満飛のお仕事日記

総務・経理系のブログ

文書の書き方

2009-08-06 09:20:33 | 日常
『できる公務員のための文章術』(竹内書店新書)という本を購入しました。
 上級公務員は文章が上手い!と日ごろ感じるので、どういうノウハウがある
のかと興味を持ったためです。

 内容は半分ぐらいは公務員独特のものですが、以下の部分は一般人にも応用
ができるかと思います。(書籍の内容とは多少異なります)

(1)文書をつくる手順
 ①テーマの決定
 ②何を言いたいのかの確認
 ③それを主張するためのモティーフの収集
 ④文章を作成するためのメモの作成
 ⑤全体の構成を決定する作業
 ⑥文章化
 ⑦下書き
 ⑧推敲
 ⑨中見出し等の工夫
 ⑩清書
 ⑪内容チェック
 ⑫提出

(2)文章を書くコツ
 ①文章を短くすること。(実用文の命は正確性にあるため)
 ②①をするには「が」「また」「に反して」などで内容をつなげないこと。
 ③「なお」「また」で前文を補足する場合には行を変えること。(公務員ルール)
 ④「ただし」「この」「その」を使って文を続けるときは改行しないこと。
  (公務員ルール)
 
(3)説明資料の構成
 ①最初に説明の目的と手順を明らかにすること。
 ②「起承転結」ではなく「起結承転」
 ③ブリーフィング資料は「序論」「本論」「まとめ」の3部構成
  4部構成の例は「はじめに」「現状・問題点」「対応策」「まとめ」

(4)その他
 ①ネーミングの工夫
 ②見出しの工夫

※箇条書きにすると、あまりイメージができませんね~。
この本自体も具体例が少なくてイマイチなのですが・・。