春季大会の準々決勝。久我山は初戦です。
久我山 62 x 21 玉川学園
前半 33(5T4G) x 14(2T2G)
後半 29(5T2G) x 7(1T1G)
<都協会トーナメント表><写真>
内容は、相手がツボにはまった攻めをしてくると、勢いを断ち切れない。ゴール近くのモールを押し込まれて3本、同じパターンでトライされていました。練習しているのに、どの対処法で行くのかを決めないまま攻められていたように見えてしまいました。判断と指示が大事ですね。
2月の関東新人大会初戦敗退以来となる、久し振りの観戦でした。
全国選抜大会には出場できませんでしたが、前年全国ベスト4だったお陰で、サニックス国際大会で海外チームとの対戦ができ、チームには収穫が多かったようです。
ただ、相変わらず怪我人が多いのが歯痒いところです。サニックスでは各チームが同じ食堂で食事するそうですが、久我山の食の細さは「深刻」といっても過言でないほどのようです。
今はとにかく食べて、大きくなって、いい練習をして、強い体作りが急務です。身体接触を繰り返すラグビーでは、貧弱な選手が大きな選手と対等に戦おうとすれば負荷が高くなるし、物理的に敵わない場面も多くなります。怪我のリスクが高くなってしまうのも仕方ないです。体格に恵まれている選手も、きちんと体作りをしないといいパフォーマンスを発揮できません。
身体が強くなればタックルを振り切って突進できるかもしれません。捕まってもボールを活かすことができるかもしれません。今よりも強いタックルができるようになるかもしれません。自分の可能性が大きくなります。
ラグビー選手としてはシンプルなことなのに、高校生にはわからないことがあります。お尻が大きくなったらかっこ悪いとか、腿がこすれてズボンが擦り切れていやだとか、勘違いして一般人の価値観に固執してしまったりします。
気付いたら即実行! お茶碗からドンブリへ!
久我山の選手たちは、夏合宿までにデカくなります!