松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

海のエジプト展

2009-09-07 09:00:24 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
会期  6月27日~9月23日

会場  パシフィコ横浜

会期も終わりに近くなったので慌てて?出向いた。
まだ夏休み?という位 子供連れ家族が目についた。

何しろ海底に4000年前後眠っていたのだから、6M近く土に埋もれているものが多く、発掘の困難さと規模と想像もできないくらいの費用を考えてしまった

人ごみの中、思うように見学できず、疲れだけが残ったようなが、人類の偉大さの一片を感じた。
かたや、列をなして物見遊山のような私達は何?って気もしてきた。






例によって、恥ずかしながらかの有名なクレオパトラって、クレオパトラ7世なのだそうだが知らなかったのは認識不足のまさに恥知らず






左~プトレマイオス12世のスフィンクス 紀元前1世紀頃

右~カエサリオン像の頭部 紀元前1世紀頃

左下~クレオパトラ7世の横顔が刻まれた貨幣。プトレマイオス朝時代(紀元前51~同30年)
   複数の貨幣をもとに浮かび上がらせたクレオパトラの横顔。



★クレオパトラファミリー
  
古代エジプト最後の支配者で絶世の美女として語り継がれる女王クレオパトラ7世。

海底からは横顔が刻まれた貨幣のほか、彼女の父と息子の石像も見つかり、親子3代が揃った。

父のプトレマイオス12世は、鼻筋が通った端正な顔立ちのスフィンクス姿。

一方、ローマの将軍カエサルを父に持つカエサリオンの彫像は、鼻がつぶれた頭部だけが発見され、首周辺の人工的な破壊跡が数奇な運命を物語る。

石像に共通するのは大きな二重まぶたの目。
横顔だけではわからないクレオパトラの瞳への想像力がかき立てられる。★

                     (朝日新聞別刷り特集より)

コメント (9)
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