おはようございます、
曇り空→雨予報らしいですけどまた眠いです、が昼ちょっと忙しいかもなんで今載せときます。
で、この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるので続きまた載せます、楽しんでもらえたら嬉しいです、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚43
同僚御曹司クンと夜お茶した金曜夜、の翌日は友達と横浜で待ち合わせだった。
ランチ行ってみたい店があるとかで昼から誘ってくれて、だから家はゆっくり出れば良かったんだけど。
先週から続くアレコレがなんとなく重たい笑 っていうか朝晩のメールに本音どうしていいか考えこみそうで外に出たかった。
From:御曹司クン
本文:おはよー昨夜ありがとう楽しかった(顔文字笑顔)
今日は俺もデートしてくる、でないと嫉妬メールとか送りそうでやばいから。
なんて言ってもおまえは嫉妬とかしてくれないんだよなー(顔文字泣顔)でも愛してるよ、イヴどこ行きたいか考えといて。
休日の朝だけど彼のラブコールは無休らしい?笑
とか笑いながらも互いの感情が違い過ぎて困るなって思ってた。
こんなモードになって一週間だけど、この先ホントに友達づきあい出来るのか謎だなあと。
なにより、職場の同僚だから仕事に支障が出ることになったら問題が大きすぎる。
ソウイウの相手が異性だったらソレなり周囲も気づいて気遣い&配置換えもアリだろうけれど、
上司や先輩に相談するにも微妙すぎるし、なにより最初の経緯から話さざるを得なくなるコトは避けたかった。
お互いのキャリアに傷つける事は勘弁だな?
なんて考えてさ、こういうこと女性相手ならココまで気遣わなくてもいいのにって正直思った。
社内恋愛とかツッコんでくる女性は大概が結婚=退職って考えの人も多いから、職場=キャリア積むって発想も希薄、
だったら相手のキャリアとかナントカそんなに気遣う必要もないし、恋愛&失恋したって噂になってもフツーに受けとめられるけど。
だけど男性ならスキャンダルっぽいといわゆる出世を躓かせる要素になる、
そういう立ち回りの巧いヤツなら良いけれど、御曹司クンは表の顔とか巧いトコあるけれど今回無理な兆しがあったんだよね。
『お昼になると御曹司サンよくトモさんの方を見てるよ、誘いに行きたいなって感じでね?』
なんて同僚かつ友達の花サンに言われたけれど、その通り顔に出まくってるトコあるんだよね。
ソレは一週間で既に見たコトで、だから仕事円滑に保つ為にもよく考えて動く必要があってさ。
こういうの御曹司クンに言うと打算だなんだって拗ねるor冷静に判断できるかな?
なんて考えながらメールとりあえず放置して、
出掛けた電車の中で返信した。
T o:御曹司クン
本文:新しい恋にガンバレ、笑 こっち今日明日は圏外だから。
で、紅葉坂の図書館で調べモノして有隣堂書店で本見つけて、
気分転換してから待ち合わせの駅に行って友達とランチの席についた。
軽めのコースで近況の話なんかしてさ、コーヒーになったころ彼女に訊かれた。
「ねー、最近は恋とかしてないの?」
女の子ってホント恋愛トーク好きだよね、笑
この質問どう返そうかなって笑ってさ、とりあえず質問返してみた。
「麻里はうまくいってる?年下のヤツとナントカ言ってたよね、笑」
「うん、よく家に来てゴハン作ってくれるよー彼の親は公認みたいだけどウチの親に未だ言えてないの、やっぱ難しいと思う?」
困ってるけど幸せ嬉しいって顔で笑ってさ、
まあ彼女の両親が反対するのも無理ないのかなって思いながら訊いてみた。
「学歴と年齢のコト言われそうなんだ?」
「そうなのよー国立なんて下手に出ない方が良かったなあとか思いそう、齢も逆なら良かったんだろうけど、笑」
そんなふう笑って言う彼女の顔は惚気×困惑ってカンジだった。
そういう悩みも幸せなんだろなって顔していてさ、いわゆる花畑な顔が楽しかったけど現実を言ってみた。
「キツイこというけどさ、いわゆる三流の私大卒で資格も無くて正社員とかじゃない男なんだろ?コレって学歴より甲斐性の問題かなって思うよ、
聴いてる感じ体力あるけど大黒柱は無理っぽい男だろ?麻里が仕事して彼が主夫になるのもお互い幸せなら結婚もイイと思うよ、簡単じゃないけど、」
ソウイウコトを彼女の両親、特に父親は危ぶんで当り前だろなって思った。
