碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

パーイへ3

2017-04-02 11:40:08 | タイ紀行
朝は涼しいくらいの気温でゲストハウスのあたりを散歩して、といっても小川と竹藪以外何もないのですぐにゲストハウスへもどりゆっくり朝食をとり、9時過ぎにバイクで鍾乳洞のあるメーラナ村へ向かった。国道からそれてミャンマー側へ入ると、黒くすすけた大きな岩などを見上げながら、急な登り下りを繰り返し尾根の上の集落へでた。山岳民族の村らしい。周りには石灰岩質独特の奇妙な山岳地形が見られる。このような地形には鍾乳洞がある。そしてそのあたりには白い粘土があるかもしれない。少し下って小さな盆地状の村があった。メーラナ村です。鍾乳洞への入口になっている。村の奥へ行くと看板があり、小さな小屋に鍾乳洞へのガイドをする人たちが何人か集まっている。そこでガイド料一人200バーツを払って案内してもらう。バイクで鍾乳洞の入口まで行き、そこから中へはヘッドランプを頼りに恐る恐る進んでいく。









地元の村のガイドさんに言わせれば、パーイ周辺には鍾乳洞は数々あれど、ここがナンバー1だという。ガイドするコースもいろいろあり、1日でもすべては回りきれない。半日コース、ダイヤモンドコース、などいろいろある。金額もそれぞれ違うのですが、我々のコースはショートコースともいうべきものです。これが意外に面白かった。鍾乳洞などどこも同じだろうという気持ちはあったが、そうではなかった。神は見捨てなかった。その衝撃的写真がこれだ。ハイハイ、三歩下がって、押さないで押さないで。


                      
                      
                      

                      
                      
                       






はっきり、くっきり、しかりと見届けてください。これから二度と見れません。大変貴重な写真です。見物料はいりません。お賽銭をおいてってください。古今東西、東の国からこんにちわ、西の国からこんばんわ、南の国からあなかしこ、恐れ多くもかしこくも、これにみえるは虫仏(ムシホトケ)本邦初公開の御姿なり~。曰く因縁は後回し、六つきむいかの断食行を今なお修める虫法師、娑婆に未練の煩悩をさらりと捨てたこの姿。わが身にかえて世の邪気を一心不乱にはらうなり~ 。というわけで、この写真が意味するものを、ご理解できましたでしょうか。この洞窟の奥深くに隠れ6カ月もの断食行を継続中のバッタです。タイの人は仏様に例えて、捕まえたりつついたりしないよう気を付けております。このバッタをよく見ていると確かに生きているのです。ヒゲを動かしてあたりをうかがっているのが分ります。けどじっとしたまま動きません。このまま成仏していくのでしょうか 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・   世の中には不思議なことがありますね。野暮な推測ですが、6か月前というと乾季になったころで、冬眠?に入ったのではないかとか、山の野焼きを避けて逃げ込んだのではないかとか、いろいろ考えてはみますが、納得できる答えは見当たらないので、やはり虫仏様ととらえるのが正しいのかもしれません。ありがたや、ありがたや・・合掌






これも仏様?でしょうか。いや観音様でしょう













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