碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

チェンマイ便り

2018-07-21 10:24:23 | 日記風雑感
暫らくブログを書いていないと、ブログにログインするのにパスワードの請求画面が出てきた。パスワードなんか忘れているので、いろいろ調べているうち、ブログに何を書くつもりであったかを忘れてしまう。とりたててトピックがあったわけではなく、ボケ防止のつもりで書くような気持ちでいるから、とりあえずブログを開いてみてから書くのがワシ流です。よく言えばフレッシュなひらめき、次々につらなる連想の波、インプロビゼーションの興奮を書きとめるのが表現としては面白いのではと思っております。ゆえに、何かを書こうと初めから決めていないわけで、最初の一滴のインスピレーションを頼りとしている。今回その一滴は「ジェットストリーム」の城達也のナレーションだったのだが・・

とりあえず、コーヒーを入れて次の一滴をカップに溜まるのをまつことになるわけです。・・・コーヒーといえばタイはコーヒーの産地となっております。去年だったか一昨年だったか、タイの山へ行ってコーヒー豆の採取を手伝ったことがあります。地元の山の住人つまり山の少数民族の人たちといしょに手で赤い熟れた実を一つ一つつまんでいく作業です。他の産地ではどうか知りませんが、タイでは山の斜面に栽培しているので機械は入れない、どうしても人間の手でつまんでいくよりほかにないわけです。ですから、昔の日本の田植えや稲刈りとおなじで、多くの人手を要するしごとなります。いまや山の民の収入源として重要な作物になりました。かつては山で生活する少数民族の人々の収入源は芥子の実つまり阿片の元を栽培していたのですが、有名な黄金の三角地帯では政府の監視が行き届かない武装勢力の元で、大々的に栽培がおこなわれていたわけで、世界的な阿片の供給地となっていたのです。その金を目当てにラオス政府はおおきなカジノを作ったくらいで、何にもない農村にどでかいカジノの建物が金ぴかの外観で建っているのが異様です。けど機会があったら覗いてみたい気もあります。博打は癖になるというのは、成功体験が忘れられない快感なんですね。もう生理的な快感なんです。脳がそれを欲するのです。ヤバいです。セックスと似てます。こちらは齢とともに低下しますが、博打の快感はそうはいかない。禁断症状があるくらいで、ソワソワ、イライラ、落ち着かない。ワシも経験したことがある。昔、済州島です。なんか知らんけど、ルーレットで、連戦連勝で舞い上がった約50万円のチップを山積にしてワシはこれで食っていけるのではないかと思ったものだ。周りのお客が寄ってきて、ギャラリーに囲れてワシはその時大スターになったと思った。映画に出てくるようなさすらいのギャンブラーだ。マックィーンのプールバーでのセリフを呟いていた。「じゃ、またな」・・。あれから40年いまだに脳裏にある。



タイ政府が芥子の栽培を禁止してから、山の民の収入源として代替作物がいろいろ試されて今のコーヒー栽培が定着したのは、ここ20~30年で、コーヒを飲む習慣はタイ北部では最近といってもいいぐらいになってのことです。喫茶店が雨後の竹の子のようにできて、ここチェンマイでも、30m歩けば一軒カフェがあるほど多くの店がある。値段は最低はアメリカンで20バーツから100バーツ約70円から350円ぐらいでしょうか。ここのコーヒー文化はヨーロッパおそらくイタリア?の影響を受けていて、メニューは、エスプレッソ、カプチーノ、モカ、アメリカーノ、などそれぞれのホットとアイスがありアイスが若干高い。日本式のアイスコーヒーと言うのはない。みんなシェイクして、ミルクと氷を混ぜて出てくる。すべて試して見たわけではないが、ここぞというカフェに入ってみるのは、楽しいものです。ワシはアメリカーノのホットしか飲まないので、それを基準に味比べしております。最近のおすすめはニマンワンの新しくできた店でナインワンと言う店です。店は大概はがら空きです。したがってサービスがいい。WIFIもあるし、味にこだわる人で、値段を気にしない人は一度覗いてみたらいい。ちなみにアメリカーノのホットで90バーツです。クッキー付です。もう一軒はシリマンガラジャンのソイにある店安くてくつろげるWIFIありの小さな隠れ家的な店です。名前は秘密です。人が来るとくつろげないので・・すいません。ちょっと有名な店は、アカアマカフェ、アヌンサンストーン聾学校からお堀へ向かって2本目ソイを右に入ったところです。ファランご用達の感じです。ここでピーベリーの豆を挽いてもらって飲むのもいい。70バーツです。酸味のきいたコーヒーを飲むならワットプラシンの近くアカアマで・・しかし、なんだかんだ言っても一番利用するカフェは実はチェンマイ大学のなかにある。ここの大学にはいたるところにカフェがあり、学生相手なので値段が安くアメリカーノで20~30バーツ約70円から100円です。店はほとんどオープンエアーです。つまり外にテーブルがあり木陰でコーヒーを飲むのがいいのです。アメリカーノのホットを飲むのはワシしかいないので、すぐ顔を覚えて、黙っていてもそのコーヒーが出てくるのも気分がいい。若い女学生や小鳥や野良犬を見ながらくつろげるのです。先日は、店の人に「いつも見るけど、先生ですか」と訊かれ、いや先生ではなく居候ですと答えようと思って、居候の英語は何と言うのかわからずゲストだと言ったら、若い先生か講師の人が、どこの学部ですかときくので、インダストリアル・ケミストリーですと答えると納得した顔でうなずいた。いままで、どこのおっさんか怪しまれていたのかもしれないが、ゲストということでけりがついたらしい。しかし、ゲストと言うのは客員教授と言う意味もあるのではないかとふと思ったりした。マイペンライ・・

さて一杯のコーヒーから話が始まって次の本題に行きたいのですが、まだ思い出さないので、コーヒーも入ったことですので、ブレイクさせてもらって・・・・何だったかな。本題は・・




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