萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚342

2015-02-27 14:17:03 | 雑談寓話
5月GW合間のとある終業後、前職の同期と呑みゴハンだった。

前職=花サン&御曹司クンがいる職場

なんだけど↑この二人と同期たちは接点ほぼ無い、
で、仕事終わって次の日は休みだっていう気楽さでノンビリ呑んでたら、

「そういえばさ、おまえって御曹司クンと今でも連絡してる?」

相変わらず話題な御曹司クンだな?笑
なんて内心ちょっと可笑しくて、つい笑ったら訊かれた、

「なんでソンナ笑うワケ?」
「やー退職してからも訊かれるの何でかなってさ、笑」

ホントなんだっていまだに訊かれるのか、笑
可笑しくて笑ってたら教えてくれた。

「あのひと退職するらしいんだよ、おまえまた相談とかされてんのかなーって思ってさ、」

あ、なるほどなって思った。

御曹司クンは「御曹司」家業の後継者ってワケで、
その御曹司クンが退職=家業な会社に戻るってコトなんだろう?

とは思ったけどコレってアレかも思って訊き返してみた。

「らしい、ってコトは噂であって信憑性は無いんだ?笑」

だから自分に訊いてきたんだろな?
って思って訊いたらキョドられた、笑

「あ、うん、だな?」

あーやっぱコイツ噂を聴いて訊いたダケだ?笑
そんな貌が可笑しくて笑った、

「だろね、笑」
「だろねっておまえ、何ソレ?」
「何?ってこっちが訊きたいけど、その噂どっから来たワケ?笑」

また訊き返しながら予想できるなーとは思っていた、
で、予想どおりなまんま返された、

「城戸さんと呑んだときソンナ話になったよ、彼も辞めるかもねってさ?」

今「も」って言ったな?
その言葉ひっかかって訊いてみた、

「彼も、ってコトは城戸さん開業するんだ?」
「らしいよ?なんか大学の先輩に誘われて一緒に立ち上げらしいけど、」

これは少し予想外だ?
でもある意味で当り前かもしれない、そんなこと考えてたらメール受信した、

From:花サン
本文:おつかれさまです、近々ゴハン呑みしたいよー(顔文字泣顔)

この(顔文字泣顔)はナンカあったらしい?
ちょっと心配になりながらすぐ返信した、

Re :あとで電話しようか?それとも来る?

Re2:今ちょっと同期で夜お茶です、エンドレスになってて(顔文字泣顔)

なぜ「エンドレスになってて(顔文字泣顔)」なんだろう?
なんだか気になる、で、同期たちに一応たずねた、

「ごめん、ちょっとメールに専念してイイ?」
「いいよー仕事か?」

って都合イイ具合に解釈してくれて、笑

「そんなとこ、5分ゴメン、笑」
「忙しそうで大変だな、あせらないでいいぞ?」

なんて善意にちょっと良心呵責しつつ返信した、

Re3:こっちも呑んでるから車出せないんだよね、明日なら大丈夫だけど?

Re4:ありがとう、でも明日は午後まで予定あるんだよね。。

Re5:晩酌しないで迎えに来いってこと?笑

Re6:うう。。甘えても良い?

Re7:お母さんにちゃんと許可もらってくるなら良いよ、笑
   ちょっと遠くでもドライブがてら迎えに行けるけど?

Re8:じゃあ、明日19時に新宿とか大丈夫?

Re9:新宿駅は混みまくるんだよね、成城まで来られる?

Re10:成城いいねーひさしぶりにアンジェリーナ行きたい(音符はあと)

Re11:あそこ何年か前に閉店したよ?

Re12:(顔文字泣顔)。。。いろいろついてないなー…

なんてメール往還に「いろいろついてない」が可哀相で、
だけどちょっと笑えるなあとかヒトノワルイコト思いながら返事した、

Re13:おススメのケーキ屋で買っておいてあげるよ、なにが良い?笑

Re14:わーい(顔文字笑顔)トモさんのおススメおまかせで!

