ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

ぼっちゃん誕生のとき

2008年04月07日 | ぼっちゃん誕生まで

夜中に破水した後から、
微弱な陣痛っぽいものが続き、朝を迎えました。

3日目の誘発剤投与です。
今日は別の薬を使うらしいので、効いてくれることを祈るばかり。

この二日間と同じように、促進剤を投与していると、
心配をよそに、お昼くらいにはだいぶ陣痛らしくなってきました。

 『おっとうとうきたかと思えるような、
本格的っぽいものです。

 新しい薬が効いてきたのか、
先生のグリグリ攻撃が効いたのか・・・。

 "本格的な陣痛"とはいえ、まだ会話も普通にでき、
冗談をおりまぜる余裕もあるくらいだったので、
まだまだって感じだったし、
子宮口の開きもまだまだだったので、
これからもしかしたら帝王切開に切り替わる
可能性もあるってことで、食事はおあずけのまま。

しかも、子宮口が完全に開くまで、

数回にわたり先生のグリグリ攻撃をうけました

※グリグリ攻撃については、前回の『破水』の回をご参照ください。

それが何より辛かった
午後になると徐々に陣痛の痛みが増してきて、
陣痛の間は会話もできないくらいになってきた

子宮口もだいぶ開いてきたそうで、
「もう大丈夫だから食事してもいいよ。
長くなるだろうから食べて体力つけておかないとね」
と言われたものの、痛くてそれどころではない。

陣痛の合間には、食べるより休憩したいし。

でも朝から食べてないから少しは食べようか・・・と思うと、
また陣痛が始まり食べられなくなるので食事はあきらめた。

陣痛はとにかく痛い。それはそれは痛いなんてもんじゃない。
痛いけど、前に読んだ本に、

 『陣痛の間、お母さんはお腹が痛いだけだけど、
赤ちゃんは細い産道を通ってくるから
全身が痛いんだ。

全身痛いのにお母さんに会うために
頑張ってくれてるんだ』

と書いてあったのを思い出し、
痛みに耐えられなくなりそうなときは、
『赤ちゃんは体中が痛いのに頑張ってくれてる』
と思うと不思議と痛いのが楽になった気がする。

母親ってすごい

16時半くらいに子宮口がやっと全開になり、
それまでは陣痛室にいたのですが、歩いて分娩室へ移動。
そしていよいよ分娩台にあがることに。

そうこうしているうちに、お産が先生や看護師さんが思っていたより
早く進んだらしく、頭が出てきてしまったそう。

土日でスタッフが少なく、お産にあわせて呼び出しをかけていた
スタッフが間に合わず、

 「もうちょっと待ってて!」と言われた

待てと言われても・・・

どうすることもできず「待てませ~ん

というと「ちょっと横向きになってて」

と横向きに寝かされて待たされてた
スタッフの皆さんはバタバタと走り回ってたような気がする。
少し経ってから「待たせてごめんね、もう大丈夫息んでもいいよ」
と声をかけられ、何回か息んだら

ツルンとぼっちゃんが出てきた


2006年7月22日17時17分誕生。
ようこそ、ママのところへ

しかし早かったなぁ 陣痛は短くはなかったけど、
分娩室での進みがあまりにも早かったし、
本当にスルッと生まれてくれたので、
『本当に私が産んだのかな?』と思うくらいでした

お腹の中にいるぼっちゃんに
「スルッと生まれてね」ってお願いしてたからかな。
生まれてすぐ大きな産声をあげ、やせっぽっちだけど
元気いっぱいに生まれてくれました。

 産湯につかるまえに抱っこさせてもらって、

「痛いのに、よく頑張ったね」と声をかけました。

よく、母親が赤ちゃんに初めてかける言葉は
『ありがとう』だったと聞くけど、

私は「頑張ったね」が先で、

その次に「生まれてくれてありがとう」でした。

その後、計測と処置のために連れて行かれて、
きれいになってママのところに戻ってきました。

体重2282グラム、身長47センチと小さめだけど、
とっても元気でかわいい赤ちゃんでした。

抱っこすると、まだ目は見えてないはずなのに、
私の目『じーっ』と見つめてた
おっぱいを口に近づけると、力強く上手に吸ってくれました。

先生や助産師さん達から、
「こんなに小さいのに、こんなに力強い赤ちゃんはいない」
とお墨付きをもらいました。

 生まれる前に、先生から
「生まれるまでに2000グラムまで増えてくれたらいいね」

とか

「保育器に入ることになるだろう。
退院はおかあさんと一緒にはできないかもしれない」


とか言われていたので、保育器に入ることを覚悟していましたが、
入らずにすみました。

 本当に、本当に、健康に生まれてくれて感謝です






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