『これからはじめるHTML＆スタイルシートの本』（技術評論社）の出版披露も兼ね、9月19日にさいたま市にある「新都心ビジネス交流プラザ」で開いたセミナーは、おかげさまで大成功に終わりました。驚いたのは、セミナー参加者中100%が交流会に参加されたこと。皆さん本当に、ありがとうございました。
いつもなかなかお会いできない友人が、忙しい中、都合をつけてきてくださったことに、心から感謝です。また、チラシを見てセミナーに申し込んでくださった方、ありがとうございました！この出会い、大事にしたいですー。
さて、ちょっとむかしばなしです。
私が、テクニカルライターとして本を書くことになったきっかけは、マイクロソフト社が「Word2000」を発売したこと。パソコンは「自分の仕事を助ける道具」とそれまで思ってきた私は、このバージョンアップにすごく腹が立った。新しいバージョンが出るたびに、操作を覚えなおさなければならないことに「何でー」と思っていたところに、タブ機能と配置コマンドをごまかして「クリックアンドタイプ」という機能をつけた。「好きな場所にカーソルが置けるようになった」として打ち出したこの機能は、Wordの基本操作がわからなければ修正できないという分かりにくいものだった。それまでも「ワードは使いにくい」というユーザーの声を聞き続けていた私は、利用者をバカにしているのかー！と思ったりしたのです。
で、「利用者の立場に立った、ワードを道具として使うための本が書きたい！」と、なぜか、その時使命感に燃えちゃったんですねー。当時、ライターとしてパソコン解説書を出版していた友人の可知豊氏に相談。「どうしたら、本が出せるの？」。彼はその時「ワードの本？あふれてるからねー。出版は難しいんじゃない？」と言いながらも、編集プロダクションを紹介してくれました。
それが運命の出会い。
私は、木馬社という編集プロダクションと出会ったのです。編集プロダクションの社長に電話で自分の思いを伝えると、やはり「Wordの本はねー（いっぱいあるから出しても売れない）」という返事。それでも「企画書を持ってきて」と言っていただき持参。事務所へ伺うと「たまたま今から出版社へ行くんだけど、行く？」と言われて、毎日コミュニケーションズへ同行・・・。その時のことは、忘れもしません。後に、『Wordをきっちり使う本』（毎日コミュニケーションズ）の名づけの親となる編集部長と編集プロダクションの社長、中邨は、昼間からビールを飲む飲む。私は飲んだくれて思いを語り、「じゃあどうしたら本が出せるんですかぁー」と、二人にからんじゃったんですよー。（ばかでしょ～）
「全部、書いてきたら考えてもいい」
出版社の部長は言いました。私は、「書けばいいんでしょ。ならば、書いてくる！」とその言葉を呑んじゃったんですねー。本なんて、書いたこともないのに・・・。
その後、それはそれは大変でした・・・。（汗）
本を書いたこともない（人に見せても恥ずかしくない作文など書けない）私を、叱咤激励し、私の未熟な原稿を「本」になるまでに仕上げてくださったのが、木馬社のH社長です。私が書いた作文を「これじゃわからない」と何度も修正してくださった。私はというと、「できの悪いインストラクターの文章だ」との言葉に泣き、電話で「私の文章のどこが悪いんですか！」と逆切れし・・・。ご迷惑をおかけしました！
それでも「最後までやってやる!」と喰らいついて1年、利用者の立場からWordを道具として使うための解説書『Wordをきっちり使う本』が誕生。私の夢は叶いました。しかし、自分の本を始めてみた時ショックだったです。やっとH社長の言葉が理解できたんですから。本を作るって、こういうことだったのか・・・。（ひと言では表せない、文字をつなげる責任やら、一人ひとりのプロの力が結集した輝きみたいなものやら。）もう、私はたくさんの方への感謝の気持ちがあふれて、本を抱きしめて、ただただ、泣いたなあー。
おかげさまで本は思った以上に売れ、出版から2ヵ月後には増刷。翌年には『Excelをきっちり使う本』（毎日コミュニケーションズ）の出版となりました。
むかしばなし、長くなりました。
その恩人、木馬社の社長が、忙しい中お時間を作って私のセミナーに来てくださり、交流会まで参加をしてくださいました。私が、こうして本を書くことができるのは、H社長のおかげです！実はこのたび発売となった『これからはじめるHTML＆スタイルシートの本』（技術評論社）は、久々の、H社長と私のコラボです。こうして、これまで私を育てていただけたこと、本当に嬉しい～。
一人ひとりの友人、恩人に 心から感謝です。
【今日の名言】
『苦しいときは体当たり。やり遂げた先に絆です』
とん
【写真】『Wordをきっちり使う本』
Amazon.comで、こんなむかしの本を探したところ、まだ、中古本に値段がついていることに感激！『Excelをきっちり使う本』は、1300円！嬉しいなあ～。皆さん、本当にありがとうございます！