それなりの良い家で才色兼備な娘だったら父親は夢も見るだろう?そんな現実に彼女が訊いてきた。
「その簡単じゃないって言うの、お父さんの説得が難しいってコトよね?」
「それも難しいけどね、年下クンの気持ちが難しいんじゃないかってコト。悪いけどプライド空回ってるカンジのヤツだから、笑」
思ったまんま言った向こう、綺麗な顔が考えこんだ。
この彼女けっこう美人でさ、その気になればモテるだろうし他の選択もあると思うんだよね。
だから彼女を見てると正直なトコ「恋は盲目」って言葉が浮かぶ、そんな感想に彼女が訊いてきた。
「それって、後々に彼が疲れてくるとかそういうこと?」
「収入も学歴も年齢も女性の方が上ってプレッシャー少なからずあるよってコト、今は良くてもね?笑」
男年下、女年上、そこにある現実は甘くないよって彼女に教えたかった。
そういうの納得してから結婚するなら何かあったとき超えるヒントにもなる、だから話してみた。
「離婚調停の事案を調べたコトあるんだけどさ、そのとき見た3件中2件がね、女性が4歳以上から年上で収入や社会的地位が上で高学歴だったよ。
どっちも離婚原因は結局浮気でさ、妻が仕事忙しくて家事疎かになってナンカ息苦しくなった夫が若い女にってワケ。でも妻にも男いるケースが多い、」
そのとき見たのは3件、でも「ケースが多い」って言う話。
そんな言い回しに気づいて麻里は訊いてきた。
「3件って今言ったけど、他にも同じような例は沢山あるって弁護士の友達とかに聴いたってコト?」
「アタリ、」
笑って正直に頷いた向こう彼女はため息吐いた。
なんかしら心当たりがある、そんな貌が哀しそうでソレでも希望を探したいって想いが見えてた。
せっかくの休日なのに重ためな空気になっちゃったなあ思いながらコーヒー飲み終えて、外に出たら彼女が笑った。
「ね、ちょっとタバコ吸いたいな?公園とか連れてって、笑」
彼女は割とヘビーな喫煙者なんだよね、笑
ソコは自分と合わないから食事の席では控えてくれる、そんな気遣い有難いなって思いながら連れて行ったら喜んでくれた。
「わー眺め良いトコじゃない?バラも綺麗、ベンチも陽だまりあったかいし、ホント良い場所、」
山手の高台にちょっといい場所があるんだよね、
そこに好きなベンチがあるから連れて行ったんだけど、携帯灰皿ちゃんと出しながら彼女が笑った。
「バラって12月も咲くのね、ここクリスマスの時とか良いデートコースじゃない?誰か連れて来たことあるんでしょ、」
今その話題ちょっとアレだな?笑
なんて想いながら正直に答えてみた、
「子供の頃からよく来てるよ、あっちのバラ園は紫とか珍しいのあって面白いんだよね。そこのカフェはウィンナーコーヒーおすすめ、笑」
「バラもウィンナーコーヒーも私大好き、だから連れて来てくれたんでしょ?ありがとね、笑」
なんてカンジに御機嫌になって一本、細いの吸い始めてさ。
こっちは缶コーヒーのんびり飲んでたら彼女が言ってきた。
「ほんとエスコート巧いよね、トモを彼氏に出来たら良いのにーとか想っちゃう、トモならお父さんも結婚OKだろうし、笑」
「喫煙者は無理、ごめんね?笑」
あっさり断って笑った隣、彼女も「だよねー笑」って笑ってくれた。
こんな会話は初めてじゃない、そういう気楽さに彼女が訊いてきた。
「ね、最近は恋とかドウなの?秋に別れたとか言ってたよね、笑」
やっぱり恋愛トークなんだ?笑
ほんとコウイウ話好きだよなー思いながら、ちょっと言ってみた。
「バイセクシャルのヤツに告白されたら、どう想う?笑」
誰とか言うことは出来ない、でも一般論として訊いてみたいなって思ったんだよね。
彼女みたいな普通に女の人で恋愛楽しいってタイプの意見を訊いてみたかった、
そしたら煙草から離れた唇がルージュ綺麗なまんま叫んだ。
「えっ、ちょっとまって嫌っ!男同士の人にトモが告白されたってコト?!ウソ嫌っ!!」
ズイブン一息な叫び声だよね?笑
とりあえずココで一旦切りますけど会話まだ続きます、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、で、気が向いたら続篇載せます、笑
Aesculapiusの加筆校正したら短篇連載かナンカの予定です。
小説ほか面白かったらバナーorコメントして続き急かして下さい、笑
取り急ぎ、
智
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