釧路湿原のこと

あっつさんのブログに釧路湿原のことが出ていました。
ふと思い出した出来事があったので・・・。

昨年の１１月頃でしょうか。
東京からのお客様と一緒に中標津の現場で打合せを終えての帰路、
同じ道から帰ったのでは芸がないとＲ２７２ではなく、
虹別～標茶経由でＲ３９１で釧路へ向かう道をチョイス。
が、当然のことながら行きとそれほど変わらない風景に
お客様も当然のことながら気が遠くなって・・・。
「こりゃあ失敗でござったな・・・」と反省・・・。

で、遠矢まで来て、
「この道を曲がると釧路湿原の中を走れるんですよ～」
と何気なく話したところ興味津々。
本当は、釧路駅でＪＲに乗るお客様を先にお送りする予定が
釧路空港を先に変更して一路湿原道路へ。
私にとっては見慣れた風景ですが、
ここはやはりホスピタリティが大切
「いま湿原の中を走っているんですよ～。
遠くに見えるのが阿寒の山々で・・・」
とひとしきりご説明。
「せっかくだから湿原を一望できる展望台に寄ってみますか？」
と振ると、またまた興味津々。
北斗展望台に着き、内部見学＆展望。
予想以上にえらく感激して頂きました。

そうこうしているうちに時間がなくなり、
逆にＪＲを優先して一路釧路市内へ。
「時間も大丈夫なので幣舞橋も見ますか？」
とＭＯＯ～幣舞橋経由で釧路駅へ行き、
釧路駅で札幌へ向かうお客様を降ろし釧路空港へ。
空港での別れ際も一杯感謝されました。
（釧路湿原様々ですね。）

改めて、我々にとって日常的なものも
他の地方からいらっしゃった方には
とても素晴らしく感じて頂けるのだなぁ・・・
と思いました。

現状では残念ながら、どちらかといえば
「『くしろ』はホスピタリティの足りないまち」
と言わざるを得ませんが、
自分自身のまちに誇りと愛情を持って
「どうですか？素晴らしいでしょう！
ここが私たちの愛する『くしろ』なのです！」
と胸を張って言える、
そんな住民が多いまちをみんなで創っていきたいものです。

わっ、すっげー長文。
失礼致しました・・・。