ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

せつない話

2010年06月22日 | パパって何?

先日の父の日に、保育園で制作した物を、
「ママのプレゼント作ったよ」と言って、私にくれました。

そして昨日、なぜかふと、

「お父さんにありがとうっていいたい」と言っていた。

なので、だまって見ていると、
お空の方をみて、手を合わせながら、

「お父さん、ありがとう」と言い、ペコっとお辞儀した。

お父さんは死んじゃったと思ってるらしい。

私が「お父さんが一緒にいなくてごめんね」と言ったら、

「お父さんも一緒がよかったけど、仕方ないもんね」って。

やっぱりひとり親の子にとって、
父の日や母の日の行事っていうのは、
複雑な心境なんだろうな・・・。




















ブログランキング参加中!
↓ポチッとしていただけたらうれしいです

父の日制作

2010年05月24日 | パパって何?

先日、保育園のクラス掲示板に、
「父の日の制作をします」と書かれていた。

ひとり親家庭が多い昨今、保育園や小学校などでは
父の日や母の日の制作をしないところも増えている。

うちの保育園では当然のごとく父の日や母の日の制作があり、
それに加えて、近所のショッピングモールに掲示するために
母の日には母、父の日には父の似顔絵を描くらしい。

今年、年少さんになったぼっちゃんにとって、初の父の日制作。

日頃、父がいない生活があたりまえではあるけど、
改めて”父の日”とか”お父さんありがとう”とかっていう
非日常がやってくると、母としては非常に困惑する。

ぼっちゃん的にはまだ、そこまでいろいろと
考えているわけではないと思うんだけどね。

保育園ではどのように説明して絵をかかせるのか、
担任の先生とちょっと話をしてみたところ、

「ひとり親の子達は、兄弟とか祖父母の
絵を描いてる子が多いです。でも実際私達も
どう対応するのがいいのか悩むところなんです」

と言ってた。そして、
「年少さんだったらまだはっきり理解してないけど、
年中、年長の子に『お父さん(お母さん)の絵を描いて』
っていうと、固まってしまう子もいる」
んだそうな。

そして、お父さんを亡くした子で、
お父さんの遺影とお位牌、お線香を書いた子もいたそう。
そこまでして、父の日や母の日の制作をさせる意味って?
ま、母の日に似顔絵をもらえてうれしかったけどさ・・・。

私自身は、両親揃った家庭で育ったけど、
小学生の頃、友達でひとり親の子達が
父の日や母の日制作の時に見せた寂しそうな表情は
いまだに忘れられない。

突然、「お父さんの顔を描いて」って言われたら、
ぼっちゃんも固まってしまうかもしれない。

だから、どうするのが一番いいのか、何が正解なのか
わからないけど、私はぼっちゃんに事前情報として、

「今度、保育園でおとうさんの顔を描くんだって。
ぼっちゃんはおとうさんが一緒にいないけど
写真を見ておとうさんのお顔をかいてもいいし、
じいじのお顔でもいいし、ママのお顔でもいいよ」

と伝えた。心の準備があるとないとでは
全然違うだろうから。

それを伝えた時、ぼっちゃんは「へー、そうなんだ」
みたいな、特別何かを感じている風でもなかったけど、
成長とともに、やっぱり複雑な心境になると思う。

子供心に、それなりにいろいろと考えるだろうし、
傷つくかもしれない。

でも、そんなときに「ママでよかった」と
思ってもらえるようなママになりたいな。
なんか、支離滅裂・・・

















ブログランキング参加中!
↓ポチッとしていただけたらうれしいです

パパの夢

2010年01月21日 | パパって何?

今朝、ぼっちゃんが起きてきて、

「夢にパパのお顔が出てきて、
『パパ!』って言ったらいなくなった」

と言った。

「パパが夢に出てきたの?」

と聞くと、

「うん。でもパパって言ったらいなくなった」

って。

ぼっちゃんは、パパを知らない。写真も見せたことがない。
だから、パパの顔を知らないので、
実際のパパの顔が夢に出てくるはずはない。

少し前から、自分にはいない『パパ』という存在に
興味津々のぼっちゃん。

なので、

「ぼっちゃんはパパのお顔、知らないもんね。
パパのお顔、見てみたいよね?写真、見せなくちゃいけないね」


というと、何と答えたらいいかわからないような顔をした。

だから、私が

「ぼっちゃんにもパパがいるんだよ」

というと、

笑顔と驚きが混ざったような顔で

「えっ!?パパが?」

といった。

「そうよ。一緒にはいないけど、
ぼっちゃんにもパパがいるんだよ」


というと、

「パパとママと3人?」(自分も含めて、の意味だと思う)

