こうして連続投稿できるのもGWのおかげ。笑
撮影の日付順に投稿すればよいのですが、写真整理の都合もあり、行ったり来たりです。
遠野座夜神楽の二晩目5月4日は、小友町の外山神楽さんでした。
立ち見も出て大賑わい。
一番目の演目は三番叟、前日の八幡神楽さんも最初が三番叟でした。
二晩続けてお出でになった方もいらしたと思いますが、前夜の遠野山伏系神楽と
この晩の大迫早池峰系神楽では、同じ三番叟でもだいぶ違うと感じたのでは?
三番叟の彼、これまで二人での三番叟を経験し、ひとり立ちです。
前半は、なかなか正面を見てくれないので撮るのに苦労しました。笑
二番目は八幡舞
阿吽の呼吸で合わせる二人です。
遠野座夜神楽公演は、権現舞を除いて2演目の場合が多いですが、この晩は・・・。
遠野市民には、神楽をこうして1時間近く見たことが無い人が相当数いると思いますが、
全国各地に様々な名称で分布する芸能で、おそらく一番普及している芸能かもしれません。
食わず嫌いということもあるので、市民の皆さん、遠野の神楽もぜひ、ご覧ください!笑
流石はこの二人、要所要所でビシッと決めて終わりです。
さて、この晩はもう一演目
注連切(しめきり)の舞
荒舞です。
日中、大迫では岳神楽さんの公演があり、その会場から遠野に移動してきたお客さん達もいて、
声援が飛んでいました!
外山神楽さんはその岳神楽の系統ということもあり、同系統の皆さんの声援が
舞手の気力を押し上げます。
この晩の囃子方に他の神楽に出ている若者が参加していました。
系統を超え、参加することは今後の芸能には必要なことかもしれません。
45分程度の夜神楽公演では珍しく20分も舞う荒舞が観られ、私も満足でした!
最後に権現舞です。
新型コロナが終息するまで権現舞をやらなかったりしていましたが、
岩手の神楽が?ただの芸能でないのは、権現舞があってこそだと思います。
神仏が権現様に姿を変え、神社で祈祷して頂くのと同じご利益があるよう、ここで祈祷します。
この日も多くのお客さんの頭をカミカミしていました。
遠野座夜神楽では、時間の制約上、権現舞が無い場合もあることを、お忘れなく。
厄を噛んでもらったのではありません!
昨今極めて薄くなった頭髪に喝を入れてもらったのす(笑)
流石に一番そばで見ていただけのことはありますね!
私も喝を入れてもらわないと帽子が手放せなくなってきました。(;^_^A
聞くところによると、夜の遠野で喝ではなく、丼物のかつも食されたようで・・・・カラオケだけだったら、炭酸水でお付き合いできたかな?笑