萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

深夜雑談:掲示板的追従に

2014-05-26 23:30:00 | 思考雑談
先日ちょっと書いた繋がりで、なんとなく雑談します、笑

YAHOOテレビ欄の感想でナンだコレ思ったってコト先日書きましたけど、
削除依頼とかあるらしく、ドラマ擁護派が疑問視派の感想を削除依頼したりってコトもあるそうです。
ドラマの評価ポイントを上げたいって言う意図なんだろうけど=ソレって捏造と変わらないコトを気づいていないアタリ驚きます。

この間も取り上げた某ドラマの感想欄はソレが酷いみたいですね、
こういうの異常だなって思うのは自分だけじゃないみたいですけど、率直なとこクダラナイ低レベルな話だなと。

自分が賛美したいから反対派を批判する、またはその逆批判、こういう咬みつきあいに何の意味を見出しているのか?

そんな咬みつきあいは幸せな姿とは言えないって思うんですけど、
こういう事態を産んじゃった自体からソウイウドラマは良作ってもう言えないんですよね、
いわゆる創作物は不幸対立を産むシステムであるならば=マイナス思考を創作してるってコト、それは「創作」される意義すら否定だろなと。

ひとつの存在、ひとつの個性、ひとつの人格として認めること。
そこには率直な賞賛と叱咤の両方が必ず生まれます、その意見が生まれた以上どっちも正解です。
それは身障者でも難病患者でもサッカー選手でもドッカの社長でも、不細工でも美形でも、誰でも同じに両方ある。
そういう「同じ」っていう観点から考えた時、持っている能力や性格や命の期限も冷静な敬意をもって見ることが出来るかなと。
こういう観点は相手に対しても自分自身に対しても欲しいトコです、

ソレがナンダコレなったドラマ感想には希薄で、率直なトコ主演俳優さんが可哀想になりました。
彼が演じたのは「特別扱いされる身障者」って役ですけどリアルの彼も特別扱い阿諛追従な星5感想に囲まれている、
あれだけアンチが今も騒ぐって言うのはそれだけドラマの脚本演出に問題があるっていう評価でもあります。

それを冷静に受け止める必要はあるんですよね、真面目なプライドある人間なら。
が、ファンの人は盲目的に賞賛してる、コレってダメ男を作っちゃう阿諛追従女と同じなんですよね、笑

ドラマならファンタジーで良いじゃないですか?

なんて意見を書いちゃってる擁護派さんもいるんですけど、ファンタジー=妄想だってコト解かって言ってるんだろうか?
創作モンだとしても現実リアルを舞台に描くなら、そこに混ぜ込まれた妄想は現実だと思われやすい、そして誤解が生まれます。
こういう誤解が偏見に繋がってしまうことは実際に少なくありません、ソレが原因になったトラブル発生も現実です。
特にドラマは公共電波=公認事実を放送してるんだと思いこませやすい側面があります。

妄想を公共電波に乗せることが「良いじゃないですか?」って言える論理は、無責任BLとも同類だろなって思います。

BLマンガや小説が妄想を描くことは偏見を産みやすい←同性愛は少数派=事例サンプルが少ない分だけ妄想を事実だと誤認されやすい

っていう少数派=誤解が生まれやすいってコト載せたことありますけど、身障者を描くことも同じです。
身障者が「障害がある」って言われるってコトは「障害があることが少数派」だからでなワケです、要するに事例サンプルが少ない、
その少なさが特別扱いも誤認も誤解も生む、そうした誤解の結果、対等な人間関係が築けるって思いますか?

