深夜プリン

深夜のプリンは至福のお味❤︎
♪うしなあっても〜うしなあっても〜人生は死ぬまで続く。

懐かしい街並み

2017-09-26 | 美術部

古い街並み写真が好きで見ていたら、

えっ?これは絵なのだった!!

林亮太さんという、色鉛筆画家の作品が、

スーパーリアル! 写真かと思った・・・!!

https://www.facebook.com/?ref=logo

 

懐かしい感じの「その辺の街並み」が主なテーマのようです。

林氏HPより http://ryota-hayashi.com/?p=1555

FBに、製作工程の動画が・・・・

https://www.facebook.com/ryota884tokyosketch

・・・いろんな技法があるんですね! 

色鉛筆って、奥深い。 いや、林さんがスゴイ・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラーナハ展

2016-10-24 | 美術部

すっかり日が短くなりました。

週末、外に出たら、もう真っ暗。5時半なのに!!

 

上野 国立西洋美術館 ↓↓↓↓


 

娘の文化祭のあと、あっ!

 クラーナハ展やってる!(学校にポスターがあった)

で、その足でささっと、飛びこんだ。

クラーナハ(クラナッハ?)あんまり知らなかったのですが・・・

ドイツの画家で、なんか暗ーい背景に、特徴的な体型と顔立ちの裸婦や少女像を描く画家・・・・

 

阿川佐和子さん音声ガイド付きで、観て参りました。

日本初、本格的なクラーナハ展だそう。

 

ルカス クラーナハ

15世紀後半〜16世紀初めの宮廷画家で、
自身で大型工房も立ち上げ、大勢の弟子達を従えて、

版画や、宮廷以外からの肖像画など、

様々な絵画の大量受注、量産を行った事業家でもあり、

ドイツ・ルネサンスを代表する、芸術家。

 

ふんふん。イタリアルネッサンスより、ちょっと後の人ね・・・ 

 

クラーナハの筆致はとっても細かくて、

このっっ、ドレスのビーズ刺繍、 ひとっ粒ひとっ粒、手描き。

もう、現物貼っちゃえば?と思うくらいの、まるで針仕事のような細かさ・・・・ここは弟子の仕事でしょうけど・・・

この細かい描写は、発注主の希望だったのか? クラーナハが自分のクオリティを世間に見せつけるためのものだったのか?多分両方か。

クラーナハは、この細かさで、すごい短期間に作品を仕上げるのでも有名だったそう。

たしかに、一日中、絵筆を離すことができなかった、というのもうなずけます。

うーー!腱鞘炎になりそう!

 

写真のない時代です。

肖像画に盛り込まれる情報は、本人の顔の造作、権力者なら、そのステータスを現す服飾品など、

余すところなく見せつけなくっちゃあなりませんね。

そんな必要から編み出された絵画テクニックで作り出すリアルさは、写真のリアルさとは違い、

本人を超えた本物感、迫力があります。

 

ところで、クラーナハが描く女性像は、顔立ちも体型も、かなり特徴的。

男性や王様などは、本人の特徴にかなり寄せて描いてますが、女性は・・・・

そのまま特徴をとらえて描くと、本人が怒るから、とかの理由でしょうか?

ご婦人の希望を聞いてたら、納期間に合わなくなるから、

クラーナハが思う所の「美人」てところで描いてるんでしょうか?わかりませんが。

 

時代はずっとずっと後だけど、

レオナール藤田の描く女性像、クラーナハ意識してない?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kiitsu

2016-09-14 | 美術部

鈴木其一 つづき

其一の作風は、師匠の抱一よりも、女性うけするというか、工芸的で、かわいい感じがします。

絵画なんだけど、より装飾の意識が強いというか・・・デザインぽいというか・・・

WEBより・・

「朝顔」部分

朝顔屏風の左横には・・・・あーーーこの「向日葵」も展示されてました! 嬉しい。 画像はWEBより。これは、日本の美術館に保存されてるらしい。

 

まったくの素人の思いつきなんですが、

ジャポニズム好きだった、後の時代のゴッホも、これにインスパイヤーされたんじゃないだろうか?^^

ゴッホがこれを目にする機会があったかどうか? まことにいい加減な憶測なのですが・・・

ゴッホの向日葵

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴木其一 展覧会

2016-09-12 | 美術部

東京ミッドタウンに



お出かけ

ここって、昔、防衛庁がありましたよね?



目的地は、サントリー美術館できのうから開催の、



鈴木其一展

狩野派(琳派だよっ!)の酒井抱一の一番弟子、其一。

以前テレビで、この青い朝顔の屏風絵を見て、ゾクゾクし、今回肉眼で拝むことができ、満足。

繊細、細密、大胆。

其一のセンスは、現代でもビンビン伝わってきます。古さなど、微塵も感じさせません。絵を枠組む表具も、美しく、こだわりを感じます。

本来、日本の画家の作品なのに、
ずっと、メトロポリタン美術館にあって、開催が終われば、また戻されます。

海外から逆に知らされる、
日本の魅力。
浮世絵も、傑作がかなり海外に行っちゃってるらしいですね。(>_<)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵まれすぎた?絵師 尾形光琳

2015-11-19 | 美術部

今夜のNHK「歴史秘話ヒストリア」 おもしろかった!

光琳て、こういう人だったんだあ!

ボンボンだったのね。

才能豊かなうえに、周りにも愛されすぎた幸せ者。

享年がたしか、59歳だったかな?

後年、パトロンが死んだり、俵屋宗達との才能の差に悩んだり、

「自分はいままで、何もしてこなかった………」とか、落ち込んだり。

自分なんて、結局、何者でもないんだ、って解ることって、とっても大切なのかも。

 

そして、何かふっきったあとに描かれたのが、琳派最高傑作「紅白梅図屏風」!

 

中央に厳然と流れる水。

何?このカッコよさ!

水の流れは、時の流れみたいなものを現してるんでしょうか?

時は厳然と刻まれ、梅は梅の時間を生きている。

梅は、咲くことしか知らない。だから、咲きたいように、咲くのだ………!

 

ふっきれてます。この対比構造、ニクすぎ!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする