別荘で週末生活

リゾート・別荘で遊ぶ、楽しむ。そして日頃のつぶやき・・・那須と湘南より

ほっけ

2006年04月13日 | Weblog
私はホッケがきらいだった。

なぜかというと、母親の料理下手が原因だろうとと思う。
今ならちょっと考えられないが、作るときには大量に作ってそれを延々と毎日食べるというパターンなのだ。

大身でそれなりの栄養があり、安い代表格がホッケの開きだった。天日干しなのである程度なら日保ちする。

父親がある日から出張となりしばらく帰ってこない日が続いた。
よせばいいのに大量にほっけの開きを焼く母、そんなに焼いていったいどうするというのだ。子供心に絶望的な気持ちになる。

案の定、出てくるでてくる朝・昼・晩、連続すること一週間・・・勘弁してほしい。

いえ、ホッケの味は決して悪くないのです、問題は「毎日続くこと」と「冷えている」ことなのです。
その都度買うなり、焼くなりすればよいものをまとめて焼くものだから、二回目以降は冷えたほっけが出てくる。
この冷えたホッケがこれでもか、というくらいうまくないのである。水分はとうに飛んでいるし、浮いた油が固まってカパカパになるし。

これはもう拷問に等しい。

というわけで私はホッケ嫌いとなった。

               

もともと魚好きのため、昼の食事も魚を探す。ただし弁当屋には焼き魚定食がない。たいていは、揚げ物、フライとなってしまう。

あるとき会社の近くにオリジン弁当というのが開店。
ここには「ほっけ塩焼き弁当」がある。恐らく半完成品の用意があるためだろう、さほど時間をかけずに出てくる。

調理場が見えないのでなんとなく不安だが、これがなかなかおいしい。

焼きたてのほっけ、これが食べたかったのだ。ウ~うまい。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ケチャップ大好き (ともD)
2006-04-20 08:03:34
そうですね~

思い出の味、香り、というのはなんらかの記憶と一緒にしまわれているものですね。



ケチャップだらけのチャーハン、これかな、お袋の味は・・・でもこれは結構おいしかった。
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まったく~ (くう姐)
2006-04-19 21:36:05
ほっけ。

カレー。

へたくそな煮付け。



い~~~んです!



へたくそでも、大量に作っても・・・

居なくなると、変なものが無性に食べたいんです。



いわゆる「おふくろの味」



おいしいばっかりがおふくろの味でもなかったりして☆
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トラウマだ~ (ともD)
2006-04-17 10:29:42
○○ってこんなに旨いものだったのかー、と後になって知ることってありますね~。



私もこちらに出てきて初めて白味噌以外の味噌汁を食べました。赤だし味噌汁、初めて食べて驚いた経験があります。
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カレー (提督)
2006-04-15 17:01:18
私は珍しくカレーが大嫌いな子供でした。

というよりほとんど食べなかった。

商船に乗って、食べたカレーがウマイのなんのって・・・。

単にお袋のカレーが強烈に不味かったのであります。
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大量生産 (ともD)
2006-04-14 10:24:32
昔は子供が多かったので、母の大量生産方式もその名残りなのでしょうか。

大量に作ると美味しいものもありますけどね~

でもホッケノ開きはちょっと・・・
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おふくろの味何処に (K子)
2006-04-13 09:29:56
おっほー なんか、お母様、身近に・・・

私も 息子をカレイの煮付け嫌いにしてしまいました。私の場合は、ただ単に、料理がヘタクソだったためです。
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