ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

お腹の中のぼっちゃん

2008年03月29日 | ぼっちゃん誕生まで


ぼっちゃんの胎動がはじまったのは、妊娠16週の頃。
なんとな~く『クニュッ』と動くのを感じて、
『あれ?もしかして、今のって動いたのかな?』って感じだった。

最初の胎動は、腸が動いた様な感じだった。
妊婦でなくても経験したことがある感覚だったので、
それが胎動だと確信したのは、それからしばらくたってからのこと。

その『クニュ』が次第に『グニュ』になり、しばらくすると『ボコッ』になる。

胎動を感じ始めた頃までは、ぼっちゃんの父と一緒に住んでいたので、
「今うごいてるよ!さわってみて!」「う~ん、まだ外からは感じないな」
なんて、ごく普通の幸せな家族って感じもあったなぁ。

でも、『ボコッ』と蹴飛ばされるようになってからは、
私一人で『おっ、今日も元気がいいな』等と感じていた。

ぼっちゃんは夏生まれなので、妊娠後期に入ると暑かったので、
私は毎日アイスを食べていた。

お腹を冷やしたらいけないので、一日一個だけ。
アイスを食べると、ぼっちゃんは、なぜか決まって足を

小刻みに『プルプルプル・・・』と震わせてた。

子宮の中にいるんだから、冷たさを感じて・・・とは、考えにくい。
でも、必ずといっていいほどそうしてた。

ママがアイスでシアワセを感じていたから、
ぼっちゃんもシアワセだったのか、
冷たくてイヤだったのかは、いまだに疑問。

なので、ぼっちゃんがもう少し大きくなってから、
胎内記憶があるうちに、あのプルプルは何だったのかを
聞いてみようと思ってる。

あとは、ぼっちゃんの手があると思われるところで、
コチョコチョとくすぐられるような感覚もあった。
やっぱり子宮があるので、
コチョコチョが感じられるとは考えにくいから、
あれも不思議な感覚だったなぁ。

もう一度、妊娠、出産というステキなイベントを、
今度は旦那さんと二人、もとい、
ぼっちゃんと旦那さんと三人で経験したいなぁ・・・
という願望を捨てきれない私です






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別れの後

2008年03月28日 | 未婚ママへの経緯

前回、述べたように、ぼっちゃんの父と別れることになり、
思いがけず「未婚の母」という、
私の思い描いていたライフプランには
全くなかった未知の世界に迷い込んでしまった。

当時、妊娠7ヶ月のこと。あまりにも突然、
大海原の中に放り出されたような気持ちでした。

それまでは赤ちゃんがとても愛おしく、
毎日お腹に話しかけをしていました。

でも、突然、好きな人にひどい裏切りを受け、
一人で子供を育てていくことになり
『これから先、経済力もない私に育てられるより、
子供が欲しいけど出来ない夫婦に引き取られた方が
この子にとって幸せかもしれない』
と考えました。

『あんなひどい男の子供を一人で産んで
一人で育てていくなんて出来ないかもしれない』
とも考えました。

前にも書いたとおり2週間ほど悶々と悩みました。
どん底まで落ちたって感じでした。

妊娠7ヶ月なんて、
『これからどんどん体重が増えて、管理が大変!』
って時に2週間で 4キロ程落ちたし。
食べなくちゃ!と思って食べるようにはしてたんですけどね。

でも、その『魔の2週間』が過ぎると不思議と吹っ切れました。
母や友達の支えのおかげはもちろんのこと、
もう一つ立ち直れた言葉が、何かで読んだ

”神はその人が乗り超えられる、
ギリギリの高さの壁を置く”


という言葉です。私は無宗教なのですが、
そのときは、

『神様は、私が乗り越えられると思って
この試練を与えたんだ。
それなら乗り越えられるはず』

と思ったらなんだか楽になった。
・・・というか、『ひょいっ』と意外と楽に乗り越えちゃいました。
単純なもので

わりと元気になった後に友達から、

「このままだとホントに赤ちゃんを里親に・・・
と考えるんじゃないかと思って、
旦那に『赤ちゃんウチで引き取ってもいい?』
って話してたんだよ。ちゃんと立ち直ってくれてよかった」

と打ち明けられました。

私は幸せ者だなぁ。
旦那なんかいなくても
そんなに真剣に考えてくれる人がいるんだから


でも、その後の検診でまたショックなことが・・・。
長くなるので次回に続く。







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ぼっちゃんの父

2008年03月27日 | 未婚ママへの経緯

ぼっちゃんの父とは、2年ほどつきあっていて、
1年半ほど一緒に暮らしてました。

 バツイチで子供(娘二人)は元妻が引き取っている
と聞いていました。

 一緒に暮らし初めて1年位の頃、妊娠が発覚しました。

彼に話すと
「(二人のことを)ちゃんとしなきゃね。
親にも報告に行かなくちゃね」
と言ってくれたのですが、
週末に日頃はあまりしない休日出勤をしたりして、
 待てど暮らせど一向に動いてくれません。