Re15:一番ヤバそうなの買っておくね、笑
   じゃあ明日、成城駅前19時半ごろで。

ってワケで花サンと明日、会うことになった。


休憩合間ちょっと書いたのでUPします、笑
コレや小説ほか、おもしろかったら一言でもコメント&バナー気軽にもらえたら

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚341

2015-02-26 01:00:00 | 雑談寓話
新年度4月が終わりGWになって、
そんな連休合間もカレンダー通りに仕事はあるわけで、
もう転職して数ヶ月だから慣れてきた環境&職務にトリアエズ順調だった、

花サンとは月一はゴハン呑みしていて、
職場の話から資格試験、大学時代の友達の話、花サンのお家芸の話、
あれこれ話ながら笑って飲んでたけれど、やっぱり相変わらず一度/一呑みに、

「御曹司サンがね、」

は必ずあって、笑
それくらい気になる=話したいほど好きなんだろなって思いながら聴いて、
聴くたびに、アイツ今そんなんなんだなと思いながら相変わらずな二人にちょっと哀しかった。

「やっぱり大学の時のこと考えちゃうんだー…亡くなった人のこと思っても仕方ないって解ってるけど、でも、もう一度だけで良いから逢いたいよ?なにも言えてないから余計に諦めきれない、」

なんて雪山&温泉で花サン本人が言ったけど、

余計に諦めきれない=期待 

っていう方程式が花サンには成立している。

花サンは亡くなった彼を忘れられなくて、その分だけドッカ期待している。
亡くなった「彼」という存在を、生きている御曹司クンが超えて「最高の彼氏」になってくれることを期待してしまう。

亡くなる=時が停まる

だから生きているなら超える可能性は確かにあるかもしれなくて、
けれど逆に、

時が停まる=変化しない分だけ期待を裏切らない→美化

っていう方程式も成り立ってしまうワケで、
そうなったら「彼」を御曹司クンが超えることなんて到底無理だろう?
で、そういう「彼を超える期待」があるからこそ花サンはいつも言うのかもしれない、

「ほんと噛みあわない感じだから、」

そんなの当り前だろう?
だって相手を違う人間として期待している、そんなの噛みあわないのは当然だ。
それってたとえば、砂糖に塩味を期待しているようなモンだろう?笑

キャベツの塩もみ作るのに砂糖を使って「なんで甘くなるんだ変だ!」って砂糖に怒ったり、
ジャム作るのにイチゴ×塩で作って「しょっぱいハズ無いじゃない!」って塩に叱りつけたりして、

砂糖=甘いが普通、でも「塩味」がほしいから「砂糖でも塩の味がするはず」って期待するようなモンで、
塩=塩辛いが普通、でも「甘み」がほしいから「塩だろうけど実は砂糖の味」ってカンジに自分の都合で決めつけている。

砂糖は甘味として、塩は塩味として使うしかない。

それくらい誰でもフツー解る、
けれど「人間」になるとコウイウ「期待」をしてしまう、
だけど砂糖は甘味でしかなく塩は塩味でしかない、それを「期待」するから花サンは「ほんと噛みあわない感じだから」だ?

こういう「期待」は教育ママには多い、笑
そして夫婦でも珍しくないだろう、特に女性は「夫」の地位=自分の地位ってなりやすいから。
だからこそ花サンも御曹司クンを「期待」っていう型にはめ込んで「彼」を超える存在に仕立てようとしている。

でも御曹司クンは御曹司クンでしかなくて、
バイセクシャルであることも、本気の恋愛は同性に向かうってことも、
両親がやってる会社の後継で長男であることも、全てが御曹司クンっていう存在をつくるパーツでいる。
そのパーツを1個ずつ否定し続けていたら「噛みあわない」が当り前だ、砂糖は塩味になれないように。

こんなんで御曹司クン、いつまで保つのだろう?

心ブログトーナメント

ちょっと書いたのでUPします、昨日よりいいけど風邪のせいか変な冴え方してるので、笑
コレや小説ほか楽しんでもらえてたらコメント&バナーお願いします。

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚340

2015-02-25 00:30:00 | 雑談寓話
4月下旬、花サンとの雪山ハイク&温泉の1泊目、
花サンに御曹司クンから電話が来て、自分にも渡された電話で御曹司クンは言った、

「あー…ほんとおまえだ、すげーひさしぶり…、」
「で、なんで電話変われとか言うワケ?マジ無粋だね、笑」
「無粋とかっておまえ、やっぱナニそういうこと?」

なんて会話から始まって、

「誰もがオマエみたいにすぐヤりたがるワケじゃないよ、そういうオマエが花サンのこと口だせる資格なんて無いんじゃない?笑」
「だって、さー…つきあってる相手とは旅行しねえのにオマエとは行くとか不公平じゃん?」
「ナンも無いただの山行くための相手だとしても?笑」
「そうだけどさー俺とは泊りで出掛けねえのにズルいじゃん、」

