Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

世界の蟻料理

2006-02-25 | Asia 「圓」な旅
北京で食べた薬膳料理、蟻団子「豆沙玄拘球」のことに関して、食用に用いられる蟻は、どこで捕まえるのか? と、ねこちゃんという方から質問があったので調べてみました。

まず、中国国内で食用・薬用に使用される蟻は十数種類あるらしく、一般には養殖場で育てられており、市場では蟻を乾燥したものが販売されています。飲食店では、これを用いて蟻料理を調理しているようです。大学などでは、蟻食の効用について研究され、栄養成分が分析されています。蟻には、8種類の必須アミノ酸をはじめ28種類のアミノ酸、V・B1・B2・B12などのビタミン、亜鉛・マンガン・鉄・カルシウム・マグネシウム・セレニウムなどの微量元素がバランスよく含まれているそうです。

中国以外にも、以下のように多くの国々で食用とされているようです。
タイの蟻カレー
フィリピンの蟻調味料
ミャンマーの蟻味噌

オーストラリアの蟻酸飲料

コンゴの飛蟻の食用、もてなし料理としての蟻のから揚げ

フランス特定地域の高級食材として蟻の缶詰、蟻のチョコレート
スウェーデンの蟻と麦を発酵させた蟻酒
オーストリアの蟻ジャム

メキシコの蟻ケーキ、蟻酒
南米パラグアイ・ギアナ・ブラジルなどの蟻炒め、蟻スープ

参考HP

アメリカにも日本にも虫料理にチャレンジしている人たちがいます。
昆虫料理を楽しむ」というブログも発見。


これは昔流行した虫入りキャンディ(芋虫、蟻、サソリ)

スアール・アグン、今年も来日するかな?

2006-02-25 | Asia 「圓」な旅
撥弦楽器コラの情報を教えていただいた rubicone さんより、バリ島の巨大竹ガムラン「ジェゴグ」の演奏楽団 スアール・アグン は今年も来日するのですか?との質問を頂きましたので、調べてみました。
①スアール・アグンは1991年以来毎年かかさず来日して複数場所で公演をしていることが判明。1996年以降の公演は7月または8月に行われている。ただし東京で公演が行われなかった年もある。

②スアール・アグンを率いるイ・クトゥッ・スウェントラ氏(名前からして四男のようです)は、1970年の大阪万博でインドネシア使節団として来日して以来の親日家。奥様は和子さんという日本人。

③演奏する楽器は、湿度管理の難しい竹製の鍵盤部分のみ公演前に船便でインドネシアから日本へ送り、それを支える枠の部分は大型なので日本の某所で保管されているらしい。
これらの事実から判断して、今年の夏も素晴らしい演奏を聞かせてくれるに違いありません。去年は公演に行けなかったので、今年は是非聞きに行きたいです。

        
楽団最大にして最低音を奏でる巨大楽器ジェゴグ。板の敷いてあるところに座って演奏します。この楽器が竹ガムラン音楽の代名詞となりました

スアール・アグンの楽器の編成は、サイズの異なる竹ガムラン「ティンクリック」(総称)計14台で構成されています。


内訳は、最前列に「バランガン」3台、第二列に「カンチラン」3台、第三列は中央に最小の「スイル」3台、その両隣に「チェルルッ」、そして最後列に「ジェゴグ」1台、その両隣に「プマデ」が並びます。サントリーホールで見たときには、これらが二編成並び、競うように演奏され、大迫力でした。