十勝の活性化を考える会

     
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北海道 十勝の深掘り 大津漁業協同組合 浜プラン

2021-10-20 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


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大津漁業協同組合 浜プラン

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浜プランの取組内容

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・当地区の秋サケの多くはサケ加工施設が集積している釧路管内にトラック輸送されているが、近年の運送業界での労働過重対策等に伴い配置可能なトラック不足などから、水揚げ翌日の輸送となり、鮮度の低下による魚価の低下が懸念されている。このため、さけ定置網漁業者(17経営体)と漁協は、衛生管理や鮮度管理を向上させるため、水揚げ後出荷までの低温管理(5℃以下)を徹底するための低温保管施設(ストックタンク)の導入を進めてきたが、更に同タンクのほか貯氷施設についても常備し、海水殺菌装置の活用とあわせて鮮度保持対策の一層の強化に取り組む。あわせて、荷受運送業者と共に鮮度保持の勉強会等を行い、低温管理した状態での釧路管内までの出荷対応のルール化(チェック項目の設定による監視体制)を図る。また、サケの増産に努めるべく、稚魚放流において、これまでの河川放流のほか海中飼育放流のための生け簀の更新・拡張を検討し、生育環境の変化に順応できるように取り組むことで生残率や回帰率の向上を図る。加えて、関係団体とも連携し、河川上流部での植林活動や海岸・漁港の清掃活動のほか油等の流出抑制に向けた啓発活動等の取り組み、海獣被害減少対策、密漁防止のための監視活動等の対策に積極的に取り組む。
・ほっき桁網漁業者(16経営体)と漁協は、鮮度保持の徹底と価格の安定を図るため、市場内に設置する畜養水槽と滅菌海水の活用により、「活」保管を行い、砂抜きの徹底と消費地市場の市況を勘案しての調整出荷や規格再分別化に取り組むべく関係者との調整に努める。