なんて水掛け論みたいなことになり、正直メンドクサクなって、

「こんな用件のために電話とかしてくんなよ?コッチはせっかくの山と温泉で気分転換してんのにさ、メールも電話も無様だよ?笑」

なんて今トリアエズ静かにしといてほしくて言って、でも電話主の花サンにも訊いて、

「まだ御曹司クンと話すこと今ある?笑」
「ううん…今はいい、」

なんてカンジに彼女は首ふったから電話を切った、
で、温かい座敷で冷たい梅酒を飲みながら雪の夜ながめる窓辺、花サンは言った、

「同じ言いあいでも違うね、トモさんだと、」

なんだか寂しそうな声だ?って思ったから訊いてみた、

「花サンとは違うんだ?」
「うん、ほんと噛みあわない感じだから、」

ちょっと泣きそうな貌で肯いてくれる、
こんな貌するならソウなんだろう?だから笑った、

「御曹司クンと話ちゃんと出来るようになりたいんだろ?だったらまず相手のこと興味ちゃんと持ちな、御曹司クンが好きな場所とか本とかさ、」

相手への理解をしていない、だから「噛みあわない」のも当り前、
そう解ってほしくて言いながら前も言ったなって思っていた、
でも今こんなこと言うのは結局そういうことだろう?

「花サン、前も言ったけどさ?ホントに一緒にいたいなら御曹司クンのことチャンと見てやんなよ、自分がいないとあの人はダメとか今もおもってない?」

これも前に言ったな、って思いながら訊いてみたら花サンはため息吐いた、

「依存だって言ってたことだよね?」
「だね、」

肯いて、そうしたら彼女は言った、

「言い訳にしたらダメだけど、やっぱり大学の時のこと考えちゃうんだー…亡くなった人のこと思っても仕方ないって解ってるけど、でも、もう一度だけで良いから逢いたいよ?なにも言えてないから余計に諦めきれない、」

諦められない、でもこの願いごとは叶いっこない、
そう解っているけれど心なんて自分自身こそ想うようにならない、それが当り前だろう?
そんな当り前の真中にいる人は泣きそうに笑った、

「アホだよね、こんないまだに引きずっちゃって。でも考えちゃうんだよね、彼に何も言えなかったのに自分だけ幸せになるとか許されるのかとか…また明日ねって言ってあの日バイバイして、そのまんまなんてひどいよ?まだちゃんと何も言えなかったのに、彼からも何も言ってくれてなかったのに、他の人から気持ち聴くとかひどすぎない?」

梅酒のグラスにぎりしめて大きな目から涙こぼれて、
今はとりあえず聞いてあげたいまんま花サンは続けた、

「お葬式の時にね、友達から言われたんだよ?同じゼミ仲間のひとに…あいつホントいつもオマエのことばっか話すって言われて、でも、彼いちおう彼女さんいたんだよ?そしたら彼女さんにまで言われたんだよ、いつもあなたのことばかり話すって…ひどいよね?最期の最後で三角関係もつれさせないでよってカンジ、」

最期の最後で、これはキツイだろう?

このままだったら多分きっと、御曹司クンと花サンは上手くいかないんだろう?
結局のとこ向きあえない相手といることは、それでも孤独だけは癒されるんだろうか?

なんて考えながら花サンの話を聴いて翌朝、雪山ハイク楽しんで、
そして戻った下界でいつもの日常また始まって、だけど御曹司クンからのメールは激減した。

心がテーマブログトーナメント

書いたのでUPします、昨日よりいいけど風邪の所為か変な冴え方してるので、笑
コレや小説ほか楽しんでもらえてたらコメント&バナーお願いします。

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第82話 誓文 act.8-side story「陽はまた昇る」

