Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

基隆客運巴士でいよいよ九分へ (瑞芳→九分)

2005-01-29 | 九分、台湾のポジターノ!?
Tomotubby の乗った自強號は、基隆河に沿って基隆の方向に向かって走っています。基隆河というくらいだから、台湾の北の玄関口、基隆の港に向かって流れているのかと思っていたら、水は電車の進行方向とは逆の方向に流れているのに気がつきました。?? 改めて地図を見ると、基隆河は基隆の方向には向かわず、台北市を横切って、淡水河に流れ込んでいます。逆に上流を辿ると、瑞芳に向かい、その先で南の方向に折れ曲がり、平渓や十份の先に源流があるのです。

東部幹線を走る自強號は、五堵駅、七堵駅を越え、基隆方面と瑞芳方面に分かれる八堵駅に停車しました。窓の外は雨です。降りはたいしたことはない霧雨のような雨ですが、台北に比べて肌寒く感じられます。しかし、五堵、六堵、七堵、八堵、九份、十份と基隆河の上流に向かうごとに、数が増えていく地名って面白いです。


瑞芳駅を去っていく自強號

40分ほどの鉄道の旅を終えて瑞芳駅に着くまで、結局、立ちっぱなしでした。瑞芳の街もやはり雨降り、今回の旅で初めて傘をさすことになりました。Tomotubby は折り畳みの軽量傘を持ってきたのですが、開くと骨が折れていました。なんか幸先が悪いです。駅前からは、九份か金瓜石行きの基隆客運巴士(バス)に乗ります。乗り場がよく判らず、逆方向に向かう台北行きのバスに乗ってしまいそうになって、運転手さんに乗り場を教えてもらいました。なんと道路を渡った側でした。どうやら台湾人客にも乗り場がよく判らないようで、Tomotubby は中国語で道を聞かれる始末です。

ほどなくして金瓜石行きのバスがやってきました。基隆から来たバスのようで、既に満席、立っている人も沢山います。九份までのバス代がいくらなのか判らないので少し困りましたが、運転手さんはお金を正確に払わない客のことなど気にもしていない様子でした。バスは、ショートカットを進み、その先でもところどころで停まりましたが、殆ど全ての乗客が乗り続けています。

ガイドブックには、「九份」のバス停で降りてはいけない。ここは九份の街でも一番低い場所なので、メインストリートの基山街に行くには急な階段を上がらなければならない。その先にある「舊道口」のバス停で降りるように。と書いてあったので、窓の外を注意していたら、バスはつづら折りの道を上がって行き、カーブの途中で止まりました。運転手さんがドアを開け「九份(ジュウフーン)」と告げたところ、乗客はみんな降りてしまいました。Tomotubby はここで降りてはいけない。次の舊道口まで乗らないといけない。と、空いた席に座っていたのですが、なんか変。運転手さんが何か言って、ほんの少しバスを前に動かしました。そこには「舊道口」の標識がありました。

バスの乗客の殆ど全てが、雨を厭わずにやってきた九份目当ての観光客だったというわけです。バスが通過した「九份」の停留所で降りる人など誰ひとりとしておらず、ガイドブックに勿体ぶって書かれた注意事項なんて、事前知識として知らない方がよかったわけです。ということで、20分ほどバスに揺られて九份に到着!!

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