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たまたま開いた本のページに
今の自分にぴったりなメッセージを見つけることがある、って聞きますが・・・・
さっきパラパラ見ていた文庫本
土屋賢二『無理難題が多すぎる』の
P176を偶然開いて、ちょっとグサリと刺さった文がありまして。
知っている方は知っているでしょうが、このシリーズは
週刊文春の連載『ツチヤの口車』から「厳選・精選」「濾過」し(中略)「大きく加筆修正された」
“自虐”ユーモアエッセイの文庫シリーズです。
『無理難題が多すぎる』 魎の章「思い通りになる人生」P176より *************************
聖人ツチヤ師(土屋先生の一人称)が崇拝者からの質問に答えたお言葉。
〜(中略)〜
「何事も、決めてから実行するより、自然に出たものを味わいながら流れにまかせる方がよい結果が出る。自分で考えて決めるとロクな結果にはならない」
〜(中略)〜
「〜(中略)〜熟慮して選ぶ物は、おのれの浅はかな考えを強化するだけで、視野も価値観も変えないが、〜(中略)〜」
〜(中略)〜
「〜(中略)〜全能の神でないことに感謝せよ。思い通りにならないときこそ、視野を広げ、価値観を深め、プライドを捨てるときだ。〜(中略)〜
浅知恵を捨て、〜(中略)〜」
*************************
ピンクの文字が特にぐっ刺さったお言葉です。
独りよがりなわたしの、反省すべきキーワードが列挙されてるではないの・・・・
なぜ偶然・・・?怖い。
ケラケラ笑って読める自虐エッセイなのに、哲学者である土屋先生のお言葉は、やっぱり、深い。
一葉の『たけくらべ』
読了。
句点がほとんどなくて
カギカッコもない、口文がまだ一致していない時代に書かれた小説。
詳しい人のお話だと、唄を聞くようなリズミカルさが持ち味、な一葉の文。
「唄」って言っても、昔の唄ですからね・・・キツイかなあ?と思いつつ読んでみたら・・・
案外ちゃんと読めました。
すっかり現代語訳されているものも、でてるのですが、
文中に「ぶちきれた」とかでてくるのは、どうよ?と思い、
江戸と明治の情緒を味わっているとこに、いきなり「平成」言語が挟まってくるのも、
なんかしらけそうなので、ほぼほぼ「原文ママ」の松浦理英子訳で挑戦、してみた。
そもそも文学作品とか、別に興味はないんです。
でも『たけくらべ』は
そのうち、読んでみたいなあ・・・くらいには思っていたのです。
その訳。
子どものころ母方の親戚で集まると、時々聞かされていたのです。
『たけくらべ』と「美登利さん」という名。
「うちのおばあちゃんは、『たけくらべ』の美登利さんなのよ!」と。
うちの母方の家系図、公開。
苗字とか兄弟の名は伏せます。個人情報ならぬ、故人情報。
もちろん、うちの祖母は美登利さんじゃなく、
高祖母の名が、一字違いの登利さん・・・
だから美登利さんなの!・・・て訳ではなくて、
この登利さんの次の代、
私にとって曽祖父母(ていさんと福松さん)の稼業がなんと、
「置屋」だった!らしいのです。
場所は新吉原に近い浅草のどっか。
『たけくらべ』の舞台にほぼ近い界隈といってもよいでしょう・・・時代は少し後になるか?
(この地図の見切れた下に浅草浅草寺)
「お歯ぐろ溝」に囲まれた吉原遊郭の敷地が、はっきりわかる地図です。
見返り柳-11や、信如のいた竜泉寺-1、(住所も「竜泉」なのですね・・・)
一葉旧居跡-10 (でも一葉がここに住んだのは、一年ちょっと。)
もう、生々しいくらい、『たけくらべ』の町!であることがわかります。
作中、美登利家の説明に、姉は花魁、両親(義両親?)は吉原近くで芸妓たちのお世話をしている、
とか説明があって、これは多分「置屋」のことなんだろうな?と思います。
曽祖父母の稼業と、そこで生まれた私の祖母。
育った環境はまさにこれ、美登利さんなのです。
伯母たちがこじつけたくなるのも、ちょっとわかります。
売れっ子花魁の妹で、その美貌と才を買われて「遊郭入り」が決まっていた美登利さん・・・
幸か不幸か、祖母はそんな運命にはありませんでしたが。
その後の我が家のヒストリー
曽祖父が亡くなったためか、
浅草での地代に困ったかで、
宿場街だった現板橋区の仲宿に移転。
曾祖母、祖母や母の戸籍があったので、同じ稼業をしてたのか?は不明。
多分、時代的に「置屋」は廃業に追い込まれていたでしょう。
母が生まれた頃は、もう戦争が始まっていました。
「置屋」の曽祖母ていさんが、戦後間もなく没しています。
ジャケ買いしてみたマンガですが、面白かったです。
『犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい』 松本ひで吉さん著
天真爛漫な犬ちゃんを、ちょこっと紹介。
なんでも「今日がはじめて❤︎」
だから、子供の時って毎日楽しかったんだなあ・・・・納得。
対する猫ちゃんは、表紙からもわかる様に、クールでマジコワな性格です・・・・
こちらでも読めました! もともとは、Twitter ↓ 文庫、2巻めも出ています!多分買うと思う。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/13/news025.html
娘が学校で図書委員をやっている。
先日、ふと童話作家の松谷みよ子さんのことを聞いてきた。
「松谷みよ子って、金町に住んでるの!!?」などと聞くから、
「そうだよーー、でも今は大泉じゃなかったかな?」
「龍の子太郎」「オバケちゃん」「二人のイーダ」「モモちゃん」シリーズなど
昭和40年代に子どもだった人なら、一、二冊は手にしているんではないか?松谷みよ子さんの本。
「モモちゃん」などは世代を超えて読み継がれ、新装版も今たくさん出ている。
何を隠そう、「モモちゃん」初期3作
「ちいさいモモちゃん」「モモちゃんとプー」「モモちゃんとアカネちゃん」は
リアルタイムで初版本を読んでいた私。
今も書棚に鎮座。
娘にもこれで読んであげていた。
だからボロボロ。
娘もお気に入りの作品なのだ。
真ん中の「じょうちゃん」は、松谷さんの自伝です。もう一冊「捨てていく話」っていうのが
見つからない!(どこいった?)
