萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:春紅葉の山

2014-05-11 21:30:00 | 写真:山岳点景
赤×緑



山岳点景:春紅葉

山麓の神社の境内、春紅葉の椛がありました。
緑と赤は補色、で、初夏の早緑に深紅は映えます。



Which at this season, with their unripe fruits,
Are clad in one green hue, and lose themselves
‘Mid groves and copses. Once again I see

この季節にあって何れも、まだ熟さぬ木々の果実たちは、
緑ひとつの色調を纏い、そしてひと時に消えて移ろいゆく
木々と森の中深くから。今また見えるのは

William Wordsworth「Lines Compose a Few Miles above Tintern Abbey」引用抜粋&自訳



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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚88

2014-05-11 00:24:00 | 雑談寓話
眠いから短めです、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚88

5月連休明け、仕事忙しいけれど落着きだした頃、
同期と呑んで帰った金曜夜、同僚御曹司クンとの電話が始まった。

「っ、おばちゃんじゃねーよっ俺は男だっつーの、なんだよもういつも余裕かましやがってマジムカつく、拗」

いつもの調子だね、笑

って感じのカラカワレ御曹司クンな台詞から始まって、
パソコンでしたいことしながらコーヒー飲みながら、向うもテキストか雑誌か捲りながら、
今週にあった仕事のアレコレや試験の話、ちょっと面白かった話、アレコレ話して、で、訊いてみた、

「おまえさ、元職の皆と呑んでる方が楽しいってよく言ってるけど、ソンナにウチの職場のヤツとも呑んだ経験あるワケ?」

まあ無いだろな?
そんな予想通りに御曹司クンは言った、

「部署の呑み会ならあるけどーあとはオマエだな、照笑」

またデレかこいつ?笑
こんなときコレはダメだろ想いながら容赦なくツッコんだ、

「壁作ってたら笑顔仮面のまんまだよ、家継ぐんならソノヘンまじめに考えな?笑」
「うー…解ってるけどさー、拗」

ナンテ感じに拗ねモードになり、
でも社会人男なら大事なトコだから言ってみた、

「経営者が壁作ってたら部下誰も付いて来ないだろ?今の職場は腰掛け気分だからって言いたいんだろうけどね、そんなんで家継いでも潰すよ?」

いつか実家の会社に帰る、そんな予想図があるから御曹司クンは今の職場に向きあえない。
そういうの解かるから言った向こうまた拗ねた、

「どうせ帰るのに今んとこにシガラミとかいらねえもん、別にいいじゃん、拗」
「仕事ってどっかしら繋がってるだろ?そういうの解かってるだろが、」
「繋がってたってさー直接関わるか解かんないし、拗」
「噂で変なこと言われて評価されてもツマンナイだろ?」

なんて真面目な話して、
そしたら御曹司クン拗ねながらも言った、

「おまえさーそんな色々気にしてくれるのって俺、ほんと嬉しいんだけど?拗×笑」

気にしてる、って確かにその通りだ?

こんなメンドクサイ話題はどうでも良い相手にならしない、
だからドウでも良くない相手になっている、少なくとも暫定恋人より気になる相手であることは変わりない、

そこに恋愛感情が無くても、笑


とりあえずココで一旦切ります、続きあるんですが気が向いたら続篇また。
Aesculapius「Mouseion34」読み直し校正ちょっとします、第76話「霜雪2」校了です。
不定期連載「Favonius 少年時譚 act.5」草稿UPしました、また加筆校正していきます。
この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるバロメーターにもしてるので、笑

取り急ぎ、




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