2015-02-24 22:00:00 | 陽はまた昇るside story
Of moral evil and of good, 岳夜、ひと時



第82話 誓文 act.8-side story「陽はまた昇る」

ぱちっ、

朱く爆ぜて炎ゆらめき立つ。
蒼い雪洞の壁に火影あわい、足元の雪映えながら明るます。
ことこと湯の音すら紺青いろ深い空に冴える、黄昏から星ふる時に山っ子が笑った。

「雪洞の前で焚火は久しぶりだね、黒木のお蔭でイイ訓練だよ?」

軽やかなテノールに呼ばれて隣、端整な横顔すこし硬くなる。
その頬かすかに朱いのは火影だろうか?曖昧な貌で先輩レスキューは口開いた。

「俺ではなくて友人と父のお蔭です、国村さんの伝手も利いたんでしょう、」
「ま、どっちにしても許可もらえてラッキーだったよ、」

底抜けに明るい瞳は笑って機嫌が良い。
愉快でしかたない、そんな笑顔が英二に笑った。

「宮田は雪洞の焚火はお初だからね、やっと練習させてやれて良かったよ?」
「はい、ありがとうございます、」

微笑んでコッヘルの湯をマグカップへ注ぐ。
あまい馥郁ゆれて、琥珀色みたすと先輩たちへ配った。

「紅茶です、粉末だし甘いですけど、」
「甘いのがイイよ、山はね、」

笑って受けとり口つけてくれる。
そっと啜りこんで熱すべりこむ、この温度だけでもご馳走だ。

「うまいな、」

しらず口元ほころんで嬉しくなる。
コンビニエンスストアの安物の粉末紅茶、けれど屋敷で飲むよりずっと美味い。

―中森さんには悪いけど、でも今の一杯が美味いな、

家宰が淹れてくれる紅茶は確かに美味しい、あれより上質な一杯はそうないだろう。
それなのにチタンのマグカップに啜る温度はなにより美味くて、そして大切な一杯が懐かしくなる。

―周太の紅茶が飲みたいな、ほんとに、

君が淹れた紅茶が飲みたい、今こんな時すら。
雪山で仲間4人と熱い一杯を酌み交わす、これほど至福はないだろう。
それなのに唯ひとりの手が淹れた香が慕わしい、そんな本音に低い声が訊いた。

「宮田、ぼーっとしてるけど大丈夫か?」
「大丈夫、原さんお替りしますか?」

すぐ応えて先輩に笑いかける。
浅黒い貌は濃い眉すこし顰めて、そして訊いた。

「もしかして宮田、ケンカ中か?」

ここでソレ訊いてくれちゃうんだ?

―きっと原さん、悪気なんか無いんだろな?

寡黙で愛想が無い男、その分だけ裏が無い。
そのままに「ケンカ中」を訊くのも何げない会話だろう、けれど晒したくない本音きれいに隠して笑った。

「姉の結婚が決まりそうなんです、俺シスコンだからさ?」

これも本当のこと、なにも嘘は吐いていない。
そのままに笑った山の空は藍色に銀色きらめかす、星はるか呼応する下で原が笑った。

「そうか、めでたいな?」
「ありがとうございます、」

素直に礼を言いながら正直すこし複雑だ。
姉が結婚すれば実家に帰る場所など一つもない、そんな本音に黒木が訊いた。

「宮田の姉さんなら美人だろな?」
「美人ですよ、」

笑って答えながら携帯電話オンにする。
画像すぐ見つけて、示した画面に三十路男は言った。

「高根の花だな、相手はいわゆる三高か?」

三高か、なんてこの人でも訊くんだな?
すこし意外でつい笑いながら答えた。

「背は高いけど三高っていうより3Kです、俺の同期ですから、」

警察官ならそうだろう?
思ったままの発言にテノール笑って小突かれた。

「み・や・た、上司サマの前で3Kとか言って良いのかねえ?」
「上司さま本人も言ってるじゃないですか?」

笑い返しながら改めて自覚する。
本当に自分たちは「3K」だろう?そんな自覚に同齢の上司は言った。

「確かに俺たちはキツイ・キタナイ・キケンだね、でもマタギなんざモット過酷だよ?後藤さんも本気だすとスゴイし、」

聴きなれない言葉、けれど記憶にふれる。
ぱちり、爆ぜた火の粉に最年長が口開いた。

「後藤さんって、小国のご出身でしたか?」
「オフクロサンがそうらしいね、それで祖父サンに仕込まれたらしいよ?」

軽やかに答えながら、からり焚き木くべてくれる。
朱色、金色に緋色、火影ゆらめく雪白の貌はからり笑った。

「この焚火、樺の皮を敷いて裂いたのに着火したろ?アレもマタギの知恵だよ、山で採って天日に乾して使うんだけどさ、雪だけじゃなく雨でも点くね、」

そういえば登山ザックの底から木の皮を出していた。
その智慧に感心する隣、黒木も口開いた。

「オオバクロモジや千島笹もいいですよね、」
「だね、クロモジは大抵のトコで生えるし油分が多いからイイ着火剤だよ、」

からん、燃えがら響いて金粉の爆ぜる。
ほろ苦い馥郁ゆれて温かい、チタンカップの湯気すする火端に原も笑った。

「俺の祖父さんは杉の枝を炙って敷くらしい、焚火でバリバリ音するまで焼いてその上に寝る、」
「痛いから眠りが浅くて凍死しないってヤツだね、ソレ後藤さんも言ってたよ?」
「お、同じか、」

山郷の智慧を聴きながら愉しくて、愉しい分だけ思い知らされる。
いま四人で焚火を囲んで笑いあう、けれど自分だけ「山」が遠く想えて切ない。

―俺には何も無い、山の記憶は、

警察学校の山岳訓練、あれが自分の最初だった。
あのとき滑落した周太を背負って下山して、けれど途中なんども交替したことが悔しい。
悔しかったからこそ努力して今がある、けれど多分この三人ならば単独で背負い下山しきっていたのだろう?

