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<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

ぽにょ

2009年09月08日 |  映画
久々に映画DVDを観ました。
その名もぽにょ。

崖の上のポニョって題名は、主人公の男の子、宗介が住むお家が崖の上に建ってるからなんですね。

宮崎アニメはほんとに色が綺麗ですね。
毎回思うけど、美しさに目を奪われます。

でも、もともとアニメ映画にはあまり興味がないんです。
といって、ほとんど全部観てるのは何故かなあ。

今までで一番良かったなと思ったのは「千と千尋の神隠し」

欲望が醜いものに姿を変える、この「妖怪」の見てくれがとってもよかった。
あのくらい気持ち悪かったり、おどろおどろしかったらいいですよね。

でも、今回のこのポニョは・・。
誰も悪い人が出てこないんですよ。

そういうパラダイス的なのはいらないと思います。
子供向けアニメには。
子供には善悪、そして恐れなければいけないもの、
そして、偶然が呼ぶ災難、
反対に偶然は必然と言う奇跡、
こういうものが必要なんだと思うのです。

得体が知れないけれど、なんだか恐い。
これがないとだめなんです。

何がだめなんだかよく説明ができないんですが。

グリム童話しかり、日本の昔話しかり、神話しかり、
ハリーポッターだって、ロードオブザリングだって、
こわーい、得体のしれないものが出てくるでしょう。

ああいうものに対する怖れは必要なんですよ。
そして自然に対する畏れ。

そして宗介はあまりにもいい子すぎて、
現実離れしていて、天使ちゃうねんから、って言ってしまいそう。

そしてアテレコ!
日本の俳優ってなんであんなにアテレコが下手なんでしょーーー!
テンション低いし、声を商売にしてる人とそうでない人の違いですね。

雰囲気は出せるけど、アニメに向いてる声の人を使ってほしいなあ。
声優は、たっくさんいるのだからどうぞチャンスを与えてあげて欲しいです。


久しぶりの辛口レビューでした!


コメント (8)
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