萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

深夜雑談:留守番の視線

2016-11-30 23:54:15 | 雑談
忙しかった一日、帰ってきたら留守番=悪戯坊主は出迎えしてくれて。
ごほうびの刺身(まぐろ)を食べて後↓満足の居場所はいつものここ。



猫は高いトコロ好き、
小説の書換え版このあとで、笑

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深夜雑談:箱入悪戯坊主

2016-11-28 23:55:13 | 雑談
猫は箱も好き、



たまにカセイフ風、笑



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山岳点景:霜月の富士

2016-11-27 21:44:08 | 写真:山岳点景
日没silhouette



山岳点景:霜月の富士

雪の翌日、山中湖から仰ぐ富士山は、
黄昏ふく風つかのま峰は瞬き、速い雲に消えました。


第157回 過去記事で参加ブログトーナメント
撮影地:富士山@山梨県

今日は忙しかったので昨日の富士山を、笑
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山岳点景:霜月葉色

2016-11-26 23:54:11 | 写真:山岳点景
黄葉紅葉,Last season



山岳点景:霜月葉色

雪残る丹沢、黄葉×紅葉も最後のとき。



雲ながれる木洩陽、ゆれる深い黄色。



尾根からの冷たい風きらめく黄葉、



陽だまり煌めく紅色×光色、



やわらかな陽ざしに黄葉もやわらかな色、



風ゆれる紅色に朱色、翳も赤、



初雪も積もった11月下旬、空はもう冬。


撮影地:丹沢山塊@神奈川県

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深夜雑談:待人なりて

2016-11-24 23:58:30 | 雑談
初雪の今日、遅くなった帰り道は夕飯(っていうか夜食)を誘われて、
食べて帰ってきたら悪戯坊主はいつものようにお出迎えしてくれて、

っていう悪戯坊主のココントコお気に入り場所は↓コレ、笑



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街角点景:霜月初雪

2016-11-24 12:55:08 | 写真:街角点景
五十年の初雪



街角点景:霜月初雪

今朝、起きたら初雪でした。



このあたりは54年ぶりに11月の雪です。
満開だった菊も雪帽子、



まだ紅葉しかけの楓カエデも凍れる雫、



雪に映える常盤山樝子トキワサンザシ、ピラカンサスの名前で知られていますが。



ピラカンサスは2種類あります。
赤い実は常盤山櫨子・ヨーロッパ東南部原産、黄色い実は橘擬タチバナモドキ・中国南西部原産です。



いつも通る道、八重咲きの白菊が雪かぶっていました。



心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花

凡河内躬恒が詠んだ百人一首にも載ってる歌ですけど、
今日は初霜ではなく初雪×霜月の花です、笑


撮影地:住宅街@神奈川県

休憩合間に今朝の写真を、笑
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第85話 春鎮 act.7-another,side story「陽はまた昇る」

2016-11-23 23:00:00 | 陽はまた昇るanother,side story
見えない聲
harushizume―周太24歳3下旬



第85話 春鎮 act.7-another,side story「陽はまた昇る」

どうやって来たのだろう、憶えていない。
それでも辿りついた海はそうだ、君の海。

―…ほら、周太。裾が降りてる、

君が笑う、低い綺麗な声。
あの声が笑ってくれた海はここ、たった七ヶ月前の夏。
あのとき裾めくった手は今いない、それでも周太はソックスごと靴を脱いだ。

「…つめたい、」

さくり、素足に濡れた砂ふれる。
肌とおる冷感ざらり踏む、踏みしめる砂は冷たく脆い。
ダッフルコートひるがえす風、頬ふれて冷たい風、そして波に足濡れた。

―…周太、袖も捲った方がいいな?濡れたら困るから、

君の声が微笑む、でも現実の今は聞こえない。
飛沫おしよせ裾が濡れる、重たくなる、それでも進む脚にコートたなびく。
ライトグレーやわらかに黄昏ゆらす、朱色に黄金にコートきらめいて、ほら夏の海がよせてくる。

―…気に入ってくれたなら良かった、また連れて行ってあげるな、

飛沫に光る、夏にくれた約束。
あの約束の場所ここから見える、ほらあの店、あの遠い遠いシルエット。

―…じゃあ、9月の終わりは行かないとな?