「原も祖父サンと冬山に入ったのかね?」
「高校になってからは。帰りはイノシシ独りで背負わされた、」
「一人で背負っちゃうんじゃシンドイね、黒木はそういうのってあったかね?」
「俺は猟をする身内はいないです、でもポリ袋のビバークは父親から教わりました。山菜の見分けと、」

三人それぞれ語る山の記憶、その言葉たちから土と森が香りたつ。
山で呼吸して育った、そんな会話は愉しくて憧れるまま温かで、だからこそ今は切ない。

―きっと鷲田の家に帰ったからだな、

祖父の家、けれど今は自分の名義になった。
その自覚が姉の結婚報告で帰った日から分厚くなる、それに近く姉から訊かれるだろう?

『ねえ英二、あんたが今日ここにいるのってもしかして、』

雪の庭でもの問いたげだった姉、あの貌は何かを察している。
もう祖父たちから聴いたかもしれない?つい思案して自嘲が微笑んだ。

―バカだな俺、せっかく北岳の夜なのに、

この国の第二峰、世界で唯一の花守る「哲人」北岳。
この山は自分にとって想い深くなる、そんな焚火の時間にザイルパートナーが笑った。

「英二、ぼんやりタイムからご帰還?」
「あ、ごめんな光一?」

名前で呼ばれてつい呼び返して可笑しい。
だって今は職場の先輩たちいる前だ?困りながら謝った。

「すみません、ひとりで考えごとして。黒木さん、紅茶お替りしますか?」
「ああ、頼む、」

先輩が頷き返してマグカップ差出してくれる。
けれど横から紙パック登場して、とくり甘い香が注がれた。

「紅茶もイイけど一杯くらいやらないとさ?ほら、原も英二もカップ空けてね、」

底抜けに明るい瞳が笑って紙パック示してくる。
その銘柄と笑顔に原が笑った。

「ホント国村さんは酒好きなんだな、藤岡や岩崎さんに聴いてたけど、」

この名前なつかしいな?
そんな想いに半年間は長く遠くて、そして想いだしたことに笑いかけた。

「そういえば原さん、正月休みはプロポーズ出来たんですか?」

元旦、御岳山の二年参り警備でそんな話をした。
あの続き今夜は聴けるかな?その期待に笑いかけた隣、三十路男が言った。

「そうか原、今夜はいい話がじっくり聴けそうだな?」

いつもの落着いた頼もしい声、けれど感情さまざま絡みこむ。
そんな年上の部下に朗らかな上司は笑った。

「黒木もソンナ貌しちまうんだね、やっぱ後輩に結婚越されてジェラシー?」

この台詞、この相手だけには言われたくないだろうな?
そんな心配と笑いたい隣、端正な雪焼けの顔は言った。

「…くにむらさんからかわないでくれますか?っていうか国村さんこそ結婚どうなんですか?」
「ソコラヘン知りたかったから英二に訊いてくれて良いよ、ねえ?」

からりテノール笑って話振ってくれる。
そのまま精悍な眼差し刺されて、笑こらえながら英二は立ちあがった。

「酒の前に俺、メールひとつ送ってきます、」

あの写真を贈りたい、今ここから。
その願いに透けるよう明るいテノールは言ってくれた。

「あんまり長くかけるなよ?凍えちまうとマズイからね、」
「ありがとう、」

笑って歩きだし電源ONにする。
電波状況をたしかめながら歩く雪面は銀色やわらかに明るます。
おもったより月明りが良い、そのまま光る画面のマークに止まり仰いだ空、息呑んだ。

「は…」

銀色、白金、あわい緑に金色、ときおり輝く赤い星。
紺碧あざやかに深い空、無数の星きらめいて光あふれて遥かな稜線を輝かす。
いま厳冬期の高峰たちは雪鏡に星空あわく銀色うかばせる、この星と山の呼応に笑った。

「きれいだ、」

きれいだ、この世界は。

満天の星、白銀の雪山、凛と冴えわたる風。
黒と藍色と銀色、ただ三色の世界をナイフリッジの風が凍てつかす。
ふかい冷厳は生命の息吹かけらもなく静かで、ひとり銀嶺の夜に微笑んだ。

「北岳、好きだよ?」

この山が好きだ、そう今あらためて自覚する。
その感情に理屈なんてない、ただ静かな幸福に笑って携帯電話を開いた。

T o  :周太
Subject:哲人
本 文 :北岳にいるよ、穏やかだけど気温が低い。
     山肌は地面から凍ってるよ、アイゼンの感覚に帰ってきたって嬉しくなる。
     四人で登るのは初めてだけど夜が凄そうだよ、でも沈黙は守るから心配しないで?