有限会社E-スタヂオ
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BLOG版－ちょっと得するパソコン講座
いつもなかなかお会いできない友人が、忙しい中、都合をつけてきてくださったことに、心から感謝です。また、チラシを見てセミナーに申し込んでくださった方、ありがとうございました！この出会い、大事にしたいですー。
さて、ちょっとむかしばなしです。
私が、テクニカルライターとして本を書くことになったきっかけは、マイクロソフト社が「Word2000」を発売したこと。パソコンは「自分の仕事を助ける道具」とそれまで思ってきた私は、このバージョンアップにすごく腹が立った。新しいバージョンが出るたびに、操作を覚えなおさなければならないことに「何でー」と思っていたところに、タブ機能と配置コマンドをごまかして「クリックアンドタイプ」という機能をつけた。「好きな場所にカーソルが置けるようになった」として打ち出したこの機能は、Wordの基本操作がわからなければ修正できないという分かりにくいものだった。それまでも「ワードは使いにくい」というユーザーの声を聞き続けていた私は、利用者をバカにしているのかー！と思ったりしたのです。
で、「利用者の立場に立った、ワードを道具として使うための本が書きたい！」と、なぜか、その時使命感に燃えちゃったんですねー。当時、ライターとしてパソコン解説書を出版していた友人の可知豊氏に相談。「どうしたら、本が出せるの？」。彼はその時「ワードの本？あふれてるからねー。出版は難しいんじゃない？」と言いながらも、編集プロダクションを紹介してくれました。
それが運命の出会い。
私は、木馬社という編集プロダクションと出会ったのです。編集プロダクションの社長に電話で自分の思いを伝えると、やはり「Wordの本はねー（いっぱいあるから出しても売れない）」という返事。それでも「企画書を持ってきて」と言っていただき持参。事務所へ伺うと「たまたま今から出版社へ行くんだけど、行く？」と言われて、毎日コミュニケーションズへ同行・・・。その時のことは、忘れもしません。後に、『Wordをきっちり使う本』（毎日コミュニケーションズ）の名づけの親となる編集部長と編集プロダクションの社長、中邨は、昼間からビールを飲む飲む。私は飲んだくれて思いを語り、「じゃあどうしたら本が出せるんですかぁー」と、二人にからんじゃったんですよー。（ばかでしょ～）
「全部、書いてきたら考えてもいい」
出版社の部長は言いました。私は、「書けばいいんでしょ。ならば、書いてくる！」とその言葉を呑んじゃったんですねー。本なんて、書いたこともないのに・・・。
その後、それはそれは大変でした・・・。（汗）
本を書いたこともない（人に見せても恥ずかしくない作文など書けない）私を、叱咤激励し、私の未熟な原稿を「本」になるまでに仕上げてくださったのが、木馬社のH社長です。私が書いた作文を「これじゃわからない」と何度も修正してくださった。私はというと、「できの悪いインストラクターの文章だ」との言葉に泣き、電話で「私の文章のどこが悪いんですか！」と逆切れし・・・。ご迷惑をおかけしました！
それでも「最後までやってやる!」と喰らいついて1年、利用者の立場からWordを道具として使うための解説書『Wordをきっちり使う本』が誕生。私の夢は叶いました。しかし、自分の本を始めてみた時ショックだったです。やっとH社長の言葉が理解できたんですから。本を作るって、こういうことだったのか・・・。（ひと言では表せない、文字をつなげる責任やら、一人ひとりのプロの力が結集した輝きみたいなものやら。）もう、私はたくさんの方への感謝の気持ちがあふれて、本を抱きしめて、ただただ、泣いたなあー。
おかげさまで本は思った以上に売れ、出版から2ヵ月後には増刷。翌年には『Excelをきっちり使う本』（毎日コミュニケーションズ）の出版となりました。
むかしばなし、長くなりました。
その恩人、木馬社の社長が、忙しい中お時間を作って私のセミナーに来てくださり、交流会まで参加をしてくださいました。私が、こうして本を書くことができるのは、H社長のおかげです！実はこのたび発売となった『これからはじめるHTML＆スタイルシートの本』（技術評論社）は、久々の、H社長と私のコラボです。こうして、これまで私を育てていただけたこと、本当に嬉しい～。
一人ひとりの友人、恩人に 心から感謝です。
【今日の名言】
『苦しいときは体当たり。やり遂げた先に絆です』
とん
【写真】『Wordをきっちり使う本』
Amazon.comで、こんなむかしの本を探したところ、まだ、中古本に値段がついていることに感激！『Excelをきっちり使う本』は、1300円！嬉しいなあ～。皆さん、本当にありがとうございます！
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