と言った。

「今はママとぼっちゃん二人だけどね」

というと、

「ボク、パパが大好き」

といった。

「三人がよかった?」

と聞いたら。

「うん。三人が良かった。パパも来ればよかったのにねぇ」

だって。

「三人がよかったのかぁ」

と言うと、

「ばあばと三人でもいいから、ばあばが来ればいいね」

って。

まだパパという存在については、ピンときてないけど、
とりあえず二人では寂しいってことなのかな。

朝からちょっとドキドキしたけど、たまにこんなふうに
パパの話を、ちょこちょこしていきたいと思う。

どんな話も隠さずに話せる親子になりたいし、
”パパの話しはタブー”とは思って欲しくないし。

私も”パパ”という言葉にもっと免疫をつけなくちゃ。動揺するんよ・・・
と同時に、早く”パパ”の写真を捜さねば・・・。
















ブログランキング参加中!
↓ポチッとしていただけたらうれしいです

パパって何?

2009年10月20日 | パパって何?

保育園のぼっちゃん達のクラスは、
なぜか第2子以降の子供が多く、
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるお友達が多い。

最近では、第1子のお友達にも弟や妹が産まれたり、
もうすぐお兄ちゃん、お姉ちゃんになる子もいる。

先日、お兄ちゃんがいるお友達と遊んだ後、ぼっちゃんが

「ぼっちゃんには、

お兄ちゃんはいないもんね。

ぼっちゃんとママだけだもんね」

と言った。


考えすぎかも知れないけど、

「ぼっちゃんには

パパもいないもんね」


と、言われたような気がした。


クラスには第1子もたくさんいるんだけど、
その子達には当然のことながら”パパ”がいる。

ぼっちゃんにも生物学上の”パパ”が居るには居るけど、
一度も会ったことなく、何の責任も果たしていないパパ。

たまたま、お友達のお兄ちゃんと遊んだから
「お兄ちゃんはいないもんね」と言ったけど、
もし、パパと遊んでたら「パパはいないもんね」
って言葉だったんだろう。

もしそう言ったとしても、おそらくぼっちゃん的には、
深い意味はないんだと思うけど、
近い将来、”自分のパパ”について疑問を持つ日が必ず来る。

パパがいるお友達は、当然のことながら、
”この存在が自分のパパ”って認識している。

でも、”パパ”が近くにいないぼっちゃんにとっては、
”パパって一体何?”という感じなんだと思う。

お兄ちゃんがいる子、一人っ子の子がいるのと同じで、
パパもいる子といない子がいると思ってるかな?
なんとなくそれとは違うと感じているように思える。


お友達以外に、本やテレビのお話の中でも、
”パパ””お父さん”が出てくるので、
自分にはいないその存在に興味津々のぼっちゃん。

最近、テレビの真似でしかないんだけど、
私に「パパ~」とか「お父さ~ん」と甘えてきたりもする。
そのたびに、いつも申し訳なく思うと同時に
”ドキッ”というか”ズキッ”とくる。

ぼっちゃんが赤ちゃんの頃から、いつか必ずやってくる
「ボクのパパは?」と聞かれる日のことを覚悟してはいるけど、
最近はいつ来てもおかしくない"その日"に怯え気味です。

















ブログランキング参加中!
↓ポチッとしていただけたらうれしいです

パパの歌

2008年11月06日 | パパって何?

気づいたらぼっちゃんも2歳3ヶ月を過ぎた。
おしゃべり上手にも拍車がかかってきている。

今朝も、朝食中にぼっちゃんがどこかに行ってしまったので
「ぼっちゃーん、食べないならママが食べちゃうからね!」
と言いながら、ぼっちゃんの納豆ゴハンを食べようとしていた。

すると、そこにやってきたぼっちゃんから
「ママ、それ誰の?ぼっちゃんのでしょ!食べちゃダメだよ!」
と、叱られてしまった。もう、かわいいんだからぁ

そして、最近は、保育園での出来事なども記憶していて、
お家に帰ってからお話してくれるようになった。

「今日ね、お友達と先生とね、お散歩に行ったとー」とか、
「今日はね、ベランダでボールで遊んだとー」などなど。

ちっちゃいくせに、博多弁なのがまたおもしろかわいい

驚いたのは、”ヨーイ、ドン!”の格好をしながら、
「Ready~, go !」と言っていたこと。

「ぼっちゃん、そんなことどうして知ってるの?」と聞いたら、
いつもの得意げな顔でニヤっとしながら「へへへ~、知ってるの!」と答えた。

おウチでも特別、何も見せたことも教えたこともないし、
保育園でも何もしていないらしいので、
おそらく、朝のNHK”えいごであそぼ”で見て、覚えてるんだろう。

しかし、録画して繰り返し見せてるわけでもないのに、
ちゃんと聞いて、ちゃんと覚えて、ちゃんと使えるって言うのがすごい。
子供って本当にスポンジみたいになんでも吸収してしまうんだなぁ。

