碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

ネパールは燃えているか

2006-01-15 21:42:43 | 日記風雑感
先日予想していたことがいよいよ現実に
なってきました。昨日毛沢東派武装組織による襲撃が、
いよいよカトマンドゥに迫ってきました。
カトマンドゥ盆地の西と東での同時襲撃があり、
警官が11人殺されました。インドへ通じる
交通の要衝をおさえ、首都を包囲する作戦か、
事態は緊迫しております。マオ派は、警官や治安部隊
の襲撃に限定しておりますが、これが、国軍に向かうと
一気に後戻りできない状況になります。事実上の
内戦突入の口火になります。言わば王党派に対する最終的な
宣戦布告です、血を血で洗う全面的武力衝突にむかいます。
2月選挙を前に一気に武装蜂起する可能性もあります。
国内の諸勢力は、議会の再開を要求しているが、国王は
それらの勢力を敵に廻しても、権力を維持する力は国軍
のみです。しかし、国軍は私兵ではない、どう動くか
が今後のネパールの運命を握っている。だからマオ派は
国軍を襲撃しないのではないか、というのが今までの
見方です。2月をまえにぎりぎりの選択を迫られている
のは、マオ派であろうか、国王であろうか、いよいよ
クライマックスに近づいています。
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