職場の秋祭り。

今日は職場の秋祭りがありました。

利用者が生活している各フロア以外にも建物の広場に屋外会場を設営し、ステージではボランティアの太鼓演奏や職員による「よさこい」披露などがあります。

私が勤務する認知棟は午前のうちに屋外のイベントが終わり、フロアに戻って昼食を終えたら14時から縁日をやるとのこと、昨日職員から「利用者も小さい子どもがいると喜ぶと思うから、お子さん連れて来たら？」と言ってくれたので、2人を連れて顔を出してみました。

屋外会場では、焼そばやお好み焼き、焼き鳥などの軽食も用意されており、かなり本格的。

利用者のご家族はもちろん、夜勤明けや非番の職員らもお客さんとして来ていたりと、なかなかほのぼのムード。

焼き鳥を購入してフロアに上がると、ちょうど縁日の真っ最中。

ヨーヨーすくいをしたがる娘を落ち着かせ、とりあえず焼き鳥を食べさせてから、フロアへ放牧ｗ

息子は完全放牧するとエライことになるので、利用者がいるエリア内で見守り強化。

転倒リスクの高い利用者に限って徘徊するため、娘にはあらかじめ「自分からおじいちゃんおばあちゃんに近寄っていかないよう」注意しておきました。
幸い事故がなくてよかったよ。

案の定、子どもの姿を見た利用者はいつもの不穏気味な表情とは違って、明るかった♪
もちろん周りのお祭りムードのせいもあるけど。
とにかく子どもに世話を焼きたがるｗ(普段は自分が世話されているんだけど^^;)、きっと昔を思い出しているんだろうね。
そういう様子をみるたびに、子どもや動物セラピーって有効だろうな～と思う。

職員も若い独身の女性からお孫さんがいる女性、男性まで、こういう仕事をしている人は皆子どもが好きなようで、いろいろ世話を焼いてくれます。
幸せだよね。

そして驚いたのが、認知症なんだけど、私服姿の私を見て「今日は休みで、子どもを連れて遊びに来た」ということを理解している利用者もいるということ！
果たして月曜日、私がユニホーム姿で出勤した時に彼らが今日のことを覚えているかどうかは…(多分忘れているだろうorz)

そんなこんなで1時間半ほど施設内で過ごした後は、撤収作業中の屋外会場で余った景品のオモチャやヨーヨーなどをもらい、帰路につきました。

息子ははしゃぎまくったせいで車中で入眠ｗ
結局4時間昼寝しました。

今日は子どもが利用者と絡んで事故にならないようにと見守り強化していたせいで、全然写真を撮れなかったよ(T_T)残念。
また来年も「お客さん」として行きたいな♪