“活性化”とは、なんだろう。活性化とは、人によっても内容によっても違いがある。例えば、水酸化ナトリウムに水を加えれば化学反応で、活性化するだろう。今回は、十勝の活性化を考えてみたい。
ある人が、お祭りに人が多くでることだと言ったが、それも当たっているだろう。ただ私には、人とのつながりが強くなることが、十勝の活性化のひとつだと思っている。
しかし、少子高齢化もあっていろいろな「会」が減っている。これは、人とのつながりを無くしていくから、十勝の活性化にとってマイナスだろう。日本の高度経済成長期は、1960年代から1980年代をいうが、この時期に多くの「会」ができて、人の動きも活発化しただろう。今は、コロナ禍もあって人流を抑えるために、不要不急の外出を避けるように指示されているので、日本経済もそれほど回復しないだろう。
日本は高度経済成長も終わり、人口減少期に入っているので、日本の活性化は難しいのではないだろうか。ただし、北海道の中でもこの十勝は、札幌圏に次いで人口減少が少ないらしい。そのことが、十勝の活性化に寄与していることは確かだろう。
一方、ある人が幸せの国「ブータン」に行って、“幸せって何だろう”と考えたそうだ。幸せは、人、そして国によっても様々であるが、ブータンの女性の幸せは、“元気で働けること”と言ったことが印象的であったそうだ。従って、ブータンの幸せと日本の幸せは違っているのかも知れない。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 活性化
活性化とは、沈滞していた機能が活発にはたらくようになること。
生物学、医学
生物学や医学においての活性化は、生体内の数々の酵素の働きを示す場合に用いられることが多い。それ以外の場合では異なる事象を表すことがあるので注意が必要である。
地域の活性化
地方自治体や産業界において、「活性化」を名称に持つ組織が多数存在する。「活性化センター」「活性化機構」など。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)