碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

雪が降ると

2006-01-14 21:18:05 | 日記風雑感
山のほうでは雪でかなりしんどい思い
をしているということですが、
昔38豪雪という歴史に残る大雪が
一週間以上降りつづきまして
すべてが雪に埋まってしまったとき
私は中学生でした。交通機関は全て止まり
鉄道と道路は地図から消えました。
街は陸の孤島になり、食料燃料の輸送が
途絶えてしまいました。
屋根からおろした雪で道路は埋まり
二階の高さまで達しておりましたが
それでも学校だけは今から考えると不思議ですが休校にもならず
通学しなければなりませんでした。私の場合校区の端から端まで
バスで通っていたのですが、けなげにも歩いて学校へ行きました。
道路はなきに等しく、人の家の庭を横切り、屋根を歩きながら、
最短距離を探して、学校まで歩いた記憶があります。
大変な思いをしているというより、楽しい思い出なのですが
ふつうに歩いても1時間ぐらいかかるので、このときには
2時間ぐらいかかったかも知れません。
そんな記憶が染み付いているので、大雪というのは
それぐらいのもんでないと、大雪という実感がないのです。
現在は町の中は融雪道路になり除雪機械もあり
かつてのようなことは無くなったと思っていますが
津南町の様子をTVで見ていると、あのときのことを
思い出します。自然の力には勝てません、人間の
文明なんかとるに足らないもんです。
しんしんと降る雪に耐えるしかない
雪国の人びとの気持ちは雪の無いところの人には
分からないかもしれませんが。
写真は去年近くの里山で撮ったカモシカの親子です
最近カモシカが増えております。昔みたいに
警戒心がなくなってきています。
そのうち奈良の鹿みたいに、街中に出てきて
せんべいなんかねだるようになるかも


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