ! もう春でしょうに」
「ホントだ、風花だね。〇〇山から下りてきたんだ」
貴子の腕が彼から離れ、その綿帽子のような雪を両手で受け止めた。
「ねえ、ステキね。すぐに溶けちゃうけど。ねえ、見て見て!」 . . . 本文を読む
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