世代交代

政治の世界では民主党が辞任をした前原代表から、またぞろ小沢代議士や管代議士へと時計の針が逆戻りするような有様になった。
若さを売りにしていた民主党もその若さに足をすくわれてしまった。

さて我が家はというと、

長女がオーストラリアへ発つまでのおよそ一週間、我が家はつかの間、家族全員が同居するもとの状態に戻る。
生活時間帯が違うので、なかなか全員で食事というわけにもいかないが、長男が気を利かせてくれた。

あらかじめ全員の予定を確認し金曜の夜、居酒屋に予約を入れてくれ、われわれ家族に加え儀父母、それに偶然弟夫婦が加わり（大）宴会となった。

酒が進むにつれそういえば義父もよく飲んだ、という話になる。今でこそワインをちびちびやるくらいだけれど日本酒をそれこそザルのように飲んでいたことを思い出した。

正月に義父と義弟と二升をあっという間に飲み干した記憶が（かすかに）ある。
昼から飲んでいたので、そのまま初夢へ直行してしまったが、本当にあのころは日本酒をよくのんだ。

家系だろうか、我が家の長男もよく飲む。ビールに始まり、ワインからドライジンへと移行する。
チャンポンをやると悪酔いするとよく言うが、酒が変わると美味しく感じてトータルの酒量が進むということだろう。

子供たちも逞しくなった、彼ら世代への代替わりを強く感じた夜でありました。

外国へ行くものが、よく事情を知らぬから、知って往こうというのが善くない。何も用意をしないでフイと往って、不用意に見てこなければならぬ。
勝海舟　「海舟座談」