言葉うちこみ写真ひとつ添付する。
銀色まばゆい雪山の斜面、ここが何を意味するか解るだろうか?

「周太、必ず北岳草を見せるよ?」

約束を笑いかける画面はライトあかるんで白い。
この文字と写真で解かってくれるだろうか、伝わるだろうか?

「…逢いたいよ、ずっと、」

どうか解ってほしい、そう願いながら指先そっと籠めて送った。


(to be continued)

【引用詩文:William Wordsworth「The tables Turned」】
【参考文献:工藤隆雄『マタギに学ぶ登山技術』】

にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の額縁

2015-02-24 21:00:00 | 写真彩々
深閑ふる雪



古家の冬、なにもない雪ふる縁側。

雪21ブログトーナメント

にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ FC2 Blog Ranking

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚339

2015-02-24 00:57:00 | 雑談寓話
4月下旬、花サンと前から約束していた雪山ハイク&温泉の1泊目、
風呂&ゴハン後に長湯から戻った花サンは携帯電話ひらき、

「あー…やっぱ着信とメールすごいよ?」

案の定だけど御曹司クンからの着信&メールだったんだけど、
花サンが電話するからイヤホンして曲聴きながら旅先はがき書いてたら、

「トモさんお願い、ちょっと出て?」
 ↓
「なんで出なきゃならんワケ?笑」
「どうしてもって言うから出てもらえないかな、こんばんはだけでも良いと思うから、」

ってオネガイ×でも本音は何を想うのか?って発言されて、とりあえず出てみた、

「こんばんは、なに?笑」

ホントなんで自分が電話でなきゃいけないんだ?
とか思いながらもナントナク理由わかるまま御曹司クンが言った、

「あー…ほんとおまえだ、すげーひさしぶり…、」

ほんとすげー久しぶり、かつ、こんな場所で声だけ再会することが変だった、
だって旅先の旅館で花サンが向かいにいる、こんなこと前もあったな思いながら笑った、

「で、なんで電話変われとか言うワケ?マジ無粋だね、笑」
「無粋とかっておまえ、やっぱナニそういうこと?」

焦ったみたいな声で訊いてくる、
その意図がアホらしくって軽くSってやった、

「ふうん?ホントおまえって色情狂だねえ、ソンナンじゃ誤解よけいにつくるんじゃない?笑」

ホントその辺は気をつけてほしいな?
そう想ったまんま言ったらまた焦った声が言った、

「ちょっ、しきじょうきょうとかってオマエほんと酷くねえ?ごかいよけいにとかなんだよっ、」
「前も言ったろ、セクシャルマイノリティは誤解を受けやすいってさ?」
「だからって何今のどういう意味だよ?」
「相手のことヤタラ疑うヤツは疑われるコトしてるって意味だよ、笑」

これ言ったら怒るんだろな?
そう想ったまんま御曹司クンは拗ね怒った、

「っ、それって俺がやたらXXXしまくるとかソウイウ意味で言ってんのかよっ、」

自分で言っちゃうんだ?笑
こんな発言また可笑しくて笑った、

「へえ、自覚あるんだ?笑」
「っ…そりゃおまえには何言われてもなにも言えねえけどさー…」

なんだか急に萎れてくれる。
こんな反応も可笑しくて笑いながら言った、

「誰もがオマエみたいにすぐヤりたがるワケじゃないよ、そういうオマエが花サンのこと口だせる資格なんて無いんじゃない?笑」

資格がないクセに口出しばかりする、それが花サンの苛々の原因だろう?
そう想ったまんま言った相手は拗ねながら口籠った、

「だって、さー…つきあってる相手とは旅行しねえのにオマエとは行くとか不公平じゃん?」
「ナンも無いただの山行くための相手だとしても?笑」
「そうだけどさー俺とは泊りで出掛けねえのにズルいじゃん、」
「おまえは泊りの出張でヤラカシたから、花さんのコトも信用できないってこと?笑」
「っ…そ、んなこと言っておまえそこに彼女いるんだろっばかっ、」
「なに?おまえ自分からカミングアウトまだチャンとやってないんだ?ホント信頼ないんだねえ、笑」

