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売り上げ不振のtoto、文科省が格下げ評価

2006年08月31日 23時39分50秒 | 兜町の乞食
と言う記事を見た。

筆者もtotoが始まった当初は、趣味がサッカー観戦と言う事も有り、やっていた。
が、しかし一年もしないで、止めてしまった。
理由は簡単。投資シスクに対して、リターンが少ないのだ。
売上が不振だと言うが、これはシステム上どう頑張っても無理。
幾ら営業努力をしても、皆が割に合わない。と悟ってしまった以上、
もう回復は出来ないのだ。

 筆者は株式投資をしているので、解った事だが、
こう言うのは、突き詰めて行くと、全て確率で動く。
過去のデータを集めて、そこから導き出した確率の高い方に張って行く、
と言う投資法が有る。
 これは大勝はしないが、ほぼ確実に勝ち続ける事は出来るだろう。

 だが、こう言う確率論で行くと、所謂ギャンブルと言う物は、
確実に損をする。
 だってシステム的に、絶対堵場を開帳している人以外は、
儲からない様に出来ているから。
 少なくとも一般人には無理でしょう。
 そこで勝つには、職業的センスか、強烈な人か、またはイカサマをして居る人。
 まぁそんな話はどうでも良いけど、
とにかく勝てないギャンブルの中で、このtotoと言うのが一番
資金のロスリスクに対して、バックが少ない。
ハイリスクローリターンなシステムなのだ。

 簡単に言うと、確率で行くと宝くじレベルの難易度で有るのに、
その配当は競馬並なのだ。
 以前、1600円掛けて、やっと3等が当たったと思ったら300円だった。
と言う事が有って、あれ以来馬鹿らしくてやらなくなった。

 ではその原因は何なんだろう?
 それは、宝くじの様なシステムで有りながら、
参加者の資金を(しかも親がピンハネして)参加者の勝者で分配する。
と言う、競馬の様なシステムだからだ。

  宝くじは、確率が低いのに、何故人気が高いのかと言えば、
宝くじは、まず最初に餌さが目の前に解りやすくぶら下げられているからだ。
一等前後賞合わせて3億円!
2等の1億円も何本! 幾らなら何本!!
と言う様に。
人間って言うのは基本的に馬鹿なので、
自分だけは得が出来る。と都合良く考えてしまう。
なので、3億円が取れると思ってみなコレに群がるのだ。
始めに賞金を設定するので、売上が無ければある意味開催側が損失してしまうのだが、
多数が当たって、皆で山分けなので貰いが少ない。
と言う事は無いので、独り占めを狙わせる人間の欲で、
一人で何枚も買う人が多く、結局は凄い売上に成り、
大儲けでウハウハだ。

 逆に競馬や他の公営ギャンブルは、勝つ者を当てれば良い。
と言う解りやすさで、さも自分の実力で儲けられる。
と言う錯覚が起き、損をする確率が高くても、
ついついやってしまうのだ。
 また、それ程難しくは無いので、勝った気分も味わえて、
また勝てる。と言う気分にもさせられる。
と言うのが大きい。

しかしtotoはこのどちらのネガティブな要素だけシステムにしてしまっているのがマズイ。
 これを解消するには、もう完全宝くじ方式か、競馬方式の、どちらかに振るしかない。

 宝くじ方式にするならば、はじめに賞金を提示してしまう。
1等。2等。3等。合わせて10億円!!
とか言えば、きっとバカバカ売れると思う。
 もしくは、競馬方式にするならば、Jリーグ全試合とかじゃ無くて、
1試合チョイスして、それに賭ける。
と言う方式にする。
こうすれば多数の支援者同士の賭け合いに成り、
応援にも一層熱が入って、白熱するし、
応援しているチームが勝てば儲かる。と言う解りやすいシステムで、
単純明快!
 第三者にも、サッカー通を自称する人達に、番狂わせを的中させれば、
悦に浸らせる事が出来るし、多分リピーターに成ってくれるだろう。

 その代わり、スタジアムが、それこそ公営ギャンブル場の様に、
凄く殺伐とした物に成り、刀傷沙汰とかも普通に起こりそうだけどね(苦笑)
選手も必死に成るよ。(逆に八百長も有り得ますが)
 とにかく、売上は今よりも上がると思います。

 と、提言っぽいことを書いてみましたが、
別にこうしろ!って訳じゃ無く、ただtotoがジリ貧と言う話は最近良く聞くので、
まえから思って居た事を書いてみました。

 どっちにしても、今のシステムだったら、絶対に改善はされないし、
って言うか、赤字で逆にスポーツ振興を阻害する存在に成っているんでしょ?
だったら、現行のシステムのままやるツモリだったら、
これ以上傷が深くならない様に、今のうちに廃止しちゃった方がいいと思います。

売り上げ不振のtoto、文科省が格下げ評価★yhoo!記事