映画を観ていると、え?ここで泣く?っていうこと、しばしば。
客席からすすり泣きが・・・
多分、ジュードロウのファンの方々?
泣きのツボは、人それぞれですね。
わたしは彼演じる、トーマスウルフのような、
未成熟で奔放で、はちゃめちゃで才能ある若者は、あまり好きじゃないんですが、
それこそが、トーマスの魅力?
成熟した人生老練のパーキンズ(ファース様)からは、きっとウズウズしちゃうような、愛すべき才能の持ち主だったのでしょう。
そして、感じたものは、
子育ても含めて、人育てというのは、
ただただ「忍耐力」に尽きるものだと。
「作家は、作家自身の人生で書くんだ」
誰が言ったかなあ? 日本の小説家の誰かだった気がするけど、トーマスは、絶大な信頼をおいていたパーキンズと、やがて距離をおきます。大人になろうとして。作家として、物の見方は、重要ですから。それが、その作家の全てを決める訳で。
作家じゃなくても、その人の考え方ひとつが全てを決めますね。
でも、トーマスのような才能の人は、
成熟しちゃったら、書けなくなっちゃうような気もします・・・。
画像 『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』 公式サイトより
ヘミングウェイ(右)とファース様♡パーキンズ