東京ローズ考

終戦してからが、大変なのは 敗戦国なら 皆 同じだな

どうにか 生き残れたが
後で戦勝国に 酷い目にあわされて
早い所 死んだ方が良かったか？
などと
思ったりした人も多くいたようで、、、
それは戦争遂行協力者、達なんだな

そんな一人に 東京ローズ と米兵達から呼ばれていた 『孤児のアン、、、』
と自称していた NHKゼロアワーの
DJ アイバ戸栗 郁子が居る、

巣鴨プリズン 収監写真

日本では証拠不十分で釈放された が
戦争終結二年後 母国アメリカから
国家反逆罪で訴追され
母国アメリカに強制送還された

アメリカの戦争未亡人や子供を失った人々に罵声を浴びながらの
裁判を受ける事になる

オマケに陪審員は全員が白人だから
公平では無い
心はアメリカ人でも
姿は日本人 つまり ジャップ！
有罪は決まるな～ ギルティ！

結果 禁固10年 それにアメリカ国籍剥奪 アメリカ史上 初の女性国家反逆罪だった



戦時中に結婚していた 日系ポルトガル人の夫
フィリップ ダキノ氏 は 戦後 日本のパスポートが発給されず
またアメリカは入国禁止の措置をとっていたので
生涯 二人は会う事が無かった、、、
悲しい話だね

マァ、、、ダキノ氏は日本語しか話せないのでね、それと二人の間に出来た
子供が死んだ事により
かすがい が無くなったのかも知れない

今となれば 東京ローズ は誰か？と言えば まず 彼女が挙げられるでしょう

しかし、当時の記録は殆んど残ってはいないし
DJは 20人居た とか、6人だったとか
全く あやふや なんだょな

戸栗さんがメインDJだとすれば 残りは予備のアナウンサーと言う事になるが

東京ローズを追跡し賞金までかけて 見つけた 記者達が聞いたナマ声は
ひどい しゃがれ声で ！
とてもじゃないが東京ローズの録音音声とは違うと記録されています

また実際 戦時中にラジオで聞いていた
米兵達に 本人の声を聞かせたところ
これも 全員が違うとくれば 果たして
東京ローズは誰か？

貴重な写真がオンエアされた
須山芳江フェイス

それは！ ジェーン須山じゃないの？
定かではないが 声紋分析の結果 南京の鶯と云われた 須山芳江を除いて
東京ローズは有り得ない

彼女の声を聞かせた 米兵はそのほとんどが 彼女が東京ローズだ と言ったと聞く
米兵に人気の声 が有ったワケだ

奇しくも 戸栗さんが日本で裁判沙汰になって居た頃 、ジェーン須山は 横浜で
映画を観た帰りに 酔った米兵のジープに はねられて亡くなった 享年29歳

いくら戦後のドサクサと言っても 須山芳江の事故死の記録は 米軍にも 日本の警察にも 残されていない

まさに東京ローズの声が太平洋に南方戦線に 流れなくなり
平和と自由の しゃがれた声だけが響き渡ります、、、東京ローズ！
声の持ち主は わからないまま
世の中からは 忘れ去られてしまうが

東京ローズ と言う言葉には 何故か
あの、マリリンモンローに似た響きが
あるょね
善悪や思想は別にして 、、、

まだまだ 書き足りないですが
今夜は これで お、ひ、ら、き、。(*^_^*)