ちょっと呆れながら言った電話口、すっかり拗ねた空気がきて、
こんなんじゃラチ明かないから言ってやった、

「こんな用件のために電話とかしてくんなよ?コッチはせっかくの山と温泉で気分転換してんのにさ、メールも電話も無様だよ?笑」

こんな首突っこむみたいなコト言うのは趣味じゃない、
でも今トリアエズ静かにしといてほしくて、そのまま花サンに訊いてみた、

「まだ御曹司クンと話すこと今ある?笑」
「ううん…今はいい、」

首ふった彼女に笑って、そのまま電話を切った。



ちょっと書いたのでUPします、風邪の所為か変な冴え方してるので、笑
コレや小説ほか楽しんでもらえてたらコメント&バナーお願いします。

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山岳点景:凍湖のリアル

2015-02-23 22:00:00 | 写真:山岳点景
氷の此岸



山岳点景:凍湖のリアル

凍結した山中湖・平野地区にて。
念のため注意ですが、氷上に乗ることは厳禁ですよ?笑



上写真のように立て看板+立入禁止ロープ+足跡+落ちたような跡を見ましたけど、
昨冬はここまで看板もありませんでした、きっと落ちた事故が多かったんだろなと。

ここは釣り場=地元の方には生活資源でもあります、
その魚たちが湖面下にいて踏んづけたり+靴裏のアレコレを持ちこまれることはキケンです。
なにより、零下のさむーい空気のなか氷の水に落ちたら低体温症や心臓麻痺などの危険があります。
もし撮りに行くならルールきちんと守って安全に楽しんでくださいね?

おーる33ブログトーナメント

にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ FC2 Blog Ranking

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

short scene talk ふたり暮しact.84―Aesculapius act.97

2015-02-22 14:43:04 | short scene talk
緊張の朝@屋根裏部屋2
Aesculapius第6章act.31-32幕裏



short scene talk ふたり暮しact.84―Aesculapius act.97

「おはよう光一、ね…雅樹先生どうしたの?お部屋で寝るって言ってたのに(独りは寂しかったのかな光一は雅樹先生のテディベアだし)」
「ん、俺がいなくって寂しかったみたい…俺は雅樹さんのテディベアだからね?(ひそめ声×ドヤ笑顔)(こんな可愛い顔で寝ちゃって雅樹さん嬉)」
「そっか…僕がいて気を遣わせちゃってるかな、ごめんね…?(雅樹先生ほんとは光一とふたりでのんびり寝たいよね)」
「謝ることないね、こうやって雅樹さん来てくれたの嬉しいもん…ありがと希?(幸×ドヤ笑顔)(ホントこういうの嬉しいねっ)」
「ありがとって言ってもらえると嬉しいけど…光一は嬉しいの?(でも先生に御迷惑じゃないかな僕おじゃましてるし)」
「ウンと嬉しいよ?雅樹さんには俺が必要ってわかって嬉しいもん…ちっと離れてみたほうが解かるってこういうのだね(笑顔)」
「ん…離れてみて解かるって僕もわかるな…(お父さんとお母さんとこんなに離れてるの初めてだから)」
「あのさ…昨日はオヤジさんに会ったらホームシックになった?(なっても無理ないね里心って)」
「今はへいき…駅でお別れの時ちょっと寂しかったけど、照(こんなの子供っぽいよね照)」
「ん…今日はウンと愉しいことしようね、希なにしたい?(笑顔)(なんでも好きなことやらせてあげたいねっ)」
「んーと…この辺りちょっと歩いてみたいな?きれいな湧き水のところとか夏の花とか…(お花なら美代ちゃんも来るかな)」
「散歩イイね…暑いから午前中に行こ?(って花なら)美代も誘っていこうかね、花は美代が詳しいからさ?(美代もよろこぶねだって美代たぶん)」
「美代ちゃんも一緒いいね、堅太くんは?(みんなで歩くの楽しかったもの魚釣りも楽しかったし)」
「堅太も誘おっかね、川ぞい歩いて途中で飯作るのもイイしさ…にぎりめしは持ってこうね?(デイキャンプみたいで楽しいよねっ)」
「ん、それいいな楽しそう…あ(お喋りちょっと声大きくなっちゃったかも愉しくて照)」
「ん?あ…(雅樹さん起きそうだねっあ)」
「…こういち、おいで…(寝惚け×幸せ笑顔)」
「うんっ、(幸せ笑顔)(雅樹さんたらまた抱っこタイムだねっ大喜)」
「光一あったかい…(半覚醒×幸せ→徐々に覚め)あ…(あれ希くんだココってそうだ)」
「あの、おはようございます雅樹先生?(照×笑顔)(雅樹先生すごく照れてる可愛いな大人なのにな)」
「あ…おはよう希くん?照真赤(あああああ僕きっちり見つかったどうしよう変に想われてるかな僕ほんと大人としての威厳が以下略×テンパり)」



