埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

社長の休日?

2006-05-14 23:49:14 | ライフ&ワーク
今日は朝からホームページの制作をしようと思っていた。日曜日。関係ない!いいお天気だったから朝早く起きて洗濯もしたし、布団も干したし。9時からはテレビ朝日「題名のない音楽会」で、フジコ・ヘミングの演奏を聴いたし。もう、それで十分!さて、10時になったので仕事でも始めようかなー、と思った私に泣き顔の娘。

なに?
彼女が今日一日一緒に遊ぼうと思っていたお友達が「今日は遊べない」と言ったのだそうだ。「だから、何?」もう一日、最悪で、つまらない日になってしまうんだって。それがどう私に関係あるのだ。私は今から大好きなホームページ作りをするのだ。最高の一日じゃない!

そうして仕事を始めようとした私を恨めしそうに泣きながら見つめる娘。「ほかに遊んでくれる友達はいないの?」「いない。」「何しに学校へ行ってんだー。」・・・。分かったよー。ったくー。ちょっとイライラした私。

なんで大人の私が、子どもと遊ばなければならないのだ!
「楽しみ」が違いすぎる。やだやだ。
「わかったよー。じゃ、本屋なら一緒に行ってあげる。あと、ドライブと温泉」。絶対、遊具だらけの公園なんか行かないからね。なんで子どもと遊ばなければならないのだ。君だけの楽しみに何時間もつきあっていられるかってんだ。だいたい今どきの子どもは甘すぎる。大人を、なめてる。「はいはい、そうでちゅかー」なんて言ってられっかっての。なお新緑輝く山の中なら、行ってもよーし。

ってなわけで、今日の私は大好きな仕事を辞めて、本屋へ行った。
おもしろいじゃんー。本屋に行くと、もう、自分が欲しい本のコーナーにまっしぐら。気がつくと「ビジネス書」などというコーナーにいた。やだやだ。こんなちっちゃい自分がいやだ。視野を広く持とう!で、今日の私はファッション雑誌を買う。何年ぶりだろ。考えられない。

本屋を後にして、スーパーのフードコーナーで娘と昼食。お行儀の悪いヤンキーのお兄さんお姉さんと隣り合わせる。娘「あの人たち、群馬の人?」。何その質問・・・。後で聞いたら、「田舎にはこういう人いないと思っていた」のだという。「埼玉から来たんじゃないの?」。あのー、埼玉をバカにしないでくれる。怒るでー!

その後、健康器具のある公園へ。
石ころを埋めて作った「足つぼ」マッサージの道とか、上半身を鍛える器具などを試す。この休日の過ごし方に文句があったら、早く大人になれ!あれ、でも娘、楽しそう・・・。足つぼ、全く痛くないんだってよ。なんでよー。

温泉に入り、帰宅。

で、私がきゅうりとちくわのサラダを作り始めるとすごい勢いでやってきて「ちくわ一つちょうだい!」という。「何でよ?」と聞くと、「笛にするから」だって。おいおい、ちくわの笛を吹くおじさんの真似かいな。面白そうだったので、一本あげた。45度と20度の角度でちくわをかじり、吹き口を作る。本格的だ。何度か練習してようやく「ボー」っと鳴った。すごい!!

変な休日。
気がついたら、ちくわの笛が今日の「締め」だった。
もうすぐ12時。3時過ぎには起きて仕事しよー。
おやすみなさーい。


【写真】ちくわの笛を吹く娘。社長の休みは「ゴルフ」どころか、ちくわの笛の練習に付き合うのです。

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