ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

破水

2008年04月06日 | ぼっちゃん誕生まで

翌朝からまた誘発剤の投与だ・・・と思いながら眠りにつき、
12時すぎに『パチン』と水風船がはじけるような衝撃で目が覚めた。

衝撃・・・というほどでもない普段なら目覚めないであろうと思われる、
わずかな衝撃だった。 「なんだなんだ!?」と思っていると、
下から温かい水が流れ出てきた。

破水したらしい。

 すぐにナースコールをすると、
「診察するから処置室に入って下さい」と言われ、
 歩いて移動した。
途中にも水がじわじわと出てくるのが気持ち悪かった

診察を受けると、先生が、
「子宮口、まだ開いてないね~。
今日中には生まれるようにおまじないをしよう」と言って、


子宮口を
グリグリグリ~~~ッッッ

とされた

それが、痛いの何のって失神するかと思った。
今思い出してもぞっとするほど痛かった

看護師さん達も「先生のおまじないは効くんよね~」
と言ってたけど、

『これを何回も続けるくらいなら、
帝王切開にしてくれ


と、内心思っていた。それくらい痛かった。

他の人は痛くないのか、私と同じくらい痛いのなら
誰もクレームしないのか不思議なくらいだった。

赤ちゃんが無事に生まれるためだと思うから
我慢できる痛みであって、男なら絶対失神するだろうな。

ぼっちゃんが生まれた後、先生に、

「陣痛より、先生の
"グリグリ攻撃"のほうが痛かった」

と言ったら笑ってたけど・・・ホントにそう思ったんだから!!

診察を終え、先生から
「すぐに出産にはならないから、部屋に戻って様子を見て。
破水したから、今日中には生まれるようにがんばろう。
朝からまた薬を使うけど、今日は別の薬に変えよう。」

と言われたので部屋に戻って休もうとしていると、
なんとな~く陣痛っぽい痛みが定期的にくるようになった。

でも、陣痛とは思えないくらいの微弱なもの(ひどい生理痛くらい)なので、

 『これがだんだんと痛くなってきて
本当の陣痛になるんだろうな~。
明日には赤ちゃんに会えるのかなぁ。』
と思いながら眠りについた

眠りにつけるくらいだから、
陣痛の予行演習みたいなものだったんだろうな。







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