別荘で週末生活

リゾート・別荘で遊ぶ、楽しむ。そして日頃のつぶやき・・・那須と湘南より

高級官僚って・・・

2005年06月30日 | Weblog
波長の合う友人の勧めで本を読んだ。
オススメ通りたいへん面白かった。

「お笑い大蔵省極秘情報」

テリー伊藤氏と大蔵官僚3人とのインタビューの形式をとっている本である。
出版時期はバブル崩壊後、住専問題が騒がれていた頃。

読んで思った、高級官僚というのは普通の人間間隔からは遠くかけ離れている。
いくつか特徴的なことがらがあったので整理してみたい。

●エリート意識:やたらと出てくる「東大法学部卒」、「事務処理能力の高さ」、「大蔵(当時)は省庁の頂点」、強烈なエリート意識だ。
●バカ、アホ発言:国民、政治家に対してまるで枕詞のように使う。心からそう思っていることがよく分かった。

●責任:極めて狭い縄張り意識をもつ。結果責任は一切とらない。政策的に失敗といわれているものはみな国民と政治家の責任という考え方。
●女・海外旅行:ともかく「たかり」の構造だ。大蔵官僚の名刺を出しさえすれば女は抱き放題、銀行の担当からはたかり放題。

●カネ:天下りの繰り返しで数億円の収入が約束される。税金の還流であることの罪悪感は全くない。
●貧弱な感性:テリー伊藤氏も指摘していたが、あらゆる会話から感性の乏しさを感じる。まるでロボットのようだ。普通の人間の感性は持ち合わせていないようだ。

「カンセイ(感性)」とキーボードをたたいて漢字変換すると、「官製」と出た。
実は作られていく存在なのかもしれない。

道徳的修養に要する努力の大部分は、自分の過去および現在の行為の生んだ不快な結果を認めるのに必要な勇気にある。
デューウィ 「哲学の改造」

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
官僚の感性→官製(!?) (虫主婦)
2005-06-30 10:31:07
やっぱりそうなんですね。

外務省のもないのですか?

テリーさん、ぜひやってほしい。でも、官僚のほうが逃げるだろうな。



ところで、記事とは、無関係なのですが、TBさせていただきました。

もし、ご不快でしたらごめんなさい、スルーしてください。

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外務省 (ともD)
2005-06-30 14:39:18
虫主婦さん、

TB大歓迎、じゃんじゃんお願いします。そのうちこちらからもTBさせていただきます。



ところで外務省版ありますよ、「お笑い外務省機密情報」



http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870313065/qid=1120109786/sr=1-20/ref=sr_1_2_20/250-1145684-9104222
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読みましたか・・ (痴呆公務員オヤジ)
2005-07-02 08:21:51
ともDさん。虫主婦さん。

おはようございます。



面白かったでしょう。

大蔵くん達の生意気なこと・・・

外務くん達の無茶苦茶なこと・・

こんなのに今も昔も国民は・・・



痴呆木っ端役人は健気なものです・・

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