映画「島の女」のヒロイン、ギリシャ・イドラ島の海綿獲りの「海女」というのは、恐らく原作「Boy on a Dolphin」(1955年) 作者ディヴィッド・ディヴァインによって創作された存在ではなかろうか。何しろ、海に潜って海産物を獲る「潜水漁」という漁法を男性でなく女性が行うという文化は、東アジアの日本と韓国に限られていると聞く。韓国では、現在は済州島のみに存在し「潜女(haenyo)」と呼ばれている。昔は中国沿岸部にも存在したらしいが、これらは共通の海洋民族の祖先を持つのではなかろうか。
最近では、志摩を中心とした日本各地の「海女」と済州島の「潜女」の間で交流があるらしい。例によって、韓国サイドからは「海女」の韓国起源説まで飛び出している。韓国人は日本に自国と似た文化が見つかれば、韓国起源を主張する傾向があるようだ。
ところが、日本の海女がかつて上半身裸の、ヘコ、サイジと呼ばれる褌のような腰布一丁の姿で、あるいは岩瀬禎之氏の写真のようにパンツ一丁の姿で仕事をしていた写真が多数見つかったことで、(例の「トップレス・チョゴリ」の一件で傷ついた韓国の威信回復のための逆襲なのか)日本の「海女」の風俗を蔑み、韓国の「潜女」にはそんな破廉恥な慣習はなかった。木綿製の水泳着を着ていると、両国文化の差異を強調する動きまで現れている。
こちら韓国・済州島の「潜女」
最近では、志摩を中心とした日本各地の「海女」と済州島の「潜女」の間で交流があるらしい。例によって、韓国サイドからは「海女」の韓国起源説まで飛び出している。韓国人は日本に自国と似た文化が見つかれば、韓国起源を主張する傾向があるようだ。
ところが、日本の海女がかつて上半身裸の、ヘコ、サイジと呼ばれる褌のような腰布一丁の姿で、あるいは岩瀬禎之氏の写真のようにパンツ一丁の姿で仕事をしていた写真が多数見つかったことで、(例の「トップレス・チョゴリ」の一件で傷ついた韓国の威信回復のための逆襲なのか)日本の「海女」の風俗を蔑み、韓国の「潜女」にはそんな破廉恥な慣習はなかった。木綿製の水泳着を着ていると、両国文化の差異を強調する動きまで現れている。
こちら韓国・済州島の「潜女」
済州島の海女は、力任せのジャクナイフ潜水、
衣装を着けるようになったのは、日本の巡査に五月蠅く注意されたから、韓国では、冬があまりに寒いので、北欧人のように全裸で寝るから
全裸に抵抗が無い、六十年代あたりまでは、一般人の海水浴も全裸だった、古い観光案内なんかで調べれば、すぐに解かるよ。
http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/4401991cb1528281fa4f6e961eb6e485
済州島には海女博物館がありますが、海女は抗日運動の担い手だったとかで、英雄扱いされて美化されています。
http://www.haenyeo.go.kr/
張利錫 장리석 という海女の絵を沢山描いている画家がいますが、これらを見ると日本の海女の風俗とよく似ているように思えます。
http://www.google.co.jp/images?q=%EC%9E%A5%EB%A6%AC%EC%84%9D&hl=ja&safe=off&rlz=1T4GGLL_jaJP367JP368&prmd=ivns&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1259&bih=551