ファンタジー=現実乖離を描くことは誤認された無理解を生んでしまう可能性がある、

間違った理解からは誤解しか生まれない、
誤解からは結局のところ鬱屈になってゆく、そして「解ってもらえない」って孤独が出来上がる、
そうやって少数派、マイノリティを囲い込んで壁は生まれて「可哀想だから理解する」が正義で常識になってゆく、それが妄想の困る点です。

こんなんが正義常識ヅラしてんのってヤバいんですけど、こういうの妄想ちっくな自己完結恋愛でもよく聴く話でもあるなと。
マトモな人間なら追従と認容の判別くらいできます、が、ソレが出来ない馬鹿なんだと想ってるからオモネリ発言も効果的だと誤認してるのかなとか。
どっちにしてもWEBテレビ欄の感想コーナーで排他的空気クダラナイ喧嘩モード&ファンオフ会の掲示板化はマナー違反だろって驚きます、笑

で、思っちゃうんですよね、
コンナマナー違反マトモじゃない人達に絶賛されるようなドラマはツマンナイんだろなと。
主演俳優さんを支持したいんだろうけどアレじゃ妄想恋愛ストーカーと同レベル、いわゆる粘着になってんの気づかんのだろなと。
そうやって周囲の盛りすぎムードが異様な印象を作っちゃって結果、盛られてる本人を嫌いにさせるってあるんですよね、
そうやって嫌わせることで「ワタシだけが理解者でホントのファンなのよー」になるコトが意図なんでしょうか?

好き、

って気持ちは楽しい幸福感情のはず、
ソレが周りを攻撃する動機になってしまう、そういうクダラナイ感情変転してる。
恋は盲目とか恋愛=最も愚かな感情とかソンナ格言通りなのかもしれないけど、本人も周囲も幸せ気分の「好き」でいられたらイイのになあと。

自分が書いている小説の登場人物を好きだとメッセージ頂くことありますが、
いろんな解釈を聴かせてもらうんですけど、お気に入りにからむ相手をコキオロス意見に驚いた事もあります、笑
それくらい感情移入するほど好いてもらえるのって光栄なんです、が、上述の某感想欄みたいな排他的には発展して欲しくないなと。
ここで小説を無料掲載しているのは、読んでもらって泣いたとか笑ったとかナンカしら楽しんでもらえたらなって意図で続けているので。

ってワケなんで、読んで面白かったり考えたりしたことあったらコメントorメールメッセージなど聴かせてくれたら嬉しいです、笑
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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚103

2014-05-26 00:15:07 | 雑談寓話
眠いです、で、日曜夜なんで早く寝たいです、
眠い上にダウントンアビー観ちゃって第76話の加筆も途中なんですけど、笑
そんなワケで短めになりますが続き書きます、バナー押して下さる方へ感謝で、



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚103

7月の連休深夜2時すぎ@横浜元町フランス山、
の脇を登っていく谷戸坂は街灯ほの明るくて静かだった、
だって左側は丘の森=真っ暗け、で、御曹司クンが言った、

「あのさーこんな道こんな時間ってどうなんだよ?」

どうなんだよ?の意味がなんなのか位わかる、
だから楽しくなってSってみた、

「ココで物足りないんなら外人墓地の坂にも行ってみよっか、夏には良いトコだよ?笑」

肝試しならアッチの坂のが良いよね?
なんてトーン笑ったら御曹司クンは首振った、笑

「ちがっ、そんなん行きたくねえってば、」
「だったらソコの山から登ろっか、領事館だかの跡地が廃墟の雰囲気残っててイイよ?笑」

そういうコースも楽しいかも?
って想ったから坂から公園の方へ行こうとして止められた、

「この坂で良いってば、廃墟とか今要らないってばっ、」

ちょっと真剣に嫌がってくれている、
そんな貌に可笑しくてついからかった、

「へえ、怖がっちゃってるカンジ?意外と怖がりだね、笑」
「っ…い、いいじゃん怖がりだってさーってかコンナ場所夜中に歩いた事ねーもんねっ、拗」
「残業で終電とかってあるじゃん、アレだとコンナ時間に家まで歩くだろ?笑」
「タクシーだもんね俺、歩くとかナンかヤダしさー拗」