そう君が笑ったのは七月、けれど九月に叶わなかった。
もう約束の九月は来ない、そんな現実を二時間前の声が告げる。

『男の愛人は邪魔な立場になったんだ宮田は、』

それなら英二、君に言ってほしかったのに?

「…っ、」

ざざん、波しぶき夏の記憶ひいてゆく。
大好きだった君の声、君の笑顔、君の肌がくれた温度。
どれも些細なことかもしれない、それでも自分には宝物で、世界の全てだったのに?

『いわゆる権力者だ、その後継者として宮田は鷲田になった、』

権力者、後継者、そんな言葉の意味くらい自分だって解かる。
だから解かるんだ、もう君は僕のこと、邪魔になってしまう。

「え…いじっ、」

声が叫ぶ、これ自分の声だ?

「っ…ぇ、いじぃっ…、」

波を裂いて哭いてゆく、ああ僕はこんな声なんだ?
こんなふう泣き叫んでしまうほど呼びたいんだ、唯ひとり君を。

―…周太、約束だよ?俺は何があっても君から離れない、ずっと、永遠にだ、

夏の声が呼ぶ、誓う、永遠だと君が告げる。
あの永遠いつまでを言ったのだろう、君は?

「…えいじっ…えい、っごほんっ」

咽ぶ声、ああ喉ふかく痛い。
また発作ぶりかえすのだろうか、ああ病気に逃げこむなんて嫌だ。
逃げこむより見つめて向きあって考えたい、唯ひとつ信じた想いそれだけを。

そうして、そうだ忘れられたらいい、君も僕も?
そのため、そうだ僕ごと消えてしまったらいい。

「ごほっ…ぅ、」

咳が止まらない、それでも脚が潮を浸す。
肌まとわりつく布が重い、ほら、冷たく静かに沈みだす。
波飛沫おしよせる、朱色はじいて黄金きらめいて、ひきよせる黄昏に夏が消える。

消えてゆけばいい僕の恋、それから、君の隣にあった僕の居場所。

「…えい…じっ…」

ざあっ、

飛沫ひっぱたく重たい打撃、水滴いくつも敲いて濡らす。
黄金うつ波うねらせ煌めく、もう色すこし変わる波が近い。
あの波すこし越えたら消えられる、踏みだしかけてコート曳かれた。

「おんっ、」

今なにか聞えた?

「おんっ、ぅぅぅっ!」

唸る声、そしてダッフルコート引っ張られる。
波かく音、飛沫の音、なにか懐かしくて振りむき、止まった。

「…カイ?」

名前こぼれた波間、茶色い耳が波ゆれる。
茶色い犬がコート咥えこむ、かわいい茶色い手が飛沫かく。
つぶらな黒い瞳は自分を映して、その挟間ゆらり波うねった。

「カイっ、」

波に腕のばし毛並ふれる。
水ゆれる体温ふれて抱き寄せて瞬間、がぼり沈んだ。

―カイ!

ああ救けたい、この温もりは。
冷たくなんてしたくない、だって何度も救ってくれた。

―カイ、どうして僕のためにカイっ、

この犬は自分の犬じゃない、それなのに追いかけてきてくれた。
また自分を救おうと来てくれて、そのまま海に巻きこんでしまいたくない。
どうしても救いたい、この犬を待つ人へ帰らせたい、願い温もり抱きしめ水かいて、けれど腕も脚も重たい。

