碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

AV女優「蒼井そら」を知っているか

2010-11-06 10:45:24 | 日記風雑感
尖閣問題を見ていると歴史はこうやって作られるのかと勉強になります。いろいろな、勢力の絡み合い(秩序)が、ある日、偶然に酒乱船長の暴走によって一気に崩れてしまい、二度ともとには戻れない一歩を踏み出してしまったかのような状況になっております。船長の行為が計算されたものかどうか知る由も無いが、故意に船を衝突させているのは事実だと思います。単に個人的な感情の赴くままに行動したとしても、歴史はそれをどう見るかはまた別の問題です。彼は祖国の英雄ということに今はなっておりますが、中国政府は内心どのように思っているのか知りたいところです。中国政府の本音と建前がどのようなものかを知ることがこの問題を解く重要な鍵なんですが、それをお互いに読み違えていくのが歴史の常なんですね。まして、今の日本の政府、なかんずく外務省の官僚には、そんな能力があるとは思えない、せいぜいワインとシャンパンを買いあさって儀典外交しかやってこなかった無能な外交官の天下り先が大使館であることを考えれば、本音の情報が手に入るわけが無いのです。冷戦時代の外交はそれで事足りていたのかもしれませんが、かつての帝国主義時代に戻ったような露骨な国益中心の今の時代に、適応できていないように思われます。えらそうなことを言ってお前は何を根拠にそんなことを言うのかといわれるかも知れませんが、ワシの場合は新聞やTVやインターネットでの情報だけなんですけど。一般的な人の情報入手手段と変わりないと思っております。いわば平均的な日本人?の情報量だと思っております。特別なチャンネルがあるわけではありません。ですから、間違っているかもしれないのは重々承知なんですが、だからと言って、意見を述べることに躊躇することにはなりません。賢明な読者はアホなおっさんの意見として判断していただいていると、思っております。アホな意見でも言った者が勝ちというが、ディベートの法則です。中国の意見を見れば判ると思います。しかし、最近尖閣問題の情報については、疑問を持っているのです。日本のメディアに対してはその傾向を知っておりますから、それなりに読むのですが、中国のメディアとなると、おぼろげな情報しかないので、その背景を想像するのは、難しいのです。人民日報や光明日報、あるいは環球時報などの意見が目に入るのですが、これらのメディアは中国政府の代弁者なのでしょうが、少しぐらいは自主性があるのかよくわからないのです。我々に届く中国の情報は、これらの大メディアがほとんどですから、ついつい、これが中国の意見だと思いがちになるのですが、13億の人間が一枚岩になって、一つの意見を持つというのはありえないことで、大メディア以外の情報こそリアリティーがあると思っているのです。これは中国人にとっても同じことで、たとえネットに多くの規制がかけられた中でも、情報は流通するのです。特に政治的なグループにはもはやネットが無ければ、活動できないぐらい、重要なものとなっておるようです。政府系の大メディア以外のメディアはないのかと思っていましたところ、組織としてのメディアは規制の対象ですから、存在できないので、残るは、個人の発するツイッターです。もちろんここにも規制の手が伸びてはおりますが、それを全て取り締まることは、できないので、カリスマツイッターといわれる人々のサイトが人気なんだそうです。その一つに日本のAV女優蒼井そらの中国語サイトがある。もちろん中国人のサイトが多くあるのですが、中国では、個人対政府というきわめて、現代的な構図が日本以上に鮮明に現れているのです。しかも彼らは無力ではない。個人でも500人の賛同者を集めれば地方の役所ぐらいには圧力をかけられる力を持つこともあるらしいのです。中国のオピニオンリーダーである安替(アンティ)の意見によるとそのようなことがでてきます。このような我々には見えにくい、まっとうな考えを持った人々が中国に存在するということを知って、ツイッターもバカにならないと思ったしだいです。安替のツイート<fontsize="3">
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