「手紙 ～拝啓 15の君から～」

昨日、30年ぶりの同窓会に出席しました。
良いですね～。同級生。

みんな、すっかりおばさんとおじさんになっていました。でも、女子は美しく、男子はたくましく。なんだかとっても不思議な感じでした。最初は「誰？誰？」みたいな始まりでしたが、一人づつ（なんと50人以上が！）自己紹介。全く飽きなかった～。そうそう！そうだった！と共感して、懐かしさでいっぱいに。さらに、この30年、みんな一生懸命に生きてきたんだなあ、と思ったら感無量。

ありがとう！私を見つけてくれて。
この場に呼んでいただいたことに感謝です。

「3年1組の人には、作文が」
と当時の女子の学級委員。なんとこの場で驚きのプレゼントです。そうなのです。中学3年生、15歳の時に書いた作文を彼女は先生から託されて持っていたのです。「早く、本人に返したいんです！」と彼女。良く持っていてくれました！ありがとう。

その作文、受け取りました。
♪拝啓　この手紙　十五の僕には～　悩みのたねがあるのです～♪

読めない。
恥ずかしさと恐ろしさ。
何とも言えない、この緊張感。
ようやく先ほど、読みました。

あー。
私は30年前も、今も変わらず、こういう人間なんだと思った次第。

作文には、友だちたちへの感謝の言葉、そして、これからいろいろなことがあるだろうけれども、頑張ってやっていこうね、との言葉。一人ではなく、皆のおかげで今があることへの感謝。作文は「今私が思っていること。こんな素敵な人たちに何を返すことができるか、それだけです」と締めくくっていました。

それから30年。
恩返しをしたい人がさらに増えました。
私はこれからも、私を支え励まし勇気と生きる楽しさを教えてくださる皆さまに「何が返せるか」。恩返しするためにがんばります！！


【今日の名言】
「ほがらかに死んでいくために、私は生きようと思う。」
　ゲレルト

【写真】
30年前に私が書いた作文です。

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