がぼっ、

-コートが重たいんだ、濡れて巻きついて、

ダッフルコート全身からむ、それでも腕なんとか動く。
そうだ警察学校でも着衣で訓練した、きっと泳ぎ切れる。

ただ救けたい、ただ願い波をあがいた。

「はあっ…!」

ざばり水面ぬける、唇なびく風が辛い。
潮に冷たい重い腕、それでも抱きしめる温もりと波をかいた。

「ぅっ…はあっ」

重たい腕、重たい脚、でも波を進む。
暗くなる岸の色、それでも水面ゆれる黄昏が燈す。
あの光だけ見つめて行けばいい、ただ見つめて波を掻いて足に砂ふれた。

「カイっ、カイ…っごほっ、」

抱きしめた犬ごと膝くずおれる。
噎せながら座りこんで、暗い岸辺に黒い瞳きらめいた。

「くんっ、」

ちいさな鼻そっと頬ふれる。
やわらかな温もり頬なでて、つぶらな瞳まっすぐ見あげてくれた。

「カイ…、」

呼びかけて抱きしめる、やわらかな温もりニットを透かす。
濡れたコート濡れたニットパーカー、それなのに温かで微笑んだ。

「カイ、ごめんねカイ、ぼく…ごめんなさいカイ、」

微笑んだ視界にじむ、やわらかな紗に世界ゆれる。
あふれる熱こぼれて滲んで、ぺろり舐められた頬の温もり笑った。

「カイ笑ってるの?ばかだねって…こほっ」
「おんっ、」

ひとこえ鳴いて頬ぺろり、舐めてくれる温度やわらかい。
あふれる熱そっと舐められる、その温もりに知らされる罪が刺した。

「ごめんなさい、ぼくカイにまでたすけられてっ…」

たすけられている、自分の命は。

こんなふう何度も救われて護られて、それなのに今なにをした?
こんなこと解かっていたはず、それなのに棄てかけた温もり抱きしめた。

「ほんとうにごめんねカイ、ごめ…ね…っ」

こんなこと赦されない、だって護られた願い棄てることだ。

『もう後悔したくなくて今も無理やり助けに来ました、』

優しい低い声が響く、大叔母の涙の声。

『なぜ無理にでも助けなかったのかって、ずっとずっと後悔しているの。斗貴子さんと約束したのに私は…私は本当に愚かね、』

雪ふる夜に大叔母が泣く、あんなところまで救いにきてくれた。
ずっと苦労なんて知らなかったろう、それなのに雪の夜まで駆けてきた、あの声。

『十四年前こうするべきだったわ!あなたを引っ叩けてたら喪わないですんだのに、あなたも私も大事なものを!』

屈強な男を引っ叩いた手。
雪の街燈ひらめいた手は華奢に真白で、それなのに力強かった。
あんなに綺麗な手、それなのに逞しくて眩しくて、それは母も同じだ。

『民間人舐めてんじゃないわよっ、この殺人鬼!』

あの母があんなふう怒鳴った、あの穏やかで優しい母が。
あの全て誰のため何のため?解かっているから涙が熱い。

「ごめんなさ…ごめんなさいっ、こほっ」

温もりひとつ抱きしめ頬が熱い、その雫そっと拭われる。
やさしい吐息そっと頬ふれ鼻をならす、この優しい犬まで巻きこんでしまった。

こんなふう涙ぬぐってくれた想い、もう幾つもらったろう?

『だから湯原も絶対に帰ってこい、俺も援護するから絶対に帰れ、』

低い深い声が見つめる、あの声さっきも再会した。
さっきも涙ぬぐって受けとめてくれた、あの温もり裏切るところだった。

『俺が悪かった湯原、ごめんな…ごめん湯原、』

そうだ謝ってくれた、今もし死んだらきっと責めてしまうのに?

「すみませ…ごめんなさ、い」

声あふれて哀しい、だって忘れてしまっていた。
あのひとこそ本当は傷ついている、大切な人を殺されて仲間の自殺未遂まで見た瞳。

『俺は助けたい、』

雪の山懐そう告げた瞳、静かで深い涙が優しい眼。
あの手首いくつも刻まれた傷を知っている、それなのに自分は何しようとした?

『湯原が飯、うまいって言ってくれたから、』

笑った瞳は照れくさげ、そして優しかった。
あの優しい瞳どうなってしまう?こんな自分でも命ひとつ追い詰めてしまうのに?
こんな大切なことまで忘れて何をしたのだろう、それに、あの澄んだ明るい眼まで忘れて。

『ゆはらくんのばかっ…やくそくぜんぶわすれてっ、』

目覚めた最初、泣いて笑ってくれた。
あの瞳ずっと大切だ、出逢った最初から特別な女の子。

『一緒に勉強しようね、約束よ?』

一緒に、そう笑ってくれた最初の女の子。
あの笑顔あの瞳ほんとうに好きだ、笑ってくれるなら何でもしたくなる。

「ごめんなさい…みよさん…」

名前そっと声にして温かい、そうして自覚する。
こんなに温かいほど大切なんだ?そうして笑顔いくつも想いだす。

『周太ならスケッチブック見ていいよ、』

明眸さわやかな眼鏡の瞳、あの明るさ大好きだ。
何も知らない明るさじゃない、その潔さ逞しくて。

『白バラみたいな女の子だよ、弥生は、』

あんな話、きっと誰にでもするわけじゃない。
それでも話してくれた信頼も感情も、どうして棄てようと出来たのだろう?