「捨てていく話」は、
お読みの方は知ってるでしょうが、「モモちゃん」シリーズ作中、モモちゃんのママである松谷さんと旦那様は離婚するんです。
作中でそれは「死神」「靴だけのパパ」「歩く木」など離婚を象徴するようなモチーフで描かれてます。ブキミです。
その辺の本当の(大人の事情)が、小説形式でこれに書かれています。
「モモちゃん」は、世の中には「パパとママがさようならして、別々に暮らしているお家がある」ってことを教えてくれた
ショッキングな童話作品でもあったのです。
「モモちゃん」シリーズはその後も巻を重ね、大人になってから、最終巻まで読みました。
離婚後、お仕事と子育てに追われる若き松谷さん、モモちゃんとアカネちゃんの成長ぶり。
お祭りでパパとアカネちゃんに嫉妬して、ふてくされながら、べっ甲飴をくわえて帰るママ(松谷さん)
あの「死神」氏とも再会し、ユーモラスなやりとりがあり、大人目線で楽しめました。
松谷さん、調べたら、お亡くなりになってました。
2015年2月28日、老衰のため東京都内の病院で死去。89歳没
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E8%B0%B7%E3%81%BF%E3%82%88%E5%AD%90
こんな記事もありました。
https://dot.asahi.com/wa/2015032000048.html?page=1
酒井駒子さんの装画で新装されてる「モモちゃん」シリーズはオオッ!!って思いました。
平成のいわさきちひろですよね、この人。
でもやっぱり、初版の頃の装丁が好き^^
お人形シリーズ。
中ページの挿絵は菊池貞雄さんの絵が好きです!
モモちゃんが小さい頃、アカネちゃんが生まれて、離婚されるまでは、どうやら、葛飾区金町にお住まいだったようです。ご近所です^^
モモちゃんたちが通った「赤ちゃんの家」は今でいう、0歳保育をやってる保育園のことですね。葛飾区、先進的!だったんですね。
春は巣立ちの季節です。
うちの娘が、今でいう、認可外保育園に通っていた頃、
そこの先生が「面白いわよー」と教えてくれて以来、ずっと読んでいた
井上きみどりさんの育児漫画 『子供なんか大キライ!』というのがありまして、
(きみどりさんの娘さんが某区の認可外保育園に通っていて、それが漫画になっているのです。)
母で漫画家・きみどりさん 夫(ひーちゃん)と
娘・ポチちゃんの誕生から、その後生まれるポチ2号(ちゃん)の成長と
きみどりさんのワーママとしての葛藤と奮闘を描いた
ハチャメチャ&ハートフルな育児エッセイ漫画です。
漫画終了後も、きみどりさんのことは気になってHPやfacebookをたまに閲覧。
漫画連載中に仙台に引っ越し、
東日本大震災で被災し、その関係のお仕事や介護関係の漫画を今も連載中のようです。
facebookに時折、ポチちゃんとポチ2号ちゃんも顔ふせで登場していて、
あー大きくなったんだなあ・・・と、その後の彼女らの成長ぶりも見ていたのですが、
先日、とうとうあのポチちゃん(上の娘さん)が、
大学卒業され(就職先?は海外なのか?)飛行場でスーツケースを引いて歩く後ろ姿がアップされていたのでした。
https://www.facebook.com/kimidori.inoue
ポチちゃん、あのポチちゃん!大きくなって・・・!
漫画では小さい頃、へちゃむくれな泣き虫に描かれてましたが、きっと美人に成長したに違いない!
