高校選び、大学選び、就活など人生の岐路での親の役割を考えてみました。
当然ですが、進路選択では年齢が上がるほど本人の意思が重みを持つようになります。
どこで何をやりたいのか? 高校選びで選択の幅を広げるのは中学で学業をきちんとやっているかどうか。親の役割は、成績が進路選択の障害にならないように学習させること。子供の人生の岐路で、親が大きくかかわるのはここらへんまでかな?
ラグビーは素晴らしいけど、勉強と社会適応がいまいちというパターンでは、人生のピークが高校か大学、せいぜい就職までのところで訪れてしまうこともある。そこまでで成長が止まってしまうような人、たくさんいます。
親は子供で夢を見ることがある。実現しない夢を子に託し、学費免除などの甘い誘惑に惑わされ、子供の本当の夢を叶えられそうにない、親に都合のいい選択をすることもある。覚悟のできていない人は、自分の決断に自信がなく、うまくいかなければ他人のせいにする(覚悟とは一度決めたらやりきる、信じきるということ)。
親の役割は、自分にとってどうなのかではなく、子供にとって最善と思える選択ができること。甘い誘いを持ってくる人が、経営を優先する者とかその手先の手配師なのか、きちんとした教育者なのかを慎重に見極めること。