Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

2/26日 朝方に見た夢

2006-02-26 | 夢日記
縁側のある天井の高い立派な日本家屋に住む旧家になぜか居候?している。その家には、幼い三兄弟を含んだ家族の住む棟の奥に、廊下の繋がった離れの客間があり、自分はそこで長逗留している。和服を着た同世代の家政婦さんがたくさん働いていて、自分はなぜか「修士さま」と呼ばれている。日がなぼうっとしているので、彼女たちによく思われていないような気がしている。

離れの北側には古めかしい台所があり、大きなお釜でご飯を炊いている。自分はお釜の裏側?に大量の精米が落ちていることを発見して、家政婦さんたちに喜ばれた。彼女達はその米を炊いて美味しそうに食べていた。家に住む子供のうち、洟を垂らした末っ子の男子が嗅ぎつけて客間の方をうかがっているので手招きしたが、両親に禁じられているようで応じようとしない。

Max Ernst 回顧展 (Met., NY)

2006-02-26 | RUGlad2BInAmerica?
地下鉄とタクシーを乗り継いでメトロポリタン美術館に着いたら、もう三時になっていました。今回の目的はなんといってもマックス・エルンスト回顧展。エルンストはシュールリアリストの中では一番好きな画家かもしれません。


A Moment of Calm (1939)

どうもエルンストというと、コラージュやフロッタージュなどの画法を用いて、シュールリアリズムに特徴的なデペイズマン、有名なロートレアモンの詩の一節「まるで手術台の上のミシンと蝙蝠傘の偶然の出逢いのように美しい」のような場面を描く前衛画家と思われがちですが、それはシュールリアリズム運動の中で初期の作品ばかりが取り上げられているせいだと思います。例えば、今回の回顧展のポスターに使われている下のような過激極まりない絵です。


Celebes (1921)

回顧展で生涯の作品を通して、特に大作をじっくり鑑賞すると、エルンストという画家が如何に叙情派の画家であるかが判ります。特にドイツの森、月、森に眠る鳥「ロプロプ」が描かれた後半生の絵は、詩情豊かで、どこか日本画を思わせるところがあります。


The Entire City (1935-36)

今回、晩年の「The Garden of France」を初めて見ることができました。発見だったのは、ずっとこの絵が、女性的な総体としての「フランス庭園」を題材にしているものだと思っていましたが、どうやらロワール川とアンドル川に挟まれた特定の地域が、美しい庭園を持つ「フランスの庭」だということのようです。


The Garden of France (1962)