夫婦で遊ぶ

いえいえ、夜の営みではありません。

ウエブから簡単に利用できる、地図検索サービスMAPIONであそびました。
旅なれた人が列車時刻表を見ながら机上の旅行シミュレーションを楽しむという、これの地図版。

暇なので、家人と一緒に昔住んでいた北海道の町めぐりをやった。

お互いに生まれ育った北海道、同じ道央地区だがあらためて距離的に近いことが分かる。
地図上で、もっと右だ、いや左だとやっていくうちに「ああ、こういう位置関係だったのね」と納得するのであります。

倍率を一杯まで上げると建物の名称まででてくるので、道路をたどって記憶の中の建物を探すこともできる。

「ここにあった病院がなくなってる、あれま、あの小学校もなくなった、この橋の下でおぼれた、ここの山で山菜を採った」、と話は尽きない。

しかし空知地方のもともと過疎地だったあたりは、輪をかけて過疎が進んでいることを想像させる。
ランドマークが片端から無くなっているのだ。

一方、札幌へ目を向けると郊外へ向けて地下鉄が縦横に伸張し、発展している様子が分かる。

たっぷり２時間、北海道の端からはしまでうろうろと、久しぶりに女房と遊んだ

・・・ああ疲れた。

山のあなたの空遠く「幸い」住むと人のいふ。
「上田敏全訳詩集」