碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

日本語教育の研修

2009-01-27 21:39:13 | 日記風雑感
日本語教育が、変わってきているらしいので、
1年ぶりに研修会に参加してきました。今までの教え方は
文法の枠にはまりがちで、どちらかと言うと、教える側の理屈を
優先した面があったのですが、それは、読む、書く、という面からの
ニーズが強かった時代の名残があったのですが、コミュニケーション
を重視する最近のニーズに対応した教え方が出てきました。
考えてみれば「はじめに言葉ありき」ですから、文法を知らなくても
コミュニケーションはできます。文法が先にあって言葉ができたのではない
のですから当然といえば当然です。それに気が付かなかったのは
教える側の気負いとか完全主義とか、あるいは、国語教科書文法の呪縛
に気が付かなかったのではないかと、思った次第です。
平たく言えば、学習者に既製服を与えてそれを着こなすことを求めるのか
学習者にオーダーメイドの服を作って着こなすことを求めないのかの違い
ではないかと感覚的に思ったのです。後者のやり方ですと、
教える側の者にとっては、かなり力量がないとできないのではないか
と考えておりますが、学習者にとっては、メリットは大きいかもしれません
日本の英語教育でも「読む書く」より「聞く話す」ほうに重点が
移ってきております。世界は狭くなっているのだ。
けれど、ワシの英語力がつかないのはなぜか、それが大問題です。

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