やっぱり風邪らしく加筆まだ終わっていません、で、会話短篇UPしました。
第82話「誓文7」+Favonius「少年時譚 夏の杜1」読み直したら校了です、Aesculapius「Dryad33」加筆4倍ほどします、
もうちょい回復したら書きます、はやく話進めたいんですけどねドレも、笑

雑談ぽいやつまたUPそのうちに。
小説・写真ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続き書こうって励みになるので、

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramのブログランキング 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

short scene talk ふたり暮しact.83―Aesculapius act.96

2015-02-21 23:44:00 | short scene talk
緊張の朝@屋根裏部屋
Aesculapius第6章act.31-32幕裏



short scene talk ふたり暮しact.83―Aesculapius act.96

「…ん、こういち…あれ?(なんで僕の隣に光一がいるんだろう昨夜は自分の部屋で独りで寝たのに)」
「…まさきさん、おはよ?(ご機嫌×質問笑顔)(ふふ雅樹さん寝惚けてるね驚いてるもんカワイイねっ希はまだ眠ってるね)」
「おはよう光一、あの…(あ屋根裏部屋だここ希くん寝てるしこれって)…僕ちょっと様子見に来て眠っちゃったみたいで、(照×デレ笑顔)(目が覚めてすぐ光一ってホント幸せだな照×幸)」
「ん、一緒に寝てくれて嬉しいね…俺がいなくて寂しかったの?(きっと俺がいないと雅樹さん寝れないんだねっふふふんっドヤ喜)」
「うん…なんか寝付けなくて、いきなりいてごめんね?照(ああ僕ほんと恥ずかしいよね今日に集中するため独りで寝るとか言ったのに)」
「ううんっ、うれしいよ?俺がいなくて寝付けなかったんだね、ふふんっ(御機嫌×ドヤ笑顔)(こういうの嬉しいねっ)」
「うん…僕から一緒に寝ないって言ったのに、ごめんね?(ああ様子見にきてそのまま寝ちゃったりして光一も呆れるよねこんな)」
「ごめんねするなら雅樹さん、時間まだ早いからちゃんと寝て?俺ちゃんとくっついてるからね、(御機嫌笑顔)(必須アイテムになれて嬉しいもん)」
「ありがとう…照(ああ中学生に甘えている僕ってどうなんだ親の威厳なんて全くないな養子とはいえ父親ガンバリたいのに僕ってホントもう凹でも照×幸)」
「ふふっ…よく眠ってね雅樹さん?俺ちゃんと起こしてあげるからね(御機嫌笑顔)(甘えてもらえるって嬉しいねっ大人あつかいしてもらえてるもん対等だもん)」
「うん、ありがとう…(あ眠くなってきた光一の体温あったかくてきもちいいから…水仙みたいなにおいもあまくてやさしくて)」
「…おやすみ雅樹さん?(おねむだね雅樹さんこの貌カワイイね…寝顔うんと別嬪で)」

「ん…おはよう小十郎?(今夜もちゃんと僕よく眠れたね雅樹先生のお家なんだか居心地いいな光一がいるしって)あれ…?」
「…?(なんで光一のお布団に雅樹先生いるのかな昨夜は自分のお部屋で一人で寝るって言ってたのに)」
「あ、おはよ希?(笑顔)(希が起きちまったね雅樹さんバレチャッタね笑)」



やや風邪っぽいので加筆まだ終わっていません、で、会話短篇UPしました。
第82話「誓文7」+Favonius「少年時譚 夏の杜1」読み直したら校了です、Aesculapius「Dryad33」加筆4倍ほどします、

雑談ぽいやつ昨夜もUPしてあります、
小説・写真ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続き書こうって励みになるので、

取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramのブログランキング 人気ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山岳点景:凍結の夕富士

2015-02-21 22:00:00 | 写真:山岳点景
落陽の鏡



山岳点景:凍結の夕富士

山中湖平野地区より、夕刻の富士×山中湖です。
凍結した湖面はすこし緩んで割れて流氷にもなっていました、水鳥の休憩所です。



で↓こんな置き土産も見ました。なんかほっこりです、笑




なんて写真を撮っていたので加筆校正これからです、
待って下さっている方もしいたら暫しお待ちください、
取り急ぎ、



にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ FC2 Blog Ranking

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする