Tomotubby’s Travel Blog

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魯園菜館

2006-02-02 | Japan 日常生活の冒険
魯園菜館」というのは、小田急線経堂駅近くにある中国人経営のリーズナブルな中華料理店です。ランチの定食料理がデザート付きで 500~600円、飲茶が一人前 1,200円等格安なのが売りのようですが、個人的にはここの「上海焼きそば」が美味しくて気に入っています。店内の雰囲気は、どこか中国的(大陸的)で、チープな飾りつけや手作りのメニューが微笑ましく感じられます。看板には「中国郷土料理」と書いてあり、店名の「魯園」という庭園はたしか雲南省昆明にあるものが有名な筈です。店内の壁には「上海料理」とも書いてあって、それでいて中国北方の料理である筈の「鉄鍋棒餃子」が名物になっていたりして、支離滅裂、何でもありというか、このへんも大陸的で大らかです。

先日、経堂駅の次の次の駅、祖師谷大蔵駅からずーっと南の方、世田谷通り沿いに別の「魯園菜館」を発見しました。ネットで調べたところ、今度は祖師谷大蔵駅から三つ向こうの狛江駅の近くにも「魯園菜館」があることが判明。狛江地区の掲示板を読む限り、メニューの内容は経堂の店と似ていて、どうやらチェーン展開しているのか暖簾分けしているようです。しかし、経堂の店で貰った名刺、店の壁やメニューにも「魯園菜館」が多店舗展開をしていることを示すものは見つからず、そんな事実を近隣住民が知るよしもありません。メニューなんて「魯園菜館」の名前すらも出ていなくて、いつも「営養のパランス」のコピーに笑ってしまいますから。きっと別のお店と距離的に近いので、店同士がライバル関係にあるのかもしれません。


営養のパランス

メニューの中には「コン」や「カレ」という謎の食材が含まれており頭をひねりますが、メニューに書かれた「エムケービル」が「エムケビル」になっているところからも、どうやら「コーン」「カレー」のようです。中国語には四声の違いはありますが、「ー」のような伸ばす発音を表わす文字が無いので、きっと日本語の表記が難しいのだと思います。

つづく)