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レコードの音は良い?

2023年12月24日 | 音楽ブログ

↑レコードを再生した時のグラフ


懐かしの昭和の音楽はレコードだから良いと思っている。CDやダウンロードでは味気ない。ということでレコードの音について考えてみた。よくきく噂話でレコードの音はCDと違って温かみがあるとかCDは20Khzで音をカットしているがレコードはカットしていないので高音が伸び良い音がするなど、そうなんだと妙に納得したりする。実際どうなのかとネットなどで調べてみると気のせいみたいだ。

CDの分布、よく見えないかもしれませんが音楽の信号が20Khzでバッサリカットされています。
↓CDを再生した時のグラフ

 レコードは倍音などの高い周波数成分を20Khzオーバーまで再生しているのか、そんなことはない。レコードの音域はせいぜい15Khzぐらいまででその先はダラ下がり。(最初の写真)自分でも手持ちの道具で見てみたがレコードは分が悪い。CDの波形は20Khzまできちっと出ている。その先は気前よくバサと切り捨てている。どうみてもレコードの高音域は音の成分は無い。だのにレコードの音を良い音と称える方々がいる。そういう僕も昭和の音楽はレコードが一番だと思う。CDで聴いても味気ない。心の中にレコードで昔聴いた音が染み付いているのだと思う。
 何やかんや言って音を聞いてみてもジジイの耳では高い音なんてなんも聞こえてこない。CDの20Khzなんて聞こえないどころかウンともすんともない。聴力検査でいつまでもボタンを押せない状態だ。


ここで、もうひとつグラフを。そう、ハイレゾ。FLACファイルの音楽データをダウンロードし表示したグラフです。48Khzまで帯域が描かれています。情報も間違いなく詰まってます。でもジジイの耳はおそらくこの情報の半分も聞こえていません。でもこれはこれでいい音だなと思ってしまう自分がいます。要は自己満足の世界なんですね。
↓48Khzの帯域で再生できるFLACを再生したグラフ