ポチちゃんを送り出してから、寂しくて号泣してしまったと書いてあるきみどりさんの記事。
漫画ですが赤ちゃんの時から読んでて、小さなポチちゃんを知っている私も、
思わずウッ!> <....となってしまった。
巣立つ子を見送る母の気持ち。
寂しいのに、
嬉しい。
これは、親になってしか知り得ない感情ですね。
ひとつの時代が終わったんだなあ・・・・
お正月に読めるかな?と思い
買ってみた。
積読の予感(^-^;
まあいいや
サイエンスライター・
クリストフ・ガルファール著
塩原通緒 訳
訳もよい感じで
読みやすそうです・・
本あたっちゃってうはうはな
著者御近影
この人が、ファース様に似ていることも、
購入の決め手となった、ことは否定できない。
比較画像
ああ、ファース様のが、全然カッコいいわ!
※ これ以後の記事は「宇宙部」へ引っ越しました!
すずらん通りから、靖国通りにでると、
「神田古本まつり」開催中
ちょっと、ひやかしに、立ち寄るも、
物欲が・・・・
お宝の山‼️
書いました。
装丁が、可愛かったので💕
イギリスで出版されたもの。
中はもちろん英語。
読む目的じゃありません、もちろん。
ピエール ロッティ(仏)著
「ザ ロマンス オブ ア チャイルド」
他、日本語訳された著書もいくつかある
作家のようですね。
中に持ち主のメモ
「1902年 クリスマス マーガレット叔母&ウォルター?叔父から」
とか、書いてあります。
家で、ホクホク触ってたら、
なんか、痒く・・・・
ダ・・・・・・ダニ‼️🙀🙀🙀
残念だけど封印
なんか、鼻の中、痒いです。
驚いたな。漫画家、今村洋子さん
ご存命だった、しかも、こんな絵も描いてらした! ↓↓↓↓↓
http://moogry.com/index.php?req=%E4%BB%8A%E6%9D%91%E6%B4%8B%E5%AD%90
昭和40年代前半ころ?「小学一年生」に連載されてた、
「ぺちゃこちゃん」
小学一年生の、ちょっと太めな女の子が主人公の、このマンガ。
http://aucview.aucfan.com/yahoo/w112208285/
人生で最初に読んだマンガかもしれない。
今村さんの絵は好きだ。
少女マンガなのに、お目々キラキラがない。
けど、可愛いの。手足を描くのがとても上手。
のびのびとチャーミング。
人物の動きがパッと目に飛び込んでくる。今見ても、上手い人だなーと思ってしまう。
当時のファッションも、とってもおしゃれに描かれてます。
さて、電子版があったので、
こちらを買って見ました。 ↓↓↓↓↓
『ハッスルゆうちゃん』 ハッスルて・・・・今使ったら、恥ずかしいね
一億総中流時代(昭和30〜40年代)
中流の平均的?な家庭が舞台の、中学生の女の子が主人公。
婆やがいたり、お母さんが専業主婦当たり前、の古き良き昭和の中流家庭が舞台です。
子どもの時、読んだ時は、なんとも思わなかったけど、
昔の中流って、けっこう、いい暮らししてますね。
そんな時代の平和な女の子の世界に
しばし、浸る。
時間が止まった。
NHK見てたら、
積ん読は、
ネガティヴな意味でとられがちだけど、
消極的に見えるかもしれないが、
1つの読書法である。らしい。
脳科学者、茂木健一郎さんも、
積ん読肯定派。
ちゃんと読まなくても、
そのうちでも、いいってこと⁉️
やりっぱなしを恐れず、
中断を恐れず、
興味を持ったら、もっと気軽に
行動していいってことね。
ビンボー症だから、
ちょっと興味あっても無駄になるかもしれないな
と思って、色々な思いつきを、封印、忘却してきたけど、もっと気軽に、やりっぱなしを増やしてオッケーなのだ👌
何をストイックになる必要があろうか?
この方は、積ん読本10,000冊⁉️
本屋ですか?
でも、リスト化して、見える化。
ここ、ポイントですね!
買ったけど読んでない・・・
後ろめたくなって
どっかに押しやってたけど・・・
https://iki-toki.jp/4374/
では、ここでひとつ、
私の積ん読本、見える化!
漫画ですが、英語と日本語訳が、併記されてて、
面白いです。でもすぐ眠くなり、進まず。
ちょっと、厳しい人とお付き合いがあって・・・
人間関係の流儀みたいのが、知りたくて。
でも、喉元過ぎれば・・です。
アート関係。
作品は好きだけど、読み進まず・・です。はい。
「ベルばら」に登場した、
王室御用達のデザイナー、ベルタンさんの成功と革命後のどうなったか?という話。
途中で飽きる。
右の般若心経ーは、人生の一番キツイとき、
必要になる気がして・・・。今は重すぎ。
左も、老後、人にダマされないように。
奥の猫カバー、内容は秘密。
真ん中は、ちょっと期待をはずしたか?中断。
下「ゲーテとの対話」は、拾い読み。
案外、読みやすいようだけど、中断。
ゲーテと対話する資格なし。
いやでも、そのうち、対話したくなるかも?
震災の後、買った。
これは、今、読むべき・・・・?