久し振りの投稿です。
妹に娘が生まれました。
「冬休みは雪が多いから」という理由で行けなかったので、、春休みにその子の顔を見に行きました。
「おっ、なんか赤ちゃんの頃の私にそっくり!」
これが、はるばる三百キロの旅を経てご対面した赤ちゃんの第一印象。
「でしょー。お母さんもそう言ってた」
妹は元気そうに相づちを打ちました。
……やっぱりそうなのか。私の息子も弟そっくりだしな~……。
息子は緊張しながらも赤ちゃんを抱っこして、とても嬉しそうでした。一人っ子だから、妹ができたみたいで余計に嬉しかったのかもしれません。
妹の婚家先(しかも同居)に行ったのですが、弟カップルもそこに来てくれました。
妹の婚家先で集合する私達兄弟(^^;)。
息子は我が家のように振る舞い、おじいちゃんに遠慮のえの字もなく……それでもおじいちゃんは優しくて親切でした。
泊めて頂いて本当にありがとうございました。
そんなこんなで新学期が始まりました。
「大変な病気なんですね」
新担任の先生は、息子の魚鱗癬をわざわざ調べて下さったらしく、家庭訪問の時にそうおっしゃいました。
「僕もアトピーが酷くて、スキンケアは欠かせないんですよ。いつもヒルドイド(病院でもらう保湿剤)を携帯してるんですけど、すぐになくなってしまうんです」
先生は自分の赤い首元を差しました。顔は綺麗なのですが、首から下が重症で、いつも痒くてたまらないそうです。そのためスキンケアには非常に詳しく、家庭訪問の話はほぼそれで盛り上がりました(笑)。
息子はスキンケアを嫌がる…という生易しいものではなく…激しく嫌って抵抗するので「自己管理しなあかん。面倒くさいかもしらんけど、塗っといたら自分も楽なんやで」と先生に言われていました。
その通りだと思いました。
保湿剤を塗れば、見た目も痒みもマシになるんですから。
息子の肌を理解してくれる先生が担任になってくれてよかったです。
もうすぐ林間学校的な行事があるのですが、問題はお風呂。
「お風呂、どうします?」
息子を隣に置いた私は、先生にそう尋ねられました。
冬に比べて大分魚屑が減ってきたものの、お風呂に入ればまだまだ魚屑が落ちて、あっという間に湯が汚れてしまいます。
「お風呂は入らせないようにして下さい」
皆と同じ風呂に入るのは無理だろう(というか迷惑だろう)と思ったので、私は先生に伝えました。
「いえいえ、個室で別風呂が用意できますよ」
先生は息子の顔を見ました。
「そっちにする?」
「うん、そっちがいい」
息子は即答しました。そしてぽろりと一言。
「俺の裸見たら、皆びっくりするしな」
自分の肌のこと、やっばり気にしてるんだな~と思いました。
しかし先生も私も、すかさずそこで突っ込んでしまいました。
「だったら、ちゃんと保湿しろ(させろ)よ!」
「あは~……やっぱり?」
息子はにへらと笑いました。