あと、最近、「パパの歌」(正確には不明)を歌ってる
(昔CMで使われて話題になった、忌野清志郎のではありません)
保育園で習ったみたいなんだけど、2番までの歌をフルコーラスで歌ってる。

私はぼっちゃんが歌ってる以外では聞いたことがないけど、
ちゃんとメロディーも歌詞も完璧(・・・かどうかはわからないけど)
ぼっちゃんの歌だけで、私も覚えて歌えるくらいには歌えてる。

すごいなぁ・・・と思うと同時に、パパを知らないぼっちゃんが
無邪気にパパの歌を歌うのを、とても複雑な心境で見ていた。

歌詞がまた、かわいいくていい歌なんです。たぶんこんな感じ。


パパ パパ つよいつよいパパ
せかいでいちばんつよいんだ
おこったおかおはこわいけど
かいじゅうみたいにみえるけど
すてきなすてきなパパなんだ



ぼっちゃんが歌っていたので定かではないけど、いい歌でしょ?
これを、パパを知らないぼっちゃんが歌ってる・・・なんか泣けてきた

ぼっちゃんはパパを知らないので、お友達のパパを見ても
「○○ちゃんのママ」っていう。だから「パパだよ」って教えると、
「パパ?」って、不思議そうな顔をする。

だから、ぼっちゃんに、せめてパパの写真だけでも見せてあげようと思う。
押し入れの奥底に眠っているので、探し出すのは至難の業だけど・・・。
そして、「ぼっちゃんにもパパがいるんだよ」って教えてあげたいと思う。









ブログランキング参加中
↓ポチッとしていただけたらうれしいです


パパって何?

2008年05月06日 | パパって何?
ぼっちゃんの保育園では「いただきます」「ごちそうさま」の
あいさつのときに、「お父さん、お母さん、ありがとうございます。
先生、いただきます(ごちそうさまでした)」と言います。

それを、最近はおウチでも言うようになりました(なんとな~くですが)。
私は内心、『お父さんにはありがとうなんて言わなくていいよ
と思ってしまうのですが『ま、お父さんが存在しなければ、
ぼっちゃんも存在しないわけだから、その点は感謝だ』
と、自分に言い聞かせています。

 そして、前にも書いたとおり、
最近ぼっちゃんは「となりのトトロ」にハマっていて、
昨日もトトロを見ているときに、
お父さんがお風呂で目を閉じているシーンを見ながら、
「ママ、ねんね」と言ってました。

そのとき、「そっか、この子は『パパ』という存在を知らないんだ」と
改めて思いました。ドキッとしました

いつの日か、たぶんそう遠くない将来、「ボクにはパパはいないの?」
と聞かれる日が必ずやってくるはずです。

そう聞かれたら何と答えようか・・・と、ぼっちゃんが生まれる前から
ずっと考えています。

私は「ぼっちゃんにも、一緒には暮らしてないけどパパがいるよ。」
と答えるつもり。そしてぼっちゃんが「パパに会いたい」と言うのなら、
会わせてあげたいとも考えています。

 そのときぼっちゃんの父が「会いたくない」と言わないことを祈るばかり。

別れてから一度たりとも連絡くれないし。
「元気にしてる?ちゃんと生活してる?」くらい聞いてくれても
バチはあたらないと思うのですが・・・

 あ、愚痴っぽくなってしまった。いかんいかん。
グチグチ言ってたら幸せが逃げてしまう。

このブログのサブタイトル~笑う門には福来たる~
は私の座右の銘です。

笑っていれば、おのずと幸せになれると思っています。
ぼっちゃんにもそう教えています。

ぼっちゃんにとって、どんな父親であろうと唯一人の父親なんだから。
そして、私も『この人の子供が欲しい』と思えるほど大好きだった人だから、
ぼっちゃんの前では、悪口は絶対言わないでおこう、と思ってる。

 でも、たまにここでグチるくらいいいよね







↓ポチッとお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 子育てブログへ