山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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勝見城

2017-02-25 19:20:34 | 山城ー信州
久々に信州へ出かけました。温暖化で意外と雪はありませんでした。勝見城は長野県佐久穂町海瀬にあります。

勝見城地図
国道299号線の信号余地入口を過ぎて国道沿いに500mほど行きますと、チェーン装着所があります。今回私はここから北尾根をめざし直登しました。


余地入口の信号から100ほどに、鳥居への登り道があり、ここから北尾根を登ってゆく道もあります。ただ周囲に駐車できる場所がなく、やはりチェーン装着場に停めるしかありません。

尾根に着いたら、ひたすら東尾根を進みます。大岩が続けて尾根に現れると

出丸の西曲輪(仮に)となり井戸があります。

西曲輪を隠すかのような大岩

北支尾根に廻りますと八段の段曲輪

井戸から東に帯曲輪に守られた本曲輪があります。

本曲輪

本曲輪の東側から見ています。周囲は帯曲輪

ここはあくまで出丸です。東尾根を進むと勝見城の主曲輪が待っています。

余地とは余地峠に通じ、信玄は武田軍を
率いて余地峠から上州南牧村熊倉-羽沢(砥沢城があります。)-下仁田へ進み
上州の侵攻の経路とされた街道です。ちなみに推測ですが、国峰城主であった小幡信貞は
小幡から亡命して武田信玄に属した時に、信玄が一時期、信貞を匿った城は、この勝見城ではなかったかと私は考えています。史料では信玄が信貞に大日方の地を領地として与えたことが記されていますが、この大日方で主な城は、この勝見城です。

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