東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

2024年5月 JR大船渡線沿線を歩く旅。(7)

2024年06月09日 | JR大船渡線沿線を歩く旅
2024年5月 JR大船渡線沿線を歩く旅。(7)

2024年(R6)5月12日(日)

陸中松川駅 ―> 猊鼻渓駅 2.0JR営業キロ

駅で一休みをしていると、ポケモントレインがやってきた。





陸中松川駅も停車駅になっているのだが乗り降りする人はいなかった。





窓からは写真を撮る親子連れの姿が見えた。
車窓の風景も楽しめるし車内で子供たちは遊べるし、なかなか良い企画と思う。



駅を後にして歩いていくと「石と賢治のミュージアム」というのがある。



看板を見るとここが「雨ニモマケズ」の道とのこと。






そしてその先の工場の前には人形が並んでいる。





「宮沢賢治と東北砕石工場の人々」と書かれた説明のパネルがある。



昭和6年に撮影された写真を人形で再現したものだ。



宮沢賢治は当時34歳とのことだが見るとみんな若い。
砕石工場だから体力のある人でないと務まらなかったんだろうか。



面白いのは右から4人目の「偶然居合わせた魚屋さん」だ。



写真を撮るときに行商に来ていたのかなあ。



工場はすでに稼働していなくて小さな博物館になっている。



工場の壁には台風の時の洪水の水位が表示されていた。



平成14年になってもまだこのような大きな水害があったのだ。







工場を見てから歩き旅に戻る。



しばらく歩き三菱セメントの工場前を通る。





いまは使われていない大きな住宅もあってこの辺りは以前はかなり栄えていたのだろうと想像できる。



この東山大橋を渡るともうすぐ猊鼻渓駅だ。





猊鼻渓と厳美渓は岩手県県南の有名な観光地で平泉とセットで観光に訪れる人が多い。



猊鼻渓駅に到着。








駅前の広場には藤棚があった。



おお、この駅もポケモントレインの停車駅なのか。



大船渡線は「ドラゴンレール」の愛称がつけられているけど看板はポケモンばかり。



どこにもドラゴンの絵が無いのはちょっと寂しいね。



きょうはこの駅まで。





猊鼻渓駅までのJR営業キロは23.3キロだが実際に歩いた距離は31.5キロだった

17時8分発の一ノ関行きで帰る。

ここはかなり田舎だと思うのだが若い白人男性が猊鼻渓駅から乗車してきた。
観光客には見えないのでこのあたりで英語の教師をしているんだろうかと思ってしまう。

一ノ関駅では乗り換えに1時間以上も待たなくてはならない。
これが鉄道の旅の不便なところだな、田舎は人口が少ないのだから仕方ないのだけれど。

駅そばを食べて空腹を紛らわせる。






コメント
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