『俺ずっと考えてることあるんだ、だから周太、一緒に大学院へ行こう?』

語ってくれた夢、あの夢と結んだ約束が誇らしい。
そうして願い進路この先も考えて、それなのに忘れて僕は何をした?

「ごめん賢弥…ごめ、ね」

名前を呼んで涙こぼれる、朱色に沈む海で懐かしむ。
沈みこむ太陽に墨色きらめく、そうだ、こんな海を謳う詩と父の名残り。

『そうだ君だ、君なんだ、』

鳶色の瞳が泣いた、父が大好きだったひと。

「すみません田嶋先生っ…、」

恩師を呼ぶ、そして父の微笑かすめる。
桜ふる夜まどろんだ父の死顔、あの最期を泣いてくれた瞳はすこし父と似ていた。
父を惜しみ祖父を尊敬し続けてくれる文学者、ふたり遺した夢を追い続けてくれるひと。

そのひとに引き合わせてくれた、もう一人の恩師が自分を見つめる。

青木真彦『樹木の生命―千年の星霜と年輪の軌跡―』

樹木の生命力について、樹木の医師である樹医が記した本。
幼い日に憧れた「植物の魔法使い」が書いた本は、本当に不思議で楽しく温かい。
あの一冊を手渡してくれた眼ざしが、あの繊細で頑丈な手が自分に語りかけた。

“君が掌を救った事実には、生命の一環を救った真実があります。君に誇りを持ってください。”

君が救ってくれた、そう綴ってくれた植物学者の手。
あの掌に導かれ再び見つめた夢はまぶしくて温かで、それすら棄てて自分は何をした?

「すみません青木先せっ…い、ごめんなさい…ごめんねカイ、」

涙あふれる想い滴る、今してしまった罪に。
それでも止まない想いごと茶色い温もり抱きしめた。

「ごめんねカイ僕はっ…でもぼくは、まだすきなんだ…」

ああ、まだ好きだ君のこと。

「…すきなんだっ…こほっ」

こんなになっても好きだ、あんなに言われたのに?

『男の愛人は邪魔な立場になったんだ宮田は、』

解かっていた、僕の恋は君の邪魔になる。

「…おとこどうしなんて…ぅこほっ…わかってた、でもぼくは…っ」

邪魔になるなんて解かっている、最初からそんなこと解かっていた。
解かっていたくせに言われたら痛い、苦しくて哀しくて、消えたくなる。
それなのに消せない、もう大切なもの多すぎて壊したくない、だってこんなに温かい。

「くん…、」

鼻そっと鳴らして頬ふれる、毛並やわらかに温かい。
こんなふう自分は温もり幾つも護られる?そっと抱きしめる温度に光を見た。

「あ…」

茶色い毛並やわらかな先、薄紅色ひとつ光る。
黄昏ためるような儚い光、それでも確かに煌めいて懐かしくて、そっと指のばした。

「…ふたつくっついて、」

桜貝ひとひら、黄昏に燈る。


(to be continued)

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花木点景:菊花の森

2016-11-22 21:33:01 | 写真:花木点景
霜月に咲く



花木点景:菊花の森

ここらへんでも黄葉が始まりました、



金色あわい黄葉のころ、この森は菊が咲きます。



どう見ても園芸種、けれど咲く姿はいわゆる野放図。



虫食いだらけで整ってはいない、それなのに露こぼす花びらは深い色。



忘れられたような菊花園、咲く色彩さまざま惹かれます。



これだけ園芸種の菊が咲くなら、昔は家があったのかもしれません。
はるか見あげる梢も過去、ずっと前は庭木だったかもしれない?