なんて坊ちゃん発言してくれて、
それもイイネタだからいじめてみた、笑

「歩くの嫌なんだ?だったら今もツマンナイよね、ごめんね?笑」

気づかなくって悪いね?
ってカンジの貌しながら笑ったら御曹司クンまた首振った、

「嫌じゃないってば、今俺すげー楽しいもん、深夜の遊園地とか深夜の散歩ホントおまえと歩けて楽しいし、」

ほんと嫌じゃない、楽しいよ?
そんな貌があわい街燈の光にも見えて、ちょっと二つ感情が起きた。

こういう貌でいつも笑ってたらイイのに?
こんな嬉しそうな貌させていてイイのか?

ホントこんな貌でいつも誰にも笑っていたら御曹司クンはもっと違う、
自分の同期が言っていたような台詞を言われることも無くなる、家族とも変わるかもしれない。
そんなふう想わされるほど御曹司クンの笑顔は幸せそうで、幸せそうだから自分への感情が痛いなって想って笑った、

「ソンナに自分と歩いて嬉しがるなんてさ、ホント飼い犬みたいだね?笑」
「っ、あーもーまたイジワル言うんだからさー、拗」
「意地悪なんだから仕方ないよね?笑」

最初からそう言ってるだろ?って笑って、
そしたら御曹司クン拗ねながら照れ笑いした、

「そーゆーことサラって言っちゃうとこ好きなんだよなー拗×照笑」

ほんとこいつ重症だ?

あばたもエクボとかって聴いたことあるけどアレみたい、
こんなんでホントこいつ大丈夫かよって思いながら、それでも今夜を誘ってしまったのは自分だった、

こういう重症だってコト解かってる、
ソレが御曹司クンにとって現実を辛くする可能性も知っている、だって彼は「御曹司」だ?
そういう立場にある人間が家より誰か一人を選んで、それも結婚って言う体裁の叶わない相手なコトは結果、キツイだろう?

「御曹司クンってホント馬鹿犬だね?笑」

ホント馬鹿だ?
そう思ったまんま笑った隣、街燈の灯りに素直な笑顔が言った、

「ホント俺って馬鹿だよーでもさ、こういう馬鹿は気持ちいいなって想ってるし、笑」

ホントそういうコト言うなよ?って想った、

こういう馬鹿が気持イイなんて自分に言ってほしくなかった、
ホントに馬鹿になるべき相手はドッカにいる、それは自分じゃ無いことくらい解かって欲しい、
だけど今それを言って解ってもらえるかなんて30%に満たない可能性で、それでもSってやった、

「こっちはメンドクサイなって想ってるけど?笑」
「う、めんどくさいとか酷えこと言うなよーこんな深夜に哀しいじゃん、拗凹」
「哀しかったら別行動しよっか?自由ひとり気ままってのもイイよ、笑」
「そんなこと言うなってばもーー拗×笑」

なんていう会話しながら谷戸坂または別名フランス坂を登りきって、
無人の交番前から信号を渡った先、着いた場所に御曹司クンは笑った、

「おーーここってイヴの時に来た公園だよな?うれしーな、笑」

ほんと嬉しい、って貌が笑ってくれる公園は静かだった。

連休中日の深夜に公園を歩くモノ好きなんて滅多にいない、
そんな物好きになってる自分たちが可笑しくてSってやった、

「蚊の餌食になってね?自分はかゆいの嫌いだから、笑」
「またそーゆー意地悪言うなってば、でもオマエの身代わりなら血吸われてもイイ、拗×照笑」

なんて台詞にまたそーゆーコト言うなってばって思って、
そんなこと思いながらも自販機で好きなもん買って、ペットボトル片手に好きなベンチへ座った、



第76話「霜雪6」写真貼り直しVer掲載しました、
加筆校正まだ3倍くらいします、ソレ終わったら短編連載かなって予定です、

取り急ぎ、



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