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SUGAR N' FAT FREE / Half TOMBI (Kan&Hideru)in SourireのLIVEに行って来ました。

2015年04月08日 16時14分55秒 | 音楽
筆者が青春時代に熱狂してた伝説のロックバンド「Jiæn」の、歴代ベーシストが一堂にかえすと言うLIVEが、横浜は長者町に有るスモーキー2号店の「Sourire」で行われると聞き、行って来ました!

一番手は、みっちゃんさんの最近活動を開始したバンド「SUGAR N' FAT FREE 」
実はJiæn歴代ベーシスト揃い踏み推しな感じで来たっぽいでだしでしたが、一番はこのみっちゃんバンドが凄く良いから、って言うのが大きいと思います。
1月の西城生馬さん追悼ライブで初めて見て、渋いブルースロックっで嵌りました。

ボーカル・ギター。;みっちゃんさん
リードギター:大木孝志
ドラムス:KG

この日はこの3人。
ボーカルのみっちゃんさんの声も切な気で味が有って良いです。
リードギターの大木さんがまた燻し銀で凄い実力派を実感させる渋いギターを奏でるんです。
そしてドラムスのKGさんは、初期MONOLiTHのドラムを努めてらした方(西城生馬ソロアルバムはKGさんの太鼓)です。

こちらを御覧の方でも、ブルースロックって何ぞや?と思う方もいらっしゃると思いますので、SUGAR N' FAT FREEと言うバンドを聴いた事無い方には、どんな感じか?
のイメージが付け辛いと思います。
筆者もあんまり音楽の造詣に深くも無いので、専門的な事も言えず陳腐な例えに成ってしまいますが、解り易く平易にと言う意図なので御了承戴けると嬉しいですが、解り易く例えるならば、沖縄音楽に傾倒する前の、初期のBEGIN。と言うと解りやすいかな?
沖縄音楽バンドに成る前は、BEGINは渋いブルーストリオでした。
「恋しくて」とかを想像して戴ければと思います。
みっちゃんさんの声や歌い方も、何処と無くBEGINのボーカル比嘉さんの趣が有ります。
(え?筆者のリアル知り合いからは、BEGINボーカルに似てるのはお前だろ!?のツッコミが聞こえる気がしますが、気のせいと言う事にして置きます(笑))

SUGAR N' FAT FREEは、オリジナルも格好良い(既にもう音源にして貰いたい位)ですが、カヴァーも渋いですね。
この日もサム・クックとか渋い曲のカヴァーを聴かせてくれました。
(前回も、スタンドバイミーが格好良くて、帰宅した途端にスマホに入れ忘れてた事を思い出して入れました)
そして最後は、西城生馬ソロの名曲「海へかえるぜ」です。
ドラムが海へかえるぜ録音時メンバーだったKGさんが太鼓を叩いてるのにも感慨深いです。

そんな感じで、今回も堪能致しました。


そして次はハーフTOMBI!
冒頭カンさんがMCで「大先生じゃ無い方の二人のTOMBIがやって参りましたぁ~!」
何て事を言ってましたが、(大先生の方の二人と言うのは、メジャーで活躍するレゲエバンド、ホームグロウンのメンバーでもある二人。と言う意味でしょうか?)
Jiænファンの筆者から言わせれば、伝説の方の二人TOMBIがやって来ましたぁ~!!
って感じですよね。
フルメンバーでは無かったですが、安定のパフォーマンスと言う事で、今回もブルージーなレゲエの世界を堪能しました。
今回、面白かったのは、THE BLUE HEARTSのトレイントレインのレゲエアレンジカヴァーが聴けたのが良かったです!

こうしてアンコールもこなし、全演奏終了で終演かな?
と思ってたら、何と最後に今日の2バンドが再びステージに上がり、SUGAR N' FAT FREEと二人TOMBIのスペシャルセッションバンド!!
曲は西城生馬トリビュートライブでも演奏された松田優作さんの「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」
格好良い!!
実は後で知ったのですが、SUGAR N' FAT FREEのリードギター大木さんは、松田優作さんのバンドメンバーだった方だとか!
道理で味の有る渋い音色(トーン)を奏でると思いました。
そして予想外のこのセッションのお陰で、Jiænファンには堪らない、初代、二代目、三代目のJiænベーシスト奇跡のワンショットが撮れました!

御三方はそれぞれJiænを名乗りましたが、パートが同じと言う事で、Jiænとしては同じステージに立つ事は無かったと思いますが、こうしてその三人が揃って音を出していると言うのは、ファンとしては嬉しいですね。

そんなスペシャルな横浜の夜を、筆者は堪能しました。



最近、当blogの訪問者検索ワード上位はほぼJiæn関連のワードが多く、Jiænファンだった方達が多く情報収集の為に訪問下さっていると思います。

Jiænが好きって事は、8ビート系が好きな人が多いと思います。
でも、今三人がやってる音はブルースとブルージーなレゲエと、Jiæn的な物を期待する人達には方向性が全然違うと思います。
でも、Jiænもビートだけじゃ無くて、色々な要素が有るのが凄いって言われてたバンドだったじゃないですか?
そう言う色々な要素をちゃんと好きだった人、色んな音楽を聴いた人には、Jiænが色々な要素が有った幅広い音楽性のバンドだと言うのが改めて実感出来ると思うし、三人がやってる音楽がレベルの高いクオリティーだと言うのも解って貰えると思います。
だから、是非ビート系としてのJiænが好きだった人も、その後色々な音楽を聴いてたならば、その良さは解ると思うので、是非聴いて欲しいです。

【Jiæn歴代ベーシスト3人揃い踏みの奇跡のワンショット!】
右から、初代のヒデルさん。二代目のみっちゃんさん。三代目カンさん。


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