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<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

活字中毒

2009年05月08日 |  ブログ
私は実はずっと活字中毒だった。
気がついたらありとあらゆる字を読んでいる。

字が読めるようになってこのかた、ものすごい量の本を読んだと思う。
影響を受けた小説家も数知れず。
そして漫画、小説にとどまらず、ありとあらゆる活字を読むのは無意識だった。

週刊誌もガイド本も、チラシも全部。
あたりを見回せば、字が書いてないところなんてないのだ。

会社に行けば、壁にはいろいろ貼ってあり、机の上には書類の山。
家に帰れば、本や雑誌の山、書類の山。
旅に出れば、飛行機には読み物があり、電車に乗れば中吊り広告。
デジタル広告。
車で走れば、看板、標識。

そのすべてを目で追う習慣がついてしまっていた。
年配の人と付き合うようになり、
字を読むのがおっくう、だと聞いてびっくりした。
だってそこに字があるのに読まずにいられるのか?

そして目があまり悪くない若い人でも、漫然と目を走らせていて、活字に目を留めない人もいるのだということがわかってきた。

なるほど、そうなのか。
私のほうが変なのか。

速読法というのがあるそうだが、そういうことは知らずに、私は小説はその速読法で読んできたとおもう。
まず1ページ全体を点で見ずに全部を見る。
そしてそこで飛び込んできた文字を瞬時に読解して、おおまかな理解の上で斜めに目を走らせて最初から読む。
それでたいていの文章の理解は事足りる。

好きでゆっくり読みたい小説は何度も読む。
今までそうやって字を読んできた。

ところがところが、私もよる年波には勝てず、老眼がひどくなり、
併せてPC見すぎのドライアイも重なって、
なんとも字を見るのがおっくになってきた。

それでも中毒は治らず・・毎日せっせと日記を書いてる次第。
小説などの小さな字はなかなか読むのがむつかしくなったが、私の活字中毒はまだまだ続きそうだ。

コメント (2)
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