そんな木洩陽ゆれる午後の森、ほの暗い底を燈す白一輪。


撮影地:菊の森@神奈川県

で、このあと小説の続きする予定です、笑

第22回 ☆花って綺麗ですよね♪☆ブログトーナメント

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花木点景:秋そまる

2016-11-20 23:22:00 | 写真:花木点景
赤に青に、



花木点景:秋そまる

近場の森、紅葉が始まりました。
でも今日は繁忙につき・写真は先週のものです、笑



今はもうちょい赤いかもしれません、秋ですね。


撮影地:森@神奈川県

朝5時起きだったのでカナリ眠たいです、
思い切って挑戦!! 14ブログトーナメント

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深夜雑談:同窓先輩の山慕

2016-11-19 23:50:01 | 雑談


ちょっと母校の集まりあった今日、ソンナコンナで帰りは遅くなり、笑
年次あれこれ先輩も後輩も集まったわけだけど、
初対面の先輩に元・山ヤさんがいて、

「あ、山やってるんだ?」

ってカンジに話が盛り上がり、っていうキッカケは携帯電話でした。

「猫いるんだ!写真ある?」

って話になり、で、自分が出した携帯電話=ガラホだったので、

「若いのにめずらしーねーガラホ持ってるって?」

と驚かれ、笑
かくいう先輩はスマホだったわけで、
あーそりゃ不思議がられるだろうなと思いながら、

登山パンツの太腿んとこのポケットに入れるのにガラホじゃないと邪魔で、笑

って言ったら先輩、眼ちょっと大きくして、

「あ、山やってるんだ!実は高校からやったんだよー!」

と、ぱっと笑顔になってくれて、
そんなこんなで山の話になって、

「日本アルプスは何度も登ったよー、」

っていうアルプス山系大好きな方で、
高校の山岳部からちゃんとスタートされた正統派、でも、
大学のワンゲル部も入ったけど一度で辞めたんだよソノ理由はねーなんて本音話もしてくれて、

「最近どこ登ったの?」

なんて訊かれたので正直に、
日帰りショートコースばっかりですよ笑~と申告し、
今年ドコ登った話して、で、先週末の北奥千丈岳の話をしたら、

「あーもう雪だよねえ、あのへん凍るよねー、」

と先輩もうなずかれ、
懐かしいなーと喜ばれていたんだけど、

アイスバーン化した登山道×アイゼンも冬装備もない登山者=立ち往生

っていうのを見かけて引き返せって言ったんですよねー、
ってことを話したら、

「あーーいるよねそういうひと、」

困った顔になり、

コンナトコが怖い×コンナとこが愉しすぎるよね冬山

って話になり、
どこの山で何が良かったとか、
どういうとき何が困った・楽しかった、

なんて話に笑って、そうして先輩が微笑んで、

「いいなあ山、もう齢とっちゃったから今は登ってないんだよね。気をつけて愉しんでよ?」

そう言って笑った眼ざしが、今日の印象になった。

その先輩は練習コースも某百名山のマイナールート、
アルプス山系を目を瞑っても歩けるくらい熟知していて、カナリ登りこんでいる、
だけど今はもう「齢だから」と控えているのは、ソレダケ山を知っているからなんだろう。

山は、どんな低い山でも山は山、危険があたりまえにある。
そんな山リアルを熟知しているからこそ山を辞めた先輩は、山ヤの貌だった。

穏やかで上品、気さくで知的、卒論テーマを照れながらも話してくれる。
山の話ができるって解かったとたん瞳きらきらさせて、高校時代からの山話いろいろ笑って話して、

あーこんな面白い先輩がいたんだなあ、

ってなんだか嬉しかった、笑

期はずっと上の大先輩、専攻も違う、
それでもキャンパスのこと、学食、講義に卒論、学生御用達のゴハン屋、山の話までアレコレ一緒に笑って、
年齢も在学時期もまったく重ならない、だからキャンパスの建物だって違う点いくつもあって、でも共通話題は尽きなかった。

そういう共通点は、山やっていない他の先輩たちにもあって。
そういう共通点に・あーこれが同窓生ってやつなんだなーと思った。

そんなカンジに先輩たちとの時間はオモシロかったから、
行く前はホンネチョットメンドクサイなあ思ってたけど、
行ってみたら時間あっというまに過ぎた・予想外にも、笑

予想外、

そんなことあるから「ホンネチョットメンドクサイ」こともやってみると面白い、
で、やっぱりアルプス山系大好きな先輩の眼は、たぶん忘れられないだろなーと。

“懐かしいなあ、”

そんな眼ざしに、登れる今に感謝した。



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