おかしいと思って問い詰めると、
「実はまだ離婚してない、別居してるだけだ」と・・・。

「はぁ?」   

意味がわかりませんでした。まさに晴天の霹靂。

 でも、このままでは困るので、
「だったらすぐに離婚成立させて」
とお願いしました。それでやっと離婚届を送ったようです。
(っていうか、『その時点で今頃離婚届かよ?』って感じですが・・・)

すると、どこで調べたのか、私の実家に彼の奥さんが、
「娘さんがうちの主人の子供を妊娠しているようです」
と連絡してきたそうです。

私はまだ実家に妊娠のことは伝えていませんでした。
 (「つきあってる人がいて、今度一緒にあいさつにいきます」
とは伝えていましたがそのときに妊娠のことを話そうと思っていたので)

 そして、おどろいた母から電話があり、
(そりゃ驚くわ。その時点ですでに7ヶ月に入っていたんだから)
両家(というか3家族?)集まって会合が開かれました。
(7ヶ月の妊婦に、なんて過酷な・・・)

そこで奥さんは、 「離婚はしません」と。
そして彼も、 「離婚はしません」と。

びっくりしました。バツイチだと聞いていたのに
実は別居してるだけで離婚は成立していない、
ということだけでも驚きましたが、
実際には離婚の話も出ていなかったらしいのです。

結局、離婚しないと言っている夫婦を
離婚させることなんてできないし、
離婚してもらったところでそんなろくでもない男と
結婚しようとも思わないので、
その日を境に彼とは全く会っていません。

きっぱりと別れました。

ウチの父は
「今からでも間に合うのであれば堕ろしてくれ」と言いました。
おなかの中で元気に動いている子供を殺す事なんて、
男にとっては何ともないのかな。

でも、救いだったのは
もうすでに手術が出来ない時期だったので、
ヘタに説得したり悩んだりしなくて済んだことかな。

母は
「こうなってしまったものは今更どうあがいても仕方がないんだから、
これから一人で大変だろうけどがんばっていくしかないじゃない」
と言ってくれました。やっぱり「母は強し」ですね。

それから2週間(っていうか、たったの2週間!)ほど、
これが『どん底』ってものか、という感じで、かなり凹んで、
毎日泣いて暮らし、思い詰めて
『死』という言葉も頭をよぎりました。

でも、母の支えがあったからこそ意外と早く、
どん底の気持ちからはい上がることができたと思います。

普段は過度の世話焼きで自己中な母に
イラッとくることもしばしばですが、
そのときのことを思い出すと、
「足を向けて寝られないな~」と思います。






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現在1歳9ヶ月の息子をもつ未婚シングルママです

2008年03月26日 | 1歳

未婚シングルマザー=不幸、
みたいなイメージを抱いてる方も多いのかな。
そりゃ、家事や育児に非常に協力的な旦那さんなら、
居てくれたらいいなぁ・・・
とも思うけど、仕事だけで全く非協力的な旦那なら私はいらないな。

いろいろあったけど、今は息子と二人で超ラブラブだし。
決して裕福ではないけど、これって結構快適な暮らしかも
でも、小さい子供ちゃんを保育園に預けて仕事するって
大変なこともある。

一番困るのは病気のとき。

なぜか仕事が忙しくて休めないって時に限って熱を出す
働くママさんなら、一度は保育園からの
『お迎えコール』を経験してて、
さぞかし肩身の狭い思いをされてることでしょう。

同僚は「そんなの仕方ないことなんだから
気にしなくていいんだよ」
と言うけど、旦那がいないとなると、クビになっては
子供を抱えて路頭に迷うことになるため、開き直る訳にもいかず、
困った顔して、米つきバッタ並に
ペコペコ頭下げながら早退してる

他は、子供は今が一番かわいい盛り(反抗期がはじまりつつあるが)で、
「ママ命」なので、かわいくて仕方ない。
保育園にお迎えに行くと、ママをみつけるなり、

「きゃぁ~~~!ママきたぁ!!!」
と雄叫び。

そして駆け寄ってきてhug
こんなにかわいい時期を独り占めできるのは、
シングルママだけに与えられた特権でしょ。
ま、思春期になり「クソババァ」呼ばわりされることを思うと、
想像するだけでかなりショックだけど

・・・と、こんな感じで独り言のように、過去のことを思い出しながら、
また、現在のことをつらつらと書き綴っていこうと思います。

みなさんも、気が向いたときにのぞいてみてくださいね








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