私はホッケがきらいだった。
なぜかというと、母親の料理下手が原因だろうとと思う。
今ならちょっと考えられないが、作るときには大量に作ってそれを延々と毎日食べるというパターンなのだ。
大身でそれなりの栄養があり、安い代表格がホッケの開きだった。天日干しなのである程度なら日保ちする。
父親がある日から出張となりしばらく帰ってこない日が続いた。
よせばいいのに大量にほっけの開きを焼く母、そんなに焼いていったいどうするというのだ。子供心に絶望的な気持ちになる。
案の定、出てくるでてくる朝・昼・晩、連続すること一週間・・・勘弁してほしい。
いえ、ホッケの味は決して悪くないのです、問題は「毎日続くこと」と「冷えている」ことなのです。
その都度買うなり、焼くなりすればよいものをまとめて焼くものだから、二回目以降は冷えたほっけが出てくる。
この冷えたホッケがこれでもか、というくらいうまくないのである。水分はとうに飛んでいるし、浮いた油が固まってカパカパになるし。
これはもう拷問に等しい。
というわけで私はホッケ嫌いとなった。
もともと魚好きのため、昼の食事も魚を探す。ただし弁当屋には焼き魚定食がない。たいていは、揚げ物、フライとなってしまう。
あるとき会社の近くにオリジン弁当というのが開店。
ここには「ほっけ塩焼き弁当」がある。恐らく半完成品の用意があるためだろう、さほど時間をかけずに出てくる。
調理場が見えないのでなんとなく不安だが、これがなかなかおいしい。
焼きたてのほっけ、これが食べたかったのだ。ウ~うまい。
なぜかというと、母親の料理下手が原因だろうとと思う。
今ならちょっと考えられないが、作るときには大量に作ってそれを延々と毎日食べるというパターンなのだ。
大身でそれなりの栄養があり、安い代表格がホッケの開きだった。天日干しなのである程度なら日保ちする。
父親がある日から出張となりしばらく帰ってこない日が続いた。
よせばいいのに大量にほっけの開きを焼く母、そんなに焼いていったいどうするというのだ。子供心に絶望的な気持ちになる。
案の定、出てくるでてくる朝・昼・晩、連続すること一週間・・・勘弁してほしい。
いえ、ホッケの味は決して悪くないのです、問題は「毎日続くこと」と「冷えている」ことなのです。
その都度買うなり、焼くなりすればよいものをまとめて焼くものだから、二回目以降は冷えたほっけが出てくる。
この冷えたホッケがこれでもか、というくらいうまくないのである。水分はとうに飛んでいるし、浮いた油が固まってカパカパになるし。
これはもう拷問に等しい。
というわけで私はホッケ嫌いとなった。
もともと魚好きのため、昼の食事も魚を探す。ただし弁当屋には焼き魚定食がない。たいていは、揚げ物、フライとなってしまう。
あるとき会社の近くにオリジン弁当というのが開店。
ここには「ほっけ塩焼き弁当」がある。恐らく半完成品の用意があるためだろう、さほど時間をかけずに出てくる。
調理場が見えないのでなんとなく不安だが、これがなかなかおいしい。
焼きたてのほっけ、これが食べたかったのだ。ウ~うまい。
思い出の味、香り、というのはなんらかの記憶と一緒にしまわれているものですね。
ケチャップだらけのチャーハン、これかな、お袋の味は・・・でもこれは結構おいしかった。
カレー。
へたくそな煮付け。
い~~~んです!
へたくそでも、大量に作っても・・・
居なくなると、変なものが無性に食べたいんです。
いわゆる「おふくろの味」
おいしいばっかりがおふくろの味でもなかったりして☆
私もこちらに出てきて初めて白味噌以外の味噌汁を食べました。赤だし味噌汁、初めて食べて驚いた経験があります。
というよりほとんど食べなかった。
商船に乗って、食べたカレーがウマイのなんのって・・・。
単にお袋のカレーが強烈に不味かったのであります。
大量に作ると美味しいものもありますけどね~
でもホッケノ開きはちょっと・・・
私も 息子をカレイの煮付け嫌いにしてしまいました。私の場合は、ただ単に、